炎と水の物語 2013 Apprehensio ad Ignis et Aquarius.

広大な宇宙を旅する地球。私たちは今、どの辺にいるのでしょう. 

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なぜ、イギリス人が?

2005-01-10 | 前兆・予知
英国の小学生が、プーケット島で、百人もの命を救った背景を、更に考えます。
急激に引いていく潮を見て、学校で習ったばかりの津浪の前兆、と悟ったティリーちゃんの賢さも、さることながら、
これを聞いて直ぐに、ホテルへ駆け込み、警告を発した母親も、なかなかのものでした。

ここで、イギリス人の誇りとするオペラ『 ピータ グライムズ 』 `PETER GRIMES"を紹介いたしましょう。
20世紀の天才作曲家、ベンジャミン ブリテンが、1944~45年に作曲したこのオペラ、主題は「 嵐 」。戦争とは何かを表現しているとも、言われています
( あらすじ  カンティクム・カンティコルムさんのブログ

イギリス人の絶賛する、このポピュラーな、鄙びた海浜の物語には、繰り返し、繰り返し歌われる合唱の一節があります。
序幕とそれに終幕で、潮のざわめきのように、静かに、低く深く歌われるその合唱、それは、巨大な引き波の力と、暗い夜に、すべてを黒い海に引きずり込む、恐怖を歌っています。

イギリス沿岸には、巨大な波の伝説が、残されています。
時にそれは、嵐による巨大な波頭であり、地震による大波であったりします。
実際、1755年のリスボン沖地震には、リスボンを壊滅させたほか、英国南部を津浪が襲い、1756年には、北海沿岸に地震があったようです。冬の低気圧による、大波は有名。
こうした音楽の中で、繰り返し(リフレイン)は、作曲者の強調に、ほかなりません。

プーケット島マイカオビーチで、ティリーちゃんの言葉を聴いた母親は時に、潮騒のざわめきに『 ピーター グライムズ 』の響きを、思い出したのかも知れれません。

潮の満ち干は休むことなく
広い海峡を満たす
やがて引き潮は大いなる力で
深い海の底へと引き込まれる..


追記. 2月6日ご協力頂きました、ブログ カンティクム・カンティコルム様はじめ皆様に、厚くお礼申し上げます。

追記.1月11日(火).
この美談の現場となったとされる、ホテルの前の海は,比較的水深があり津浪が高くならなかった事、浜の幅が狭くホテルに直ぐ隣接していたため、連絡と避難が、容易であったことも幸いしたようです。
また、この付近は、タイで唯一、海亀が産卵に訪れる海岸です。
亀クン、安全な所を知っていたんですね。 なんたって、縁起物ですから。
前回の「現代の稲むらの火」へ、貴重なご意見を頂きました皆様に、重ねてお礼申し上げます。
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14 コメント

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リンク (筆者)
2005-01-11 09:56:20
オペラ『ピーター グライムズ』の概要

http://www.oncueonline.com.au/oncue/archive/sydney/grimes/index.htm#details



http://www.musicweb.uk.net/SandH/2004/Jan-Apr04/grimes2912.htm



イギリスロイヤルオペラ

http://www.rohedpetergrimes.org.uk/index.asp

http://www.rohedpetergrimes.org.uk/pgs/main/news_story.asp?id=1

http://info.royaloperahouse.org/Synopses/index.cfm?ccs=467&cs=1510
はじめまして、火影です (火影三代目)
2005-01-12 10:54:53
トラックバックおおきに。

ここからでもできるのですね。

便利な世の中になりました。

古来からの知恵ですね。

のどもと過ぎればなんとやらで、人間も忘れる動物だとよく知っている方が、作ったのでしょう。



感動しました。
火影三代目さま、ようこそ。 (U-1(YUICHI))
2005-01-12 20:05:45
コメント、ありがとうございます。

安政の大地震両川口津波記の石碑、貴重なものですね。文字が、だいぶ風化しているようですが、戦災などためでしょうか。

どうか、大切に保存されてください。



スマトラの巨大地震の周期は、230年説があり、こちらも石碑が、必要なようです。
『稲むらの火』がNHKテレビに!? ()
2005-01-12 20:15:53
U-1さん、こんばんわ^^





今新聞のテレビ欄を見ていましたら、

今晩(1/12 21:15)NHK『その時歴史が動いた』で、

”稲むらの火”の五兵衛さんのモデルー浜口梧陵さんのことが放映されるようですよ!





早速、見ます。 (U-1(YUICHI))
2005-01-12 20:54:06
お知らせ、ありがとうございます。



この前の記事に、海亀の神秘?について書きました。ご笑覧下さい。



私は、一市民です。

こちらの「歴史学者」の地方史の本には、子供向けのものも含め、津浪という文字が、なぜか、ありません。

こちらでは、遠足の子どもが、地震で潮の引いた浜に、連れて行かれ13人も死んだんですよ。

田舎というのは、本当に、恐ろしいものです。

大切なことは、人任せにはしないことです。



酒田の大火は、江戸時代なども何度もありましたが、

多く、防風林を伐採したすぐ後に、起きています。



お知らせ、本当にありがとうございます!
ブリテン (fond101)
2005-01-15 10:59:47
トラックバックありがとうございます。

ポルトガル沖地震があったとは、知りませんでした。断層があるんですか。

そうすると、ジブラルタルの先のアトランティス大陸伝説は真実であるかもしれないですね。

200 km WSW of Cape St. Vincent (U-1)
2005-01-15 11:20:33
The earthquake began at 9:30 on November 1st, 1755, and was centered in the Atlantic Ocean, about 200 km WSW of Cape St. Vincent. The total duration of shaking lasted ten minutes and was comprised of three distinct jolts. Effects from the earthquake were far reaching. The worst damage occurred in the south-west of Portugal. Lisbon, the Portuguese capital, was the largest and the most important of the cities damaged. Severe shaking was felt in North Africa and there was heavy loss of life in Fez and Mequinez. Moderate damage was done in Algiers and in southwest Spain. Shaking was also felt in France, Switzerland, and Northern Italy. A devastating fire following the earthquake destroyed a large part of Lisbon, and a very strong tsunami caused heavy destruction along the coasts of Portugal.



http://www.soc.soton.ac.uk/CHD/classroom@sea/portugal/lisbon_quake.html

トラバありがとうございます。 (「爆音!クラシック突撃隊♪」の隊長)
2005-01-15 11:50:12
歌詞カードは、輸入盤のCDなので読めません(涙)



ストーリー無視で純粋に音楽として聴いている段階デス。
fond101さん、ようこそ(^^)。 (U-1)
2005-01-15 11:59:23
リスボン沖200kmの地震は、リスボンを火災と大津波で壊滅させました。高野長英が、詳しく情報を集めて、書き記しております。



プラトンの記す、アトランチスですが、大陸が当時、沈んだ痕跡は否定的です。

マディラ、アゾーレス、カナリアの火山諸島の何かの、地変を言っているようです。

この辺が、大噴火すると、フロリダまで、津浪が襲うと、されてはいます...

クラシック突撃隊♪の隊長さん、お知らせありがとう(^^) (U-1)
2005-01-15 12:35:54
あのオペラ、実は、昔の漁村のすごい方言なまりで、書かれていて、英語に強い人でも、難物だそうです。

GRIMESの言い回しも、ひどく、こむずかしく、GERMANSをもじってるとかです。

 す、すみませんでした。



それにしても、爆音ってとこ、すごくいいですね(^^;(^^;!!!

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