雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

突拍子もない話

2010-04-03 04:32:11 | 発想$感想
★昨日の朝日新聞
『「大阪都」へ橋下新党22人』という見出しが1面トップを飾っている。

突拍子もない話だが、面白い。
大阪市は市長も市議も冷ややかだが、流れは多分この方向に動くだろう。

いろんな難しい問題はあるのだろうが、現実に今のままでは大阪の発展が見込めないであろうし、
関西圏の中心として『大阪都構想』の方が『関西州へ一歩前進』だし、
何となく元気が出るような雰囲気の話である。

WTCビルへの移転や、関西空港問題などとの整合性もあるような気がする。

何よりも橋下さんの関西圏に対するビジョンや戦略性も感じるし、既に22人の核が出来たことは、来年の選挙に向けて大きな流れになるような気がする。


★私の周りの『突拍子もない話』は、
昨日も書いた、兵庫県三木市のベンチャー企業『ノヴァエネルギー』が掲げる
『潮流発電』 『海流発電』の事業展開である。

鈴木清美さん、一人の会社に昨日二人目の女子社員が加わった。
今はたった二人だが、関連があったり応援しようという方は、結構周りには多いのである。

一昨日川重のOB会相信会の会場でも、社長の長谷川さんとこの話は雑談でお話した。
直接川重が関係する段階では勿論ないのだが、『ノヴァエネルギーの潮流、海流発電』が
雑談にでても、何となくスーッと話が繋がるぐらいは繋がるのである。

★こんな話も、流れで大きく変わる。
この3月から、国会の予算委員会でも、直嶋さんや、前原さんという直接担当の大臣が『潮流、海流発電の技術支援』に触れた答弁をされている。

環境省は地球温暖化対策事業の事業支援に『ノヴァエネルギー』を指定認可した。

環境問題に熱心な公明党は従来からも支援体制だが、更に強化する方向のようである。
『ノヴァエネルギー』には敏感な大企業は、電力も電器も接近の姿勢でコンタクトが既にある。
3年間もノヴァエネルギーを追い続けてきたNHKもまた近く取材に入るらしい。
間違いなく追い風の流れなのである。

★私自身も、今までいろいろと現役時代から、新しくオモシロいことは数多く手がけてきたが、
これは『斬新性』も『その規模』も『公共社会性』も何よりも『その展開の柔軟性』において、群を抜いてオモシロいのである。

一応は、個人ではなく、
鳩山さんの言う『新しい公共=NPO』The Good Timesとしての公式支援である。
メンバーには衆議院議員もいるし、かってカワサキのメンバーも、三木市役所のメンバーも大物も小物もみんな横一線に並んでの支援体制である。

昨日、ノヴァの社長の鈴木清美さんは入社式の挨拶で
『淡路岩屋の潮流発電』で早ければこの5月にもスタートするが
『明石淡路大橋の橋脚にセットする中型の潮流発電』
『太平洋の黒潮を利用した海流発電』
さらには、この発想の起点となった
『フロリダ沖の世界最大のメキシコ海流での海流発電』

とその夢は無限に広がるのである。

★太陽光、風力など発電の種類もいろいろだが、
今は世界の流れは『原発である』

昨日の朝日には、『転機の原子力 ルネッサンス』という大きな特集記事が載っている

確かに原発は今、世界の流れである。
その最大の利点は、『発電量の規模』だろう。

風力も太陽光も原発のその規模には、どうしても太刀打ち出来ないのである。

★今はたった二人のベンチャー企業『ノヴァエネルギーが提案する海流発電』は、

いろんな問題はあるにせよ、
その基本的なコンセプトに於いて、十分原発に対抗する、或いはそれを凌駕する発電量を
産み出すことが可能なのである。

いろんな問題は、そんなに難しくなく解決できるはずだと、私などの技術の素人は直ぐ思ってしまう。

●利用するのは自然エネルギー、地球の自転が止まらぬ限り流れ続ける世界の海流
●24時間、365日、太陽光や風力と違って100%
●回転体から産みだす発電量はたとえ小さくても、量で対抗すれば無限とも言える。
●それを繋ぐ本体は、新しい構造物ではなくて、海に浮かせたタテ型の船である。
●それを繋ぎとめるのは碇
●問題は発電量とそれにかかる費用との事業性の問題だが
●これは量産事業である。量産によるコスト低減は従来の造船業などの常識を覆すものになるだろう。
●何よりも、原発を誘致するときの住民の説得や、廃棄物の処理など一切ない。

こんな基本コンセプトは、技術屋さんが直ぐはまる、発電量の計算や、生産管理上の問題点などを相殺して余りある『いいものをいっぱい』持っているのである。


★確かに、『突拍子もない話だが』 
オモシロいことに、この数ヶ月で『潮流発電』も『海流発電』も
何となく『市民権』を得てきたような客観情勢である。

これが口コミのオモシロさ、ネット社会のオモシロさである。

3月にスタートした『japannovaenergyの公式ツイッター』は、既に1200人を越えるフォロワーを引き連れて、毎日確実に情報は伝わり、

更にその機能の『リツイートRT』という機能は、所謂口コミ機能なのだが
『rfuruya1 まるでエイプリルフールのような1日でした。http://rfuruya2.exblog.jp/ そんな1日の出来事を。今年の4月1日、忘れることはないでしょう。
約5時間前 webから
japannovaenergyがリツイート 』

と私のツイッターもブログも
こんな風にRTされてノヴァの1300人のフォロワーに伝わって、更にRTされていくと無限とも言える広がりを持つのである。

そんな広報の世界の『ソフトやノウハウ』をNPO法人The Good Times は担当している。
このNPOの副理事長のタッチャンが、ノバエネルギーの総務、企画部門を担当するし、メンバーの中の専門の広告担当企業が広報の基本戦略を担当してくれている。

ホームページやブログ、さらにはツイッターネットの世界の最先端部分を利用して、
『異種、異質、異地域をみんな繋いで楽しい時を過ごそう』というNPO法人の広報力の質は、決して一流大企業などにも負けてはいない水準と自負している。

世の中の先端を走る事業だから、その広報も世の中の先端を走りたいと思っているのである。

『突拍子もない話』はオモシロい。
コメント
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