m's diary

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丹波立杭やきものの里を歩く

2008-04-09 | 建築巡り・街歩き【兵庫】



陶芸美術館の前後に立杭の窯元の町並みを歩いた。
この日はほんとに気持ちのいいお天気!
前日に行った五月山のお花見の人ごみとはうって変わって、立杭は自然がいっぱい山に囲まれた静かな町。
人は一人も歩いていない・・





やきものの町だけに橋の袂には壷が置かれていたり、道路に陶板がはめ込まれていたり、案内板が猫の置物だったり、町中がやきもの尽くしなのが楽しい!













窯元の風景が好きなので以前は日本全国の窯元巡り、よくしてたが子供が生まれてからはなるべく避けていた。
そろそろお店に入っても大丈夫な年かなあ~と思ったがまだまだとんでもなかった…





絶対に陶器に触るな!と言っても息子はすぐ手を出そうとするのでヒヤヒヤ;
挙げ句の果てにこの笛を買ってくれ~!とダダをこねる始末…
この笛って・・これ一万円もするオカリナ!
これは子供のおもちゃじゃない!とたしなめると、小さいのでいいから・・って
小さいのでも六千円するから!!
もう何を言い出すかわからずひやひやするので店を出る。
あ~でもこのオカリナいいなあ・・きっといい音がするんだろうなあ・・





立杭に現存する長さ47mの最古の登り窯(明治28年構築)県指定文化財










ここのお店は外からも見れそう~とちらりと覗いてるとお店の奥さんが出て来られしばし話を聞かせて頂く。
左の方の素焼きの壷や水差しなどは登り窯で3日かけて焼いたもの、
右手前の方の小皿などはガス窯で焼いたものだそう。
やっぱり手間暇かけて登り窯で焼いたものはいい感じの色合いだ~
松の木の薪を使うとこういう色合いになり、ひのきだともう少しあっさりするのだとか。





庭に無造作に置かれていた大甕は江戸中期のものだそう。
ここのお宅は植木とやきもののコラボですてきなお庭が作られていた。





以前にはなかったおしゃれな感じのお店。





古民家がギャラリー兼ショップになっていて土足のまま上がれる。





ディスプレイが素敵





この後立杭「陶の郷」という施設へ。
リニューアルオープンしたらしく、以前は入場無料だったのに有料になってた・・
ここは立杭にある約50軒の窯元の作品を買うことが出来る窯元横丁や陶芸教室、レストランなどが揃っている。





この辺りはやっと桜も咲き始めたところだそう。
この日は久しぶりに静かな窯元のある町並み散策を楽しめてよかった。



コメント (2)
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