タイルタペストリーの製作にあたって、釉薬の色合いを見るためにテストピースならぬテストグラタン皿を作った。
テストした後、使い道がある方がいいかとグラタン皿にしたのだった。
釉薬の性質上、相性の悪いものだけは避けて、見てみたい組み合わせをいろいろ試した。
結果、やっぱり最後に白萩を掛けることで釉薬の色に化学反応?が起こり、思わぬ窯変が現れるということがわかった。
これは右上に青色釉に白萩、左上に織部に白萩、下部は青色、織部、最後に白萩を重ね掛け。
これは紫釉と均窯が混じり合ったところに白萩を重ね掛け。
均窯に白萩は織部に白萩よりやわらかく好きな色かも?
でもインパクトには欠けるかも・・
これもおもしろい色合いが出た。
濃いい青色のなまこにイラボの黄土色が少し飛んで、その上から白萩がいい仕事してる~
これは織部、黄瀬戸に飴。
この組み合わせも落ち着いていて好きかも。
これは赤色釉にイラボ、白萩。
赤色はこの中では少し浮いた感じの色だけど白萩が掛ることでやわらかくちょっとかわいい色に仕上がってる。
さて、この中でどの組み合わせを使おうか?
またはもう少し別の組み合わせも試してみようか??
タイルの方は着々と?量産中。
メインとなる14㎝四方のタイルは3パターンの図案を考え中で、
まずは我が家の名字のイニシャル「T」をモチーフにしたデザインを考えてみた。
油粘土を使って彫り込み具合を確認・・
そして今日は石膏型を使ってこれだけ作ってきた。