The Holy Garden 歳時記 2

ガーデナー・サンドニが、秘密の花園の美しい四季をご紹介します。

ガーデンのホスタ そこそこ大きめBー2

2014年05月30日 | ガーデニング
まもなく5月も終わり、だいぶん蒸し暑くなってきましたね。
軒並み30℃越え。ただ、太平洋高気圧ではないので、朝夕がしのぎやすく、熱帯夜にならないのがいいところ。
ヨーロッパなどはこれくらいが真夏の気温だから過ごしやすいはず。
日本はこれから「熱帯以上」が来ますからね・・・。
ホスタはそういう日本の気候の中で自生していたから丈夫なんですね。

今日はBの後半です。

ブルーシャドウズ(Blue Shadows, Anderson 1980)
Tokudama Aureonebulosa(曙トクダマ)の改良種ということですが、すでに登録から34年も経っており、
ガーデンでも2001年植え付けの古参です。
全体的に青緑色で少し濃いめの緑色の覆輪が入りますが、なんだかぼんやりした感じです。
トクダマ系列なので、葉に少し凹凸が出ます。

        


ブルーアンブレラ(Blue Umbrellas, Aden 1978)
先のと同じく複数形なのですが、前者は「ブルーシャドウズ」で本種は単数読みというのもちょっとおかしいのですが、
日本ではあまりアンブレラズとは言わないので慣例にしたがっているだけです、本来は「ブルーアンブレラズ」ですね。
これも古参で、トクダマとエレガンスの交配種だそうです。
日本には東北や北海道に「アキタブキ」など超大きなフキがあり、傘に見立てた写真などをみかけますが、
まさにそのホスタ版といったところでしょう。灰青色の大きな葉で、特に茎が長く、それが傘の柄にみえますね。
かつてはガーデンのジャンボホスタの一つでしたが、今は上には上が・・・というところです。

        


ボビースー(Bobbie Sue, Owens 1994)
明るい緑色にクリーム色の覆輪が入るきれいな色合いのホスタです。
かつて通販で一度だけ出たときに入手しましたが、その後はあまり見かけないですね。
マーブルホワイト(Mabled White)の芽分かれということですが、親を見たことはありません。
一般的になじみの薄い品種ですが、その「明るさ」ゆえ存在感は充分にあります。
植えて12年が経ち、往時を過ぎていますが、少し株分けや植え替えをして復活させたいもの。

        


ブラザーステファン(Brother Stefan, Petryszyn 1998)
初めてこの葉を見たときは本当に驚きました。
とにかく葉の凸凹が著しく、ごわごわで、それゆえ色合いが何層にも塗り重ねた油絵のように見えます。
キングタットというゴールドの大きなホスタとミルドレッドシーバー(ガーデンにあります。後ほど紹介予定)の交配により、
キングタットがやはり葉に凹凸があるので、その血を引いているのでしょうが、これほどの凹凸は見たことがありません。
きっと生で見るとさらに実感することでしょう。
ガーデンのユニークホスタの一つです。
今はぼんやりした色合いですが、これからきれいになるので、また画像をアップします。

        




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ガーデンのホスタ そこそこ大きめBー1

2014年05月29日 | ガーデニング
今回はBの前半です。

ビッグダディ(Big Daddy, Aden 1978)
20世紀の名ホスタ育生家アデン氏の作出です。
トウギボウシ(sieboldiana)とトクダマの交配によります。
一時テレビや芸能界を賑わした「ビッグダディ」はもう下火のようであまり話題にならなくなりましたね。
こちらのビッグダディは1978年登録の古参で、青緑一色です。
実はビッグママやビッグボーイの方がはるかにサイズが大きく、
ホスタ界のビッグダディは君臨とまではいきません。
2000年に植えた株ですが、最初の場所ではイマイチ調子が上がらず、
現在の場所でようやく名前を発揮してきたところです。
晴天の日は撮影が難しいですね。レフ板を使えばいいのでしょうが。

        


