m's diary

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イケフェス2016【Growtecture S&三井住友銀行大阪本店ビル&大同生命大阪本社ビル他】

2016-11-25 | イケフェス2016



ガスビルツアーに参加した後は、ちょうど公開中の建物をみて回ることに。
Growtecture Sは老舗の広告代理店宣成社のオフィスビル。
平成14年に遠藤秀平設計により建てられたもの。





ファサードはガラス張りでコンクリート打ちっ放しの壁面はS字状につながっていて
大小様々な大きさの窓枠?がリズミカルに散らばっていてとても面白いデザイン。





1階のギャラリーには建物と同じ設計者による家具もユニーク。









2階へ上がる階段。
見学はここまで。





その後は三井住友銀行大阪本店ビルへ。
1期、大正15年、2期昭和5年に建てられた銀行らしく重厚感のある巨大な建物。





ファサードにはイオニア式オーダーが堂々とそびえたつ。









エントランスにあった鳥?の顔のガーゴイル






照明





今回公開されていた共用応接ロビーの天井のステンドグラス。
かつては営業室として使われていた空間。
天井いっぱいに広がるステンドグラスが圧巻!





ステンドグラスはアメリカ製。

さらに現在の営業フロア(撮禁)も公開されていたのだけど、ここが圧巻すぎる空間で驚いた。
コリント式のオーダーが立ち並ぶヨーロッパの宮殿?のような重厚感と高い天井はガラス天井になっていて
豪華さが半端ない大空間に圧倒されてしまった。





そして大同生命大阪本社ビルへ。
平成5年建築
大正14年にヴォーリズ設計により建てられた旧ビルのイメージを踏襲したものだそう。





最大の特徴ともいえるスーパートラス
強度を保つため、10cm幅の鉄骨1200トンを使用しているとか。





旧ビルの屋上に設置されていた尖塔が移設されている。





ビル内へ入ると1、2階が吹き抜けとなっている天井にステンドグラスが全面に入れられている。
旧営業室の天井を再現したものだそう。








現在資料が展示され、メモリアルルームとなっている部屋は、旧営業室の天井や壁面の意匠が再現されている。




こちらのステンドグラスも復元されたもの




柱の上部のレリーフなどは旧ビルの部材を再使用したもの。








そして山内ビルの前を通って、、









最後にやってきたのはリバーサイドビル。
昭和41年に岸田日出刀設計により建てられた。




中は特にこれと言った特徴がなさそうな平凡なビルに見えたけど、今年登録有形文化財になったばかりだとか。

これでやっとイケフェスで訪れたレポが終了~
思う存分建築を楽しめた2日間だった!

コメント
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