私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ。タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!さらに地元の生き物探しへ!

メジナ(グレ):思惑通りよの!の巻   釣査121種目

2017-09-17 18:32:58 | 海水魚
2017年9月17日(日)

7日前、いきつけの漁港で釣りをしたときのこと。

体長12cmほどのメジナ(グレ)である。


磯釣りのスーパースターをとうとう征服したのである。


1ヶ月以上前から、この漁港の突堤を幼魚の小さな群れがつっついていた。
ゴカイをソット落としても逃げてしまうので、相手にせんことにしてたのだ。
も少し大きくなったらな。

そのときがきたのである。
半月前から海流にのってだろうか、カワハギやアイゴの幼魚が釣れだした。

この日もエサを落とすとアイゴの子が群らがってくる。
チャンスである。
メジナの摂餌スイッチをオンにしてやればいい。


作戦は次の通りである。
1.エサをそっと落とす ⇒ アイゴの子が食いもんじゃ!と群がる
2.アイゴの子の口は小さい ⇒ 大きめのイソゴカイをつけとけば食えずにワーワーキャーキャーする
3.メジナの幼魚が「どうしたんでぃ?」と近づく ⇒ 「どけどけい! ワシのエサじゃい!」とうばいとる
どうだい? 見事だろ?
回転ずし屋さんで、欲しくないのについ食べてしまった経験はみんなにもあるハズ。

そんな場所をそっと探すか、その時をじっと待つかすればいいのだ。
突堤を歩いて試してみるケド、メジナは神経質なんだろうね、逃げてしまう。

じっと待つことにした。

かみさん、あきれて荷物まとめて去ってった。


かみさんには後で謝ろう。
今は、メサキのメジナ、水中に集中じゃ。

フフフフフフ・・・・・・こうして作戦通りのことが水中で展開されたんである。
ワハハハハハ・・・・・・口の皮1枚でかろうじて釣り上げたんである。

それにしても、体色がコロコロ変わる。
手のひらだと、よく釣り図鑑で見る色に。


地面に置くと、生態写真の図鑑の色に。


そして、透明観察ケースに入れると、白い斑点が出るんじゃね。初めて知ったわ。


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