ブレイジングサドル(ズ)(Blazing Saddles, Avent 2000)
これはアメリカのコメディ映画の題名(1974)のようです。西部劇のパロディ。
英語ではサドルが複数形(S)です。
ホスタにはよくこのような命名がされるようですが、本種とどういう関係があるのか??
親はブルーアンブレラ(後で紹介します)で、覆輪が入った芽分かれ版です。
親もそこそこ大きいですが、本種も中大型で、株張りが大きいのが特徴。
2008年にホームセンターで見つけて購入しました。

        


ブルーマンモス(Blue Mammoth, Aden 1980年代)
かつてはガーデンのジャイアントホスタの一つでしたが、現在ではこれをしのぐ巨大ホスタが続出で
こちらに入れました。明るい青灰色で肉厚の頑丈な葉は、名前の通りです。
トウギボウシ系の交配種で、2000年に植え付け、いまでも風格は衰えません。

        


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ガーデンのホスタ そこそこ大きめAー2

2014年05月28日 | ガーデニング
Aの2回目です。

アメリカンスイートハート(American Sweetheart, Hansen 2002)
「スイートハート」って「恋人」でしたよね。
濃い緑色に白~クリーム色の中斑がくっきりと入ります。
色のコントラストが美しい、やや立性の大型ホスタです。
親はシーサンダーという同じく白中斑の品種で、
突然変異だから似て無くても良いのですが、
ちょっと雰囲気もスケールも違い、子どもの方が大きくてイメージできません。
残念ながら、ガーデンのシーサンダーは2回植えたけれど消えました。
本種は2003年に植え付けてからずっとそのままなので
そろそろ植え替え土替えが必要かもしれません。

        


アトランティス(Atlantis, Hansen/Avent 2004)
昨日紹介したアバダバドゥーの変異種とされますが、親とよく似ています。
むしろ「どこが違うのだろう?」
葉がやや細めの印象で、葉の数が多くなる?
2007年に地植えし、しばらくはいじけて全然大きくならなかったのが、
4年前に鉢植えにしてから現在のように順調に育ってきました。
親と同じく、これから夏の発色がきれいです。

        


アボカド(Avocado, Diesen 1998)
緑の濃淡が美しいホスタ。親はグァカモールで、本種は変異種とされていますがよく似ています。
「グァカモール(グァカモーレ)」とは、アボカドつぶして作ったメキシコ料理に使う濃いソースのことで、色を表しているのでしょうね。
そしてこれはグァカモールの素材ということになります。
このシリーズは葉だけでなく花も大きく芳香があるのが特徴です。
これは2代目ですが、最初からテラコッタ植えで順調に育ち、立派な株になりました。

        


次回はBに入ります。


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ガーデンのホスタ そこそこ大きめAー1

2014年05月27日 | ガーデニング
前に巨大ホスタは紹介したので、
今度は「そこそこ大きい」ホスタをアルファベット別に掲載します(現時点で状態の良いもの)。

アバダバドゥー(Abba Dabba Do, Avent 1998)
口調の良い、呪文のような名前。ゴールドのサンパワーを親に持ちます。
やや波打つ大きな葉は、サンパワーの緑葉黄覆輪といったところ。
2000年に植え、一時は状態が良くなかったですが、
鉢植えにしてからは元気者です。
サンパワーが夏に発色が良くなるように、本種もこれから色がのってきます。

        


アメリカンハロー(American Halo, Wade 1999)
ハローとは「光輪」とか「栄光」の意味。ノーザンハローからの変異種ですが、
親とどう違うのかあまり変化がわかりません。
ノーザンハローは古い品種(1984)なので改良種なのかもしれません。
青緑色にクリーム色の大きな覆輪が入り、肉厚のいかにも丈夫そうな葉です。
ただ元々エレガンス系で生長がひじょうにゆっくり。
2004年に植えてからいつまで経っても2芽程度で過ごしていましたが、
昨年鉢に植えてからそれまでより一回り大きくなりました。
鉢は自分が我が物顔で土を独り占めできるので、地植えより条件が良いのでしょうか?
それほど水やりをしているわけでもなし、水分は地植えより少ないと思うのですが。

