映画 「津軽のカマリ」
カマリとは 「匂い」
高橋竹山のドキュメンタリー
その人生は過酷すぎる。
想像を超える毎日だ。
竹山が生きた時代 津軽では
盲目の男は 三味線を弾いて家々のまえで門付けをして
いくばくかのお金などをもらい旅をする。
時に 乞食と言われ 石を投げられる。
16歳でたったひとりで生きていく。
いつだったのか お金がなくなり
餓死寸前で助けてくれたのは
朝鮮の人だった、と生前の竹山が語ったことを
お弟子さんが話し
「アリラン」という曲を弟子が弾くシーンが印象深い。
たっぷりと2時間近くをまさに「津軽の匂い」に、ひたった。
今 ipodを聴きながらブログを書いている。
BGMはもちろん 「津軽じょんがら節(中節)」
曲の冒頭 ジャジャーン と入るところが
たまらなく好きだ。