m's diary

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小林一三記念館

2010-11-05 | 建築巡り・街歩き【大阪】



毎年恒例の池田の文化探訪ラリーが3日から始まっている。(7日まで)
ちょうど小林一三記念館(旧逸翁美術館)がリニューアルオープン?してからまだ訪れてなかったので今日は池田に行ったついでに見に行った。
通常だと小林一三記念館+逸翁美術館で入館料1000円のところ、7日までは無料で入れる。
土日は混むだろうから今日行っておかねば~と;





エントランスホールの鏡と照明。
以前は館内は撮影禁止だったが、記念館に変わってからよくなったみたい。





玄関扉の重厚な取っ手





小林一三氏の肖像画がスポットライトを浴びてた。
肖像画は今まで掛かってたものと違うなあ。
手前の照明のデザインも素敵。





吹き抜けの大きな広間。
ここから先はレストランになっていてレストランに用のない客は立ち入り禁止。
以前はここにも美術品の展示があったが、レストランのお待ち合いのようになっていた。





アンティークの調度品がいくつか飾られていた。





フランス・セーブル窯の飾り壺かな?





ろうそくを灯したような豪華なシャンデリアが高い天井から下がる。





元々あった暖炉兼飾り棚





大広間から二階へ上がる階段。
舞台を思わせるような立派な造り。





照明器具が場所ごとに違っていて、どれも美しいものだった。
これはレストランへの廊下に下がっていた照明をガラス越しにとったもの。





二階の展示室の照明も形、模様共とてもかわいかった。





二階の暖房器具のグリル。





そして逸翁美術館だったころは閉ざされていて、足を踏み入れたことがなかった部屋がいくつか新たに公開されていた。
こちらは書斎。
造りつけの本棚にどっしりした机、外国製の繊細なランティング・ビューローなどが置かれていた。





応接室は意外と質素な感じ。





流しのついた客室だったか?
床は板張りで、天井は天窓が明るく、網代天井に。





二階にあったバスルーム二つのうちのひとつ。(客人用?)
もう一つの方は白で統一され木製のバスタブで西洋式にトイレと同室になっていたが、
こちらはかわいらしいピンクの日差しの明るいバスルーム。





二階の和室に付けられた洋風のベランダの柱。






庭園の方から見上げたところ。





庭園から建物を見ると正面玄関からとは雰囲気が違って和風色が強い感じ。





庭園には茶室が三つある。
茶室「即庵」は昭和の名席の1つと言われ、当時では珍しかったという椅子を置いた立礼式の茶室。
茶道を堅苦しいものと考えず、誰もが気軽に楽しむべきという発想がうかがえる。





こちらは茶室「人我亭」
毎年こちらのお茶室では小林一三の命日である1月25日に、逸翁忌茶会が行われる。
以前に私が参加した時にはたしか当日先着順、無料だったが、今では事前予約で会費1000円が必要なよう。





こちらは能勢から移築したという正門の「長屋門」。
この門と記念館となっている「雅俗山荘」茶室「即庵」と「費隠」「塀」が登録有形文化財となっている。

この後は楽しみにしてた美術館の方の特別展「中国陶磁の美」を観に行った。

コメント (4)
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