                


アメリカンアイコン(American Icon, Hansen 2004)
ゴールド一色のチューチュートレインからの変異種で、
先のアバダバドゥーと親子の関係がよく似ています。
今世紀になって多くの品種を生み出しているハンセン氏作出。
2008年に植付。親もそうですが、株張りが拡がる性質で、
テラコッタに大きく被さっているように見えます。
親と同じく本種もこれから夏に発色がきれいです。

        


次回はAの第2回を。

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5月中旬のガーデン 前庭

2014年05月26日 | ガーデニング
前庭は日当たりと日陰のコントラストが強く、
晴天の時はうまく写真が撮れません。
で、曇りの時に撮影してみました。むしろ色飛びが無く、ホスタ本来の色が出ていると思います。

        


ホスタに負けず、こちらも葉が巨大になったヤグルマソウ。
ホスタとは一線を画した、ひじょうにユニークな形です。
地味ですが、花が咲きました。

        


前庭斜面のシダと実生の大きなホスタ。
いつから出たのがとんと記憶がなく、気がついたらこんなに大きなホスタが・・・
これは植えたのではなく、実生なのです。どの種が飛んできたのか。
立性で分厚い灰青色の葉です。
前庭の下から見てもとても目立つホスタです。

        


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5月中旬のガーデン ハウスデッキのホスタたち

2014年05月25日 | ガーデニング
前庭と中庭を眺められるメインハウスのデッキには
テラコッタ植えのホスタたちが並んでいます。
ここも今がいちばん美しい季節。
チェアに座ると、風の音、鳥の声、そして色とりどりのホスタたちに囲まれて
至福の時間が過ごせます。

        

手前のゴールド葉はジャストソー(Just So)
うしろは左からサマーブリーズ(Summer Breeze)、ハンキーパンキー(Hanky Panky)、エスキモーパイ(Eskimo Pie)。
その奥は中庭です。

        


チェアの右側です。こちらからは前庭が眺められます。
手前からキウイフルモンティ(Kiwi Full Monty)、トータリーオーサム(Totally Awe Sum)、
ハイソサエティ(High Society)、スティッチインタイム(Stich in Time)、デボングリーン(Devon Green)。

        

美を競い合う?スティッチインタイムとハイソサエティ。

        


作業の休息のつもりが、作業を忘れてずっと座っていたいですね。

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5月中旬のガーデン 中庭

2014年05月24日 | ガーデニング
今日は中庭です。

中央のカンボクが満開。
前回掲載したときは咲き始めでクリーム色でしたが、次第に白に変化します。
もうピークは過ぎていますが、いかにも北国の樹木らしく、
爽やかで涼しげな雰囲気も醸し出しています。

        

        


中庭のメインも多種多様なホスタ群。
今が美しさのピークでそれぞれの品種の特徴を味わうことができます。
左側のホスタ(サティスファクション)の隣に八重咲きカナダゲシの葉が見えます。
一芽一花一葉ですが、お互いに葉が重ならないように拡がっていくのは大したもの。
今年は結局12芽ほどありました。

        


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5月中旬のガーデン 裏庭

2014年05月23日 | ガーデニング
毎回前庭から紹介なので、たまには逆に裏庭から紹介します。

中庭から裏庭を眺める。

        


裏庭からメインハウスを眺める。緑がうっそうとしてきました。
今は鳥の恋の季節。シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒバ、そして特徴あるコジュケイ、美しい鳴き声でいつまでも聴いていたいイカル。

        


ホスタファームがいちばん美しい時期。カラフルで葉のサイズ、形もいろいろ、見飽きることはありません。

        

        


手前右のギザギザ葉はドナウズパイクラスト、これもいずれピックアップしますがかなり大株になりました。
左が前掲したビューティーサブスタンス。その奥のピルグリム(中型)3株と比較すると大きさがお分かりいただけるでしょう。

