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或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

やっと王手ですよ、ロジャー

2009-06-06 23:00:26 | 【スポーツ】素人感覚
 気持ち的にメインは第2試合なので、それをちゃんと見るためにいろいろ準備をしてたんでゴンザレスvsソダリングはほとんど見れてません。すみません。でも2 sets downからゴンザレスも良く盛り返しましたよ。最後の最後で息切れしてしまいましたけど(涙)。というか、ファイナルセットはリードしていたのにねぇ……もったいないよう。

 で、日本時間0時過ぎってな具合に始まりました、デル・ポトロvsフェデラー。ここから2時とか3時とかになるのはきついなーって話だったんですけども(笑)

 立ち上がりは、今大会見た中ではかなり良かった方ではないかと思われるフェデラーです。足も良く動いて、ネットプレイの応酬にも負けませんでした。ただ、デルポのサービスゲームをデュースまで持っていくけど、アドバンテージも取るんだけど、デルポが要所で踏ん張ってブレイクしきれない状態でもありました。
 そう思ってたら第5ゲームはいきなり0-40で(笑)2本返すものの、最後はラリーを制しきれずに結局先にブレイクされてしまったロジャー。またですかっ。やはり長い試合になるのか……最後まで見ずに寝なくてはいけないのか、私。

 というか、この近辺からフェデラーのミスがまたまた出てきました。ネットにかけるのもそうだし、第7ゲーム0-30からのダブルフォルトとか(汗)。
 あと、デルポのサービスが良かったですねー。フェデラーがリターンに苦しんでるのを見ると、これはブレイクしようがないかもということで諦めましたけど、それにしても第9ゲームも0-40になってしまってましたからねぇ。出だしが良かった分、後から来ましたかね。そんなわけで、第1セットはデルポの6-3。デルポとの対戦でフェデラーが初めて落としたセットになりました。

 第2セットも頭からはらはらしっぱなしで(笑)とにかく、サービスブレイクができないならタイブレイクに持ち込むしかないじゃないかって感じなのですが、今のままではタイブレイクでもミニブレイクできるかどーか怪しい。しかし、せめてセットオールにもってってくれないと、寝るに寝られないではないか! という心境になっておりました。(もうこの時点で既にかなり眠かったので、最後まで見るのはやめとこうと思ったのでした……)
 とか思ってたら第4ゲームはラブゲームキープだし、いいのか良くないのかよくわかりません、ロジャー。サービスはもちろん悪くなかったんだけどやっぱりブレイクチャンスがなかなかやってこないんで、ハース戦じゃないけどロジャーがどうというより(ミスが良く出ていたのは事実ですが、それ以上に)デルポの状態がよかったんでしょうけども。
 第7、8ゲームはお互いラブゲームキープでした。しかしなんというか、デルポのサービスゲームではどうしても押し込まれているフェデラー。リターンが短くなって、デルポは常にベースラインの上か1歩中でプレイしてたように思います。

 で、結局お約束のタイブレイク。
 この時点ではどっちに転ぶか全然わからなかったし、デルポの方が勢いありそうだなと思ってました。が初っ端の1本目、ネットに打って出て押し切れるはずだったポイントを落としてしまったデルポ。ここで得たりとばかりに鬼ロジャー発動、サービス2本をがっちりポイントに繋げて、3-0から最後は7-2でセットオールに。このタイブレイクはデルポにミスが続きました。

 しかしこれで流れが一気にいかない本日、第3セットも開始早々にまたしてもロジャーはブサービスレイクを食らってしまいました。結局寝るに寝られない(笑)。眠いんですけど。明日仕事行かなきゃなんですけど~。
 第2ゲーム、こっちが忘れたころにドロップショットを使ったりしていたフェデラーですが、あの1本は良かったんだけどとにかく全体的にデルポをもーちょっと後ろに下げて動かさないとどーしよーもない感じ。サービスゲームではもちろんそれができてるので、結局はデルポのえらい調子のいいサービスにどう対処するかに尽きるように思えました。
 まあそれは当たり前の話なんですけど、まさに「それができりゃ苦労はしない」という感じの本日のデルポのサービスです。フェデラーには全っっっ然ブレイクチャンスがやってきません。逆に第5ゲームではまたまた15-40のピンチを迎え、なんとかデュースに持ち込んでキープ。

 しかしそれもやはり長続きはしませんでした。第7ゲームではネットプレイの応酬となった1本を落として、こめかみのあたりを叩くようなしぐさを見せたロジャー。ちょっとフラストレーションが溜まっているのかも、という感じ。結局デュースとはなったもののキープできず、5-2でデルポのServing for the setへ。
 これをデルポがラブゲームでキープし、セットカウントはデルポの2-1。いよいよもってこれは危ないのではないかと思えてきました。ここまで4つもブレイクされてるのに、ブレイクバックどころかブレイクチャンスは第1セットの2つだけ……ロジャー、押されっぱなしです。実際、カウンターチャンスを待ついつものやり方ではなく、いつになく先手先手で攻めまくってるデルポ。

 この時点で夜中2時。
 せっかくラファもああ言ってくれたのに、ロジャーは見えないプレッシャーに圧し潰されてしまうのか。明日も仕事行かなきゃなんないし、いかんもう時間的に無理。これで第4セットで負けたら、余計寝るに寝られなくなりそうな気がしましたので、なんとかしてくださいよロジャー、頼みますよーととりあえず願うだけ願って寝ることにしました。

 そして朝起き抜けにおそるおそる結果を見てみました。
 ロジャー、逆転勝利で決勝進出!!
 本音で言えば「見とけば良かった……」って話なんですけど、それよりも何よりもまず、「良かった……勝ってるよ……」と布団に突っ伏すしかない状態でした(笑)。怖かったですよロジャー本当に(汗)

 しかし第4セットの6-1というのもびっくりしたので、録画して朝見てきたという人に聞いてみたら、第4セット途中からデルポが突然崩れだした感じとのこと。曰く、「フェデラーは鮮やかなドロップショットを連発し、揺さぶりをかけると、20歳のデルポトロはにわかに崩れ始めた」らしい。前半はけっこうドロップにもついていってたと思うのですが、ラリーの流れの問題なのかな。モンフィスが言っていた「彼が早々に決めにくるときなんかは、自分がどこで待つべきかがわからなくなる」という状態だったのかもしれません。わかんないけど。
 しかしデルポにももちろん勝てるチャンスがあったわけなので「接戦だったから、悲しい」と、この敗戦には今まで以上に悔しい思いをしているみたいです。しかし、「ボソボソとした朴訥な口調」って、全豪OPの時もそんな感じで、敗戦という事実を受け入れるまでの精神状態がそうさせているのかと思ったんですが、単に普段からそうなんですかね(笑)。いや、今回だって充分しょんぼりする試合ではあると思うんですけどね。
 ただサーフェスの違いこそあれ、今までのようにあっさり勝てる相手ではもうなくなったと、フェデラーも実感する試合になったんではないでしょうか。うかうかしてられません、本当に。決勝のソダリングもずっとゾーン状態っぽいので、まあ今日のように胃の痛い試合になるんでしょうなぁ。うう。

 ……というわけで現在は女子のファイナル、サフィナvsクズネツォワが進行中。
 第1セットはいきなりのブレイク合戦から始まり、最後は第9ゲームでクズネツォワが1 break upとしてそのままサービスキープして6-4に。
 そして現在第2セット第2ゲームに入りました。「無冠の女王」の返上に意気込むサフィナ、盛り返せるでしょうか。


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