m's diary

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揚輝荘・聴松閣その一

2014-01-08 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】



覚王山で楽しみにしていたのはSさんに教えてもらっていた揚輝荘の建築巡り。
揚輝荘は松坂屋の初代社長伊藤次郎左衛門祐民によって築かれた別邸。
最盛期にはその1万坪の敷地に移築、新築された建物が30数棟もあったそう。
その中で現在、揚輝荘のランドマークとなっている聴松閣へ。



聴松閣は昭和12年に建築された迎賓館。
ハーフティンバーの外観、ベンガラ色の外壁をもつ山荘風の建物。

石張りの柱が重厚な雰囲気の車寄せ。





車寄せの天井飾り





玄関扉





玄関扉周りには緻密な彫刻や透かし彫りが施されている。






玄関照明





内部は木材がふんだんに使われ、柱や扉、梁、階段などには斧やちょうなのはつり跡を
そのまま装飾にした「化粧なぐり」といわれる技があちこちに見られる。









階段は堅い栗の木が用いられてるそうで、その栗の木を透かし彫りにした装飾も。





旧食堂もふんだんに木材が用いられ、落ち着いた空間に。
現在はお茶が飲める喫茶室になっている。





食堂床の化粧。





食堂の暖炉は古代瓦が埋められた面白いデザイン。





いとうの文字が入った飾棚。(復原)





復原された半八角形のサンルーム。





サンルームの部屋の四隅に付けられた照明。

更にこの後は驚きのインド様式で造られた地階や各国様式がミックスされた2階へ・・

コメント
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