        


美しいスーパー寒河江(右)とサバンナシュープリーム。
サバンナシュープリームはいつのまにか親(サバンナ)の斑に戻ってしまいました。

        


丁字草が見頃を迎えています。清楚ですっきりとした青色の花が風に揺れます。

        

丁字草は数少ない日本産のキョウチクトウ科の宿根草。丈夫で暑さ寒さにも強く、良く殖えるし花もきれいで
ガーデンにはおすすめです。株分けしてガーデンのあちこちに植えようかなと思っています。

        


葉が美しいのはホスタだけではありません。
名前の通り黄金イチイの目の覚めるようなゴールドの新葉です。
生長が遅いのが難点。ピラミダルに仕立ててメインツリーにしたいのですが。

        


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5月中旬のガーデン この季節の花

2014年05月21日 | ガーデニング
ずっとホスタばかりもナンなので、今回は花にしました。

ヤマオダマキ
自生のオダマキ。周辺ではほとんど見かけないのに、
このガーデンがよほど気に入っているのか、毎年必ず現れます。
野生にしてはきれいな花を咲かせますが、青色のオダマキも出てこないかなあ。

        


クレマチスも今が盛り。

ケン・ドンソン 今年の花は小振りです。

        

ダッチェス・オブ・エジンバラ

        

ドクター・ラッペル 花は多いが、今年は小振り。水か肥料不足かな。

        

ジョセフィーヌ 今年はこの花一つ。

        

マダム・ビオーレ ガーデンでいちばん好調な株。眩しいばかりの純白。

        


ゲラニウム
花からして、多分「ジョンソンズ・ブルー」だと思います。

        


ジギタリス
本当はブロッチが入らない方が好きなんですが。
「デジタル」と同じスペルだって知ってました?(Digitalis, Digital)

        


シラー・カンパニュラータ
ガーデンにはこの他ブルー、ホワイトもあります。

        


トウゴクシソバタツナミソウ
昨年お隣から自生のをもらったもの。
名前のように東日本(東国)に多く、葉にも紋様のあるタツナミソウ。

        


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ジャイアントホスタ2014-2

2014年05月20日 | ガーデニング
今回の巨大ホスタは、サムアンドサブスタンスの一族です。
この仲間は、概して葉に丸みがあるのが特徴です。

サムアンドサブスタンス(Sum and Substance, Aden 1980, nigrescens 'Elatior' とhypoleuca =ウラジロギボウシに関係)
明るい黄緑色の大きな葉です。親はイマイチはっきりしませんが、名育生家アデン氏産出の名品。
ガーデンには1999年から植えていますが、さすがに往時よりは小さくなりました。

        


ビューティーサブスタンス(Beauty Substance, Fransen 未登録, Sum and Substance の斑入り変種)
濃い緑色に黄緑色の覆輪が入る丸い大きな葉。
ガーデンの「巨人」です。ジュラシックパークとタイプは違いますが、東西横綱級です。
株張りは2・5メートル、広い庭ならではの巨大ホスタです。
一部「先祖返り」で黄緑一色の葉も出ます。

        


ボトムライン(Bottom Line, Anderson 未登録, Sum and Substance の突然変異)
やや丸長で、緑色に黄緑色の覆輪が入ります。
これもここ何年かで驚くような生長ぶりです。

        


サムオブオール(Sum of All, Zilis 2003, Sum and Substance の突然変異)
こちらはかなり円に近い丸い葉。濃い緑色に緑色の覆輪が入ります。
これも先祖返りの黄緑色一色の葉が混じります。
ボトムライン(右に少し写っている)と並べて植えていますが、
お互いに意識してどんどん大きくなっています。

        


タイタニック(Titanic, Hansen 1999, Sum and Substance の突然変異)
一連の仲間の中でもっとも丸い葉をしています。
明るい黄緑色に、緑色の中斑がぼんやり入り、夏にははっきりと色づきます。
数年前まで元気でしたが、弱ってしまい、これは2009年の画像です。

        


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