嵐と共に来られず・・・

米国に住む姉が今夜（６／２０）一時帰国する。
今回は実家からもアクセスがしやすいので
羽田着の便を選んだが到着予定は２３時。

しかしその時間は天気予報でも言ってた通り
６月に本土上陸するのはなんと８年ぶりと言う
台風４号が関東地方に最接近する時間帯・・・



姉を迎えるために２１時半に家を出発し環八を
通って羽田に向かうが物凄い豪雨でワイパーも
フル活動、走ってる車もほとんどない。

途中多摩川の橋を渡るときは強風で車が
横滑りしそうに・・・

羽田空港国際線の到着ロビーに到着予定時間の
少し前に行くと、到着を知らせる電光掲示板には
姉が乗ってくる飛行機の欄だけ何も表示されていない。

飛行場の窓ガラスがガタガタ言うほどの強風が
吹き荒れている。この風じゃ降りて来られないかも。



Infomationに問い合わせても飛行機の現状況は
分からず、主人は羽田上空に来ていても強風で
下りて来れずに旋回して待機している状態だろうと。

全く様子が分からないので３階の航空会社の
チェックインカウンターに聞きにいくと入口にいた
女性曰く　やはり羽田上空には来ていても強風のため
官制から着陸の許可が下りないらしいとのこと。

ただこの飛行機はまたここで折り返して米国の
出発地に戻るので羽田からの乗客のチェックインも
既にしているから必ず羽田に着陸するので待っていて
もらうしかない・・・とのこと。

その後やっと０；００着と到着時間の変更が表示された。

しかし外では益々強風が吹き荒れていてこんな状態で
下りて来られるのだろうか？

案の定、０：１５になっても到着する様子はなく
中には成田や千歳に向かった飛行機も。

米国から義兄がアメリカで航空会社に問い合わせたり
ネットで調べてくれて状況をＴＥＬで知らせてくれたが
最終的に結局羽田には降りられず一旦名古屋へ向かい
給油後羽田に２時半位に戻ってくるらしいとのこと。

私たちもしばし駐車場で仮眠をとることにした。

しかし駐車場も台風の風が吹き抜けるゴーゴーという
音が凄くてウトウトしてもすぐ目覚めてしまった。
そんな中でもパパはイビキかいてたけど～♪（笑）

２時半近くに電光掲示板を確認すると到着時刻は
２時５７分と表示されていて、雨は既に止み
風も少しおさまってきているよう。
これならなんとか降りて来られるかな？

遅れていた他機も数機が到着し、３時過ぎにとうとう
姉の飛行機も到着との表示が！！　やった～



トランクも比較的早く出てきたようで到着から
３０分ほどで姉が出てきました。



姉によると１０時半には羽田上空に到着し
２度ほど着陸態勢に入ったけれども
着陸は出来ずに急上昇＆旋回を繰り返したので
さすがの姉も気持ち悪くなったそうだ。

デトロイト出発から１７時間、本当にお疲れ様。

実家に送る途中空は既に白々と明け始めていた。

姉を送り届けて家に戻る頃、お日様が顔を出した。