m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

ニューリー株式会社見学

2012-08-16 | 工場見学・社内見学&子連れイベント


KTCものづくり技術館に訪れた後は同じく久御山にあるスキャナーの会社「ニューリー株式会社」へやって来た。
スキャナーといえば、コピーとどう違うのか?いまいち理解してなかったのだけど
ここへ来てスキャナーのすごさを思い知ることになったのだった。





こちらの見学は最後のコーナー以外は撮影禁止だったので、なかなかそのすごさを伝えることは難しいのだけど、
パンフレットの中から一部、この油絵などはスキャンしたものであるにもかかわらず
実物は油絵の具の塗り重ねた凸凹感や絵の具の質感などが思わず触ってしまいたくなるほど忠実に再現されていた。
このスキャナーではA1サイズまで厚さ10cm、10kgまでの原稿のスキャンが可能だそう。
油絵以外にも木版や織物やレースなどまるで本物と見紛うばかり。





他にも立体物をスキャンできる六面立像スキャンや刀剣専用刃文スキャン、超高精細空間スキャンなども。
実物を何倍にも引き延ばしてるにもかかわらず、ぼやけるどころか質感を損なわない再現性にも驚いてしまった。

写真は最後に記念撮影にどうぞ、と言われたコーナー。
京都岩倉実相院の床みどりが再現されている。
金色の襖絵に自然の緑、床に写り込んだ緑が本物のよう。
今までこの金色を出すことが難しかったのだそうだが、見事に金色が再現されていた。





襖絵に気を取られてしまったけど、畳や机なんかも地味ながらおもしろい。

これらのスキャナーは博物館から美術館、建築業界から、テレビなどの舞台セットなどなどあらゆる分野、業界で活用されてるそう。
最先端のスキャン技術を楽しめた。

コメント (2)
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