過客

all are brother
ネ・ウテルの探究
歴史を観、今に生き、未来に向かう

京都の旅④ 京都御所その2「紫宸殿」

2023-03-03 | 日記
「紫宸殿」(ししんでん)
京都御所におけるもっとも格式の高い正殿
即位の礼など重要な儀式がここで行われる
平安時代の建築様式で建てられており
安政2年1855年の造営である
「御箇条の御誓文」はここで行われた
明治、大正、昭和、三代の天皇の
即位の礼はここで執り行われている
有名な左近の桜と右近の橘が配置さているが
今は冬季のため右近の橘は覆われ保護されている


「高御座・御帳台」(たかみくら・みちょうだい)
紫宸殿の中央に天皇の御座「高御座」があり
その脇に皇后の御座「御帳台」が置かれている
即位の礼などで用いられている調度品
現在ある「高御座・御帳台」については
大正天皇の即位式に際して製作された
大正天皇と昭和天皇の即位の礼で使用になり
平成天皇と今上天皇の即位の礼の際には
東京の皇居宮殿にてご使用になった
これは写真のみの展示です


「建礼門」(けんれいもん)
御所の南向きにある正門である
即位の礼など紫宸殿で行われる
重要な儀式の時に開かれた
現在は天皇陛下及び国賓が来られた際のみに
使用される格式の高い門である

コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする