m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

名古屋近代建築巡り④~文化のみち二葉館(旧川上貞奴邸)

2007-06-16 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】



白壁界隈の一角にある旧川上貞奴邸。
大正時代、世界的な人気を誇った女優マダム貞奴と電力王と呼ばれた福沢桃介が
ともに暮らしていた邸宅を移築、復元したもの。

約二千坪の敷地に建つ和洋折衷の建物はその斬新さと豪華さから「二葉御殿」と呼ばれ政財界人や文化人のサロンになっていたといわれる。











1階の大広間には電力王であった福沢桃介が電気により家の明かりを外へ美しく見せる、ということを考えて大きなステンドグラスが二つもはめられていた。





2階へ通じる螺旋階段。
2階には名古屋ゆかりの文学者や文学作品などの資料展示が。








和室は建設当初のままであり、国の文化財として登録された。
調度品などは当時のものが展示されている。


詳しくは名古屋近代建築巡り編②にて↓
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10155915/




コメント (7)
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名古屋近代建築巡り③~撞木館(旧井元為三郎邸)

2007-06-16 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】





動物園後子どもたちが車内で爆睡中、訪れた白壁界隈。
この辺りは明治、大正の頃時の財界人たちが建てた日本家屋や洋館が連なる閑静な街並み。
豪雨の中、内部公開している旧豊田邸、故春田邸、そして撞木館(旧井元為三郎邸)を回る。(外観写真は翌日晴れてから再び訪れて撮ったもの)
旧豊田邸の係員の方に撞木館が昨年から内部公開できるようになったばかりと聞いてやってきた。

陶磁器輸出などで財をなした井元為三郎により600坪の敷地に建られた和洋折衷の屋敷でこの洋館部分はスペイン瓦が使用されている。





玄関部分は陶磁器商なだけに信楽焼きで焼かれたアーチが貼り付けられている。





玄関ポーチにはしゃれた星型の青い外灯が。





入ってすぐの二間続きの洋室。
この辺りのお屋敷は和洋折衷のものが多い。
係員の方にお聞きすると外国との取引のあった会社が多かった為、自宅に招いての商談がスムーズにいくために洋風の応接室や客室を設けたとのこと。
2階には商談に来たお客が宿泊するためのゲストルームも設けられてあり、ちゃんと洋式のバスタブとトイレがあったのも興味深かった。





洋室のドアにはさまざまなエキゾチックな模様の造嵌が。






中庭部分から和館を望む。
中庭にはお茶席「撫松庵」がある。





洋館の2階にはステンドグラスの欄間が美しい~!

翌日にはこの館でフルート演奏の催しが開かれるとのこと。
今もこうして手入れされ、生かされている館の数々、すばらしいことだなあと思うのでした。

詳しくは名古屋近代建築巡り編①にて↓
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10155898/

コメント (2)
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