シジャギパニダ

韓国留学準備、韓国留学、そして日本に帰ってきた今。

玄風館

2008-02-15 11:41:20 | 旅行(韓国以外)
博多に行ってきました。

引越ししてから2ヶ月半。
比較的早い再福岡です。

しかし、博多ってあんまり「見る」ところがないのよね。
食べ物は、もうこれでもかってくらい美味しいものがいっぱい、食べたいもの満載な土地なんだけど、見てまわるにはちょっと弱い。
なので博多に行く方は「食い倒れ」でお願いします。
ラーメンはおやつ感覚ではしごしていただき、水炊き、モツ鍋など堪能してもらいたいと思う。

さて、今回私達が水炊きもモツ鍋もパスして向かったのは「玄風館」(千代)という焼肉屋さん。
博多まで行って、焼肉?と思われるかもしれないけど、いいんです!
住んでいた頃から噂は常々聞いていたけれど一度も足を運べなかったので、今回はリベンジです。
「玄風館」って名前の焼肉屋さんは福岡でも数軒あるようなんだけど、私達が行ったのは千代という所にあるお店。
千代という土地は在日韓国・朝鮮人が多く住む地域で、韓国食材やらキムチ屋なんかもあったりします。
新大久保や鶴橋のようなコリアンタウンのように集中していないんだけど、美味しい韓国料理のお店がちらほらあるようです。
「玄風館」は、辛めのタレにあらかじめ漬け込まれているカルビやホルモンが有名で、辛いんだけどその辛さがたまらないと評判だそうで、今回その味を体験するべくお店へGO。

入るときは一見躊躇してしまうような古いたたずまいのお店なんだけど、入るとなんだか懐かしい雰囲気がします。
メニューのない店で、注文は韓国人のおばさんがしきります。
旦那が生ビールを頼んで、「うちはビンしかないの」と言われ、早速一見さんを露呈してしまった私達でしたが、その後は、お店のおばさんの言うとおりに注文。
まずはカルビとホルモンをいただきました。



あまり辛くしてもらわなかったのに、やっぱり辛くてビールが進みます。
そのうちその味に慣れてきて、もう少し辛くてもいいかもと思ってくるのが不思議。
さらに豚バラを注文。
これはソウルで食べる豚バラよりは薄い。しかしソウルで豚バラの味を覚えた旦那は満足そうにいっぱい食べていました。
私はソウルで辛い焼肉というのを食べたことがないので、韓国焼肉は通常辛くないと思っています。
たまたま出会わなかっただけかもしれないけど。
なので「玄風館」の味は、日本人のイメージする韓国焼肉という印象でした。
日本で食べる美味しい韓国焼肉でした。

お店に来る客はほとんど常連のようで、お店のおばさんに親しげにカタコト韓国語で注文をしていたりします。
韓国と日本が混在する店でした。

残念なのは看板メニューのテールスープを頼むのを忘れてしまったこと。
これだけが悔やまれます。

ちなみに、カルビ、ホルモンを2人前、大瓶ビール2本、豚バラ1人前、ナムルで7千円でした。
何がいくらなのか最後まで分からなかったです(笑)。
韓国オモニの雰囲気を味わいたい方は是非行ってみてください。
また福岡に行く際には立ち寄りたいお店です。



チャルモゴッスムニダ
私が唯一話した韓国語
もうちょっと話せばよかったなー。