ファンタスティック

柏VSサントス。


グッドゲームでした。

柏も持てる力を出しきったと思うし、90分を通して退屈することなく見れた初めての試合かも知れません。


個人技。

解説者も幾度となく触れていましたが、サントスを見てこの言葉の本当の意味がわかった気がします。

個人技と聞くと、私たち日本人の頭にはどうしても

・ワンマンなプレー
・自分が自分が、というプレー

を思い浮かべてしまうと思います。

しかし個人技の本当の意味は、各々のプレイヤーに蹴る、ドリブルする、守る、判断する、そういうサッカーに必要な技術が高いレベルで備わっていて、その結果高いパフォーマンスを披露できる、ということだと思いました。


日本人の文化として、形を重んじる、というのがあると思います。

国技である相撲にしろ、単なる格闘技にとどまらない様式美を兼ね備えた神儀という側面が強い。

茶道にしろ、ただお茶を飲むという行為に様式美を求める。

その結果、形を重視する文化のなかで、ここ一番のときにハイリスクを負ってでも自分一人の力で得点しないといけないサッカーという競技は、日本人からしたら難しいのではないでしょうか。

その文化はそのままサラリーマン文化ということに繋がりますが…


初めて見る、バルセロナ。
期待したいです。


おわり。