今年最初の建築巡り講座で京都の復活教会と紫明会館へ訪れた。
京都復活教会は昭和11年、ヴォーリズ設計により建築。
聖堂内は木造の小屋組みとステンドグラスが美しかった。
教会は以前に一度見学したことはあるけど、この日は教会と一体化している幼稚園の方も見せていただくことができた。
紫明会館へ向かう途中に通った京都教育大学付属小学校。
スクラッチタイル貼りの不思議な外観は寺院風の屋根が乗った帝冠様式で建てられたもの。
設計は紫明会館と同じく京都府営繕課の十河安雄だそう。
こちらの入り口には色の入ったガラスブロックが左右対称に入れられていた。
紫明会館は昭和7年京都府立女子師範学校の同窓会館として建てられた、スパニッシュ風の建物。
現在はデイサービスセンターとなっている。
丸窓の面格子が凝っていて建物の素敵なアクセントになっていた。
玄関ホールには尖塔アーチ風な窓が並んでた。
1階の事務所や3階のホールも特徴的な意匠が見られた。
最後に案内してもらったのは元薬局だった建物。
肉厚のタイル尽くしの外壁が圧巻・・
玄関周りも同じタイルで埋め尽くされていた。