m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

橋本・多津美旅館のステンドグラスとタイル

2017-09-14 | 建築巡り・街歩き【京都】

多津美旅館へはやをりきのおかあさんが何度か電話してくれたけど、つながらずで

直接行ってみると、やはりお留守のようだった。

玄関前の縁台に座って休んでおられたお隣のおばあちゃんとちょっとお話しながら待っていると、

自転車に乗って帰って来られた!この日は娘さんの所へ行かれてたとか。

やをりきさんで紹介して頂いたと言うと、どうぞ~と玄関を開け放ってくださった。

 

おおーーっ、これこれ!

7年前に訪れた時は、玄関は目に入ったものの、写真はちょっと・・という感じだったのだけど、

今回はにこやかに招き入れて頂け、タイルのすばらしさなどを伝えると、

皆さんにそう言われる、と誇らしく思われてるようにも見えた。

う~ん、7年前と、やはり住民の方々の反応も違ってきてるような・・

 

 

元ダンスホールがあったというこちらの旅館ならではのダンスする男女のステンドグラス。

素敵だなあ。

 

 

その隣の壁に貼り巡らされてる泰山タイル~~

 

 

均窯釉なのか、この釉薬の発色が最高~

 

 

そしてこのかつてダンスホール入口となっていたというアーチが玄関入って右手にそびえる。

夜に明かりの灯った入口はさぞ艶やかだったんだろうなあ。

 

 

 

 

  

ステンドグラスと泰山タイルのコラボが美しい。

 

 

アーチ両脇につくアールデコ調な照明もいいなあ

 

 

タイルは布目タイルや型押しタイル、釉薬の色合いで変化がつけられていた。

ステンドグラスを引き立てるようにちょっと渋めのタイルたち

 

 

ステンドグラスも光を通すともっと美しいんだろうなあ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして床のタイルは年季が入り、結構擦り切れていたけど、たしかに泰山タイルで見たことのあるデザインがちらほら。

 

 

当時はもっと華やかな色合いを放っていたんだろうなあ

 

 

 

 

様々な大きさ、形のタイルがランダムに貼られている。

 

 

 

 

天井を見上げると、格天井にステンドグラスの照明が

鳥が巣を作ってる?!

 

 

廊下の先は食堂へ続く扉

 

 

現在の多津美旅館の玄関扉。

この扉を開けると、あのようなタイルとステンドグラスのパラダイスが広がっていようとは~

 

 

元ダンスホールであった食堂にあるステンドグラス。

ここで一旦多津美旅館を後にし、その後Mさんと合流。

Mさんは前回見せて頂いた多津美旅館のおかあさんにお礼を言いにゆくということで再びやってきた。

そこで更に元ダンスホールだったという食堂を見せて頂けることに。

 

 

食堂には、アーチ窓に挟まれたバラをくわえた女性のステンドグラスがあって、

元ダンスホールの雰囲気を醸しだしていた。

 

  

 

 

 

この照明もレトロ

 

 

色ガラスの入ったアーチ窓

 

 

残念だったのはこの外から見える尖塔アーチのステンドグラスがこの冷蔵庫とテレビに隠されていて見えなかったこと。

あ~、もったいないけど、このくぼみはちょうど冷蔵庫を入れるのにぴったりスペースだなあ。

 

 

先ほど玄関から見えていた食堂のドア。

このデザインも斬新

 

 

もう一つの扉はカラフルな色ガラスが入れられてた。

 

 

そして後ほど裏手に回って川沿いに建つ多津美旅館を見てみると、玄関からは想像できないくらい

かなり奥行きのある建物だったことがわかった。

念願の多津美旅館、満喫できてよかった~

 

 

コメント (2)
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