Ribbon cafeブログ

中味はコテコテの喫茶店でござります。

一汁一菜

2009-07-09 11:23:44 | 食・レシピ

Photo 一汁一菜。

ごちそうが並ぶのも嬉しいが

日々の食事はこれでいいと思う。
雪国は保存食が多く、うちでは常備菜がいつも何種類か食卓に出ている。

美味しいのだが、野菜のエネルギーが無くなったにい菜やフウキの佃煮、そして昨日のおかずが何品か・・・。

食卓が茶色なのだ。

わたしはできたてのおかずを1品だけ食べたい。

その一品の味だけをじっくりと味わいたいと思う。

だから私が食事当番の時は豪快に大皿にドーンと一品と味噌汁、

ほかにはサラダぐらいというのが定番である。

だいぶ昔、NHK特番で行革の土光俊夫氏の食事風景が映し出された。

夫婦2人で食べる食卓は玄米と菜っ葉の味噌汁、そしてメザシ。

「一汁一菜」という言葉が強く記憶に残った。

そして昨日の夕食

わたしが当番なのだが、母が食材を買ってきてくれた。

献立はニシンの塩焼き、そしてあさりの味噌汁である。

しかしやけにあさりのパックが小さい。

開けてみると9個しか入っていない。6人家族で9個のあさり・・・。

いくら一汁一菜と言ってもこれでは「一碗一貝」ではないか!(そんな言葉ないけれど)

家族みんなでニシンを黙々と食べる。

「このニシン美味しいね~」誰も味噌汁について触れない。

汁をかき回してもあさりは1個。2個なら大当たり。

でも、記憶に残る夕食になったことは確かだ。

※写真は一汁一菜とは関係ありません。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ほほえましい食卓です。 (ゴッチ)
2009-07-10 20:20:19
ほほえましい食卓です。

ほんとやさしいご家族ですね~。

お土産は東京バナナではなく、お味噌汁の具になるような物がいいかな?
返信する
えーと、文字にすると微笑ましいのかも知れません... (リボン)
2009-07-11 18:34:38
えーと、文字にすると微笑ましいのかも知れませんが、実際はかなり悲しい感じでした。だってあさり1つって・・・、汁しかないのですよ。
お土産はもちろん東京バナナでよろしく。
返信する