明け方の4時、下から突き上げるような揺れに飛び起きた。
家族をたたき起し「全員洋服を着て集合!」と号令をかける。
避難用のリュックに猫のフード3種類(3匹とも違うものを食べているもんで)
トイレットペーパー、ティッシュペーパー、お金、携帯、靴下、下着・・・
もっと大切な何かがあるだろう・・・後で気づいた。
水がないじゃないか。
あわてていたのだ。
昨日のうちに用意しておけばよかった。
そして猫の見廻りにいく。
ハルンとすずはいつもと変わらず私にまとわりつく。
いち君は昨日からの揺れで
ただならぬ雰囲気を感じているようでキャットタワーに隠れてしまう。
朝になりお店に出勤した。
食器はすべてしまって扉をガムテープで止めておいたので被害は最小限だった。
しかし壁に3か所大きな亀裂が入っていた。
東北地方の被害の大きさに言葉がない。
今朝の朝日新聞「天声人語」より。
「夜が明ければさらなる被害が確かめられよう。
生命、財産、故郷の街並み。
失われたものの大きさに打ちのめされる人たちとの絆を失うまい。
こんなときにつなぐための手が、私たちの心にはある。」