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【プラゼレス墓地からの市電に乗って装飾芸術美術館他】ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019

2019-10-23 | ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019
最終日、地下鉄を巡った後は、プラゼレス墓地へ向かった。
なぜ墓地へ行くことになったかといえば、前々日、ツィッターで話した方の情報で、
ポルトガルの墓地が面白い、タイルもあるかも?とのこと。
たしかに、シンガポールでも墓地でマジョリカタイルが使われていたので、
こんなにタイルが豊富なポルトガルならタイルが使われていても不思議ではない。
タイルがあるかどうかは不明だが、リスボンに行けそうな墓地があったのでとりあえず行ってみることにした。


墓地へはラト駅からバスに乗っていくことに。
ラト駅でバスを待つ間、周辺を少し散策。
文房具屋さんのステンドグラス。



グリーンのラインで描かれたタイルがきれいな集合住宅。




こちらも二階以上の壁にカラフルなタイルが貼られてる。






扉周りに貼られてたレリーフタイル。


ベージュのカラーの濃淡が上品で美しい。


そしてバスに乗って墓地前へ。
プラゼレス墓地は9時に開くというので、開門時間ちょっと前に到着。



墓地前のカルサーダス。


こちらの墓地は裕福な家庭や有名人のお墓が多いそうで、立派なお墓が並んでいるという。
正面の教会の周りに、



教会のミニチュア版みたいなお墓がずらりと並ぶ。
残念ながらタイルはなさそうだけど、


バラエティに富んだお墓はこれはこれで興味深い。
真ん中のお墓は天辺がロープ状に縁取られてる。


尖塔アーチ窓が並ぶ立派なお墓。


ギリシャ神殿風もあり、


十字架モチーフの変わったデザインのものも。


窓ガラスには


色ガラスが使われていたり、


シンプルな建物に繊細な細工の扉がはまっているもの。


凝った彫刻やレリーフがついたもの。


教会かと思うような立派な建物だったり・・
裕福な家のお墓が多いというが、日本のお墓から考えるとひとつひとつのスケールが相当大きいなあ。


リボンの感じがアールヌーヴォーっぽい。


各お墓それぞれ、お家柄が出ているというか、それぞれにオリジナリティーが
あって、興味深かった。


お墓見学後は、路面電車はまだ一度も乗ってなかったので、ここからは路面電車で一気にアルファマにある装飾芸術美術館へ行くことに。
ちょうど墓地前に市電28番線の終着&始発駅があるのだ。


路面電車に揺られながら、車窓を楽しむ。
エストレーラ聖堂。
道幅ぎりぎりいっぱいの路地もあったりで、遊園地のアトラクションのように
楽しかった。


そして、装飾美術館のあるポルタス・ド・ソル広場へやってきた。
ここで電車を降りる。
サンタ・ルシア展望台からは目の前に絶景が広がる。


テージョ川に大きな客船が停まってた。


展望台のすぐそばのサンタ・ルシア教会。


アズレージョが描かれた教会の壁面。
新婚カップルの写真撮影が行われてた。





小花が描かれた手描きのタイルも。


そして装飾芸術美術館へやって来た。
建物は17世紀に建てられたアズララ宮殿を利用したもので、ポルトガル、そして旧植民地の家具調度品、金銀細工、絵画、磁器、テキスタイルなど、銀行家のコレクションが展示されている。


美術館内は元邸宅だけあり、あちこちがアズレージョで装飾されていて、建物もみどころに。





中庭の壁面にもアズレージョが飾られていて、


デルフト風の可愛い花や鳥などが描かれたタイル。


ノーブルホールといわれる部屋。
宮殿時代の壁のアズレージョに、カーペットや家具がマッチしていて、
博物館の展示というより、邸宅を見学しているかのよう。


植物の中に動物が組み込まれた刺繍のタペストリーや大きな染付の壺などは
東洋のコレクション。



脚が人魚と獅子でできているオリエンタルな雰囲気満載のチェスト。


ミュージックルームといわれる部屋には家具と共にクラシカルな楽器の展示が。


ヘキサゴンルームと言われる六角形の部屋。
天井装飾や天井の廻り縁の漆喰装飾などが緻密な小部屋。



クリーンマリアルームは華やかで軽やかなロココ調の天井装飾に、
豪華なシャンデリア。


そして腰壁のタイルが特徴的だった。


洋風の手描きのタイルかと思いきや、シノワズリなテイストも見られて面白い。


ベッドルームはブルーのアズレージョに真っ赤な壁紙




キング・ホセルーム。


部屋毎に、アズレージョの作風もがらっと変わる。


フラワーベース柄に、


デルフト風小花柄などなど。
こちらの博物館ではタイルも部屋の内装も楽しむことができた。



帰り道、お昼ごはんに、通りかかりのお店で、バカリャウのコロッケ他、いろいろ
テイクアウト。
もう時間がないので、食べながら、更にタイルハントしながらホテルへ向かうことに。


こちらもタイルがかわいい陶器のお店。


ちらりと覗いた、洋服屋さんの床。


あまり見かけないブラウン一色のタイル。
デザインが可愛い。












飴色タイル。


爬虫類のような、怪獣のような?二匹の顔が見える。
ボーダー状に貼られた二種類のタイル。




こちらはアートなタイル。


ステンシルのようなプリントタイル。


タイルとタイルの間は補修のため?同じ色目の違ったデザインのタイルが貼られてた壁。


ホテルの近くに戻ってきて、まだロクに食べてなかったエッグタルトを。
一日目にタルト生地の重いものしか食べてなかったので、これが本来のエッグタルトか~と、美味しさにうなった。


この日は昼過ぎの便でバルセロナへの移動日。
急いでホテルをチェックアウトして、地下鉄で空港へ向かう。
空港のあるアエロポルト駅のタイル。







全力投球したリスボン3.5日間。
あっという間だったけど、濃いい旅ができて大満足!
この後はスペインのバルセロナへ向けて出発。

あっ、ポルトガル編、まだ終わってなかった・・
この後、ポルトガルのディティール編として、扉、取っ手、ポスト、顔編が続く予定。

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