「黒い五月」の活動日誌

ティーカップから引っ越してきました。

第32回DEATHリーグ(違)展望・その3

2008-11-21 00:46:27 | 日常生活
 マジで腹いてー、腰いてー。
 そんなことよりもGroup Cの展望。
 地力にややバラつきがあるものの、NECトーキンに代わって松本山雅が参加することでここもかなりの「死のグループ」と化しました(汗)。
 だから、Group Aがおかしいんだってば!
 会場はとりぎんバードスタジアム。

 平成の日本サッカー界に維新の風が吹く!
 RENOFA YAMAGUCHI FC(中国優勝)
 
 ファジアーノ岡山が抜けたことですっかり大人しくなった思った中国地区から、Jを目指す物好き新星が登場。
 当面は2011の地元国体優勝を目指しているらしい。一応、リーグ優勝は果たしているが、圧倒的というわけでもなく、このグループの中では、色々な面で見劣りするチーム。
 その意味では、他3チームにとっては草刈場となる可能性も高いわけで、今回のところは目標を無事に帰還することにした方がよさそう(実際、昨年出場のFCセントラル中国=現・デッツォーラ島根は、昨年ボコボコにされて今年はボロボロだったらしいし)。

 今こそ壁を打ち破れ!
 静岡フットボールクラブ(東海1部優勝)
 
 静岡県内の第三勢力を目指して、あのカズの親やら元緑蟲ヴェルディの社長やらの手によって設立されたものの、ここ5年は、この大会に出場してきても予選ラウンドで敗退を繰り返している。
 一応、Jリーグへの加盟を目指しているものの、どこまで本気かは未知数。
 とにかく東海では磐石の地位を築いている。
 相手関係を見れば、今回は最大級のチャンスだが……。

 獲物を求めて、みちのくの暴れ鶴は舞い降りた!
 Grulla盛岡(東北1部優勝)
 
 北東北地方では数少ない物好きなJリーグ加盟を目指しているクラブ。
 ただ、このチームも一度、大量離脱騒動を経験している上、先々のメドを立てるにも苦労しているようで、前途は厳しい。
 東北リーグでは、最後の最後、直接対決でNECトーキンを下して逆転優勝している。
 チーム名のGrulla(グルージャ)は、スペイン語で「鶴」。江戸時代、かの地を治めていた南部藩の家紋が「向鶴」であることも由来になっている(実際、エンブレムも鶴が向かい合った形になっている)。
 地力は比較的上位にあるものと思われるが、混戦を抜け出す力まではあるかどうか?

 地獄の淵から甦った雷鳥に恐れるものは無い!
 松本山雅フットボールクラブ(全社枠代替出場)
 
 ここには本来、全社準優勝のNECトーキンが入るハズだったのだが、今月始めに会社本体の業績不振から、出場辞退し、そのまま休部。その代わりに、どういう経緯があったのか未だにアナウンスが無いものの、全社4位だったこのチームが急きょ、代替出場となった。
 サポーターの量、質とも地域リーグレヴェルのものではなく、先日の天皇杯vsヴィッセル神戸戦でもバス3台を連ねて応援に現れてみせている。
 いわずと知れた物好きJリーグへの加盟を目指しているクラブ。
 山雅は、一瞬、企業名と思われがちだが、これはれっきとした(?)愛称である。由来は、チーム創設当時の関係者が当時溜まり場にしていた(おい)松本駅前の喫茶店の名からである。
 AC長野との通称「信州ダービー」は、日本で最も緊迫感のあるダービーマッチとして知られている。
 もしこのチームがJFLへ昇格すると、全国リーグレベルでは初めて漢字愛称のクラブが誕生することになる。
 昨年から今年にかけて、ライバルクラブ(主に長野)選手が引き抜かれたりした影響で、リーグ戦は不調、天皇杯こそJ2湘南を破る金星を挙げたものの、全社でも肝心なところで敗れるなどイマイチ波に乗り切れていない印象。ここもどこまでか?

 ――どこが抜け出すのか分からない混戦模様となったGroup C。
 どの消耗戦になりそうな雰囲気が漂っている。リーグのレヴェルを考慮すると、何が起きるか分からないとはいえ、やはりレノファ山口は苦しいか?
 ひそかに物好きクラブを固めるあたりに大会関係者の悪意を感じてしまうのは、気のせいだろうか?

 一応の予想――
 ◎静岡FC ○松本山雅

◎スケジュール(とりぎんバードスタジアム)
初日
第一死合 11:00 山口vs静岡
第二死合 13:15 盛岡vs松本

2日目
第一死合 11:00 山口vs盛岡
第二死合 13:15 静岡vs松本

3日目
第一死合 11:00 山口vs松本
第二死合 13:15 静岡vs盛岡