m's diary

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③香川への旅【宇多津・多度津・高松の近代建築】

2010-01-14 | 香川への旅2010



宇多津の「おか泉」では私もやっとその日の朝食となるうどんにありつけ、その後近くにある登録有形文化財、倉の館三角邸(旧堺家住宅)へやってきた。
倉の館三角邸は肥料販売業で財を成した堺芳太郎氏が昭和初期に接客用のお座敷として建造したものだそうで内部の床の間や廊下、玄関には入手困難な銘木がふんだんに使われ、贅を尽くした建物になっている。
現在は町の多目的施設として利用されているそう。





建物の一隅には避雷針のついたとんがり屋根の洋館がある。
アーチ窓のステンドグラスは町の施設になってから新調されたものだそう。





宇多津の後は多度津にある洋館二軒を見に行った。
ここは道路を挟んで向かい同士に二軒もゴージャスな洋館が建っているすごい地帯!
こちらは昭和15年建築、国登録有形文化財の山本医院。
昭和の建物とは思えない凝った装飾が見られた。





現在も内科医院として使われているようで、ちょっと玄関に足を踏み入れてみた。









そして山本医院の斜め向かいに建つ旧楽天堂医院は大正元年の建物。
外観がすばらしく濃度の濃いゴージャスな洋館!
現在は印刷屋さん?の店舗として使われているよう。









玄関ポーチの柱は豪華なコリント式。





こちらは宿に向かう途中高松の鶴市町で立ち寄ってもらった高松市水道資料館PR館。
大正6年建築、登録有形文化財。
高松の近代的水道施設の創設当時から事務室、宿直室として使われていたそう。






高松市水道資料館PR館と同じ敷地内に建つ高松市水道資料館歴史館。
大正7年建築、登録有形文化財。
元、ポンプ所として建てられたもの。
改装中のようで中には入れなかった。









そしてほぼ通り道という理由で最後の最後?に立ち寄ってもらった三木町池戸公民館。
大正8年、木田郡役所新庁舎として建築された建物で、郡制の廃止後は香川県の蚕業試験場や農業試験場を経て昭和58年に池戸公民館として開館されたそう。
屋根の上に載ったドーマー型換気塔がアクセントに。




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