「黒い五月」の活動日誌

ティーカップから引っ越してきました。

第32回DEATHリーグ(違)展望・その2

2008-11-18 00:24:00 | 日常生活
 また、体調を崩してしまいました。
 それでもサクサクっといかないと、間に合わないですからねー、地域決勝Group Bの展望やりますよー。
 会場は、高知市春野町の県立春野総合運動公園球技場です。
 ルールをおさらいしておきます。
 90分勝ちは勝ち点3、PK戦までいって勝てば勝ち点2、PK戦負けでも勝ち点1で、1位チームだけが決勝ラウンド進出です。
 実は、ここも死のグループだったりします。
 ええ、Group Aが地獄過ぎて、目立たないだけです。
 
 南国高知は春野で血を血で洗う戦いを繰り広げるのは、次の4チームです。

 うどんの国から、Jを目指して突撃敢行!
 カマタマーレ讃岐(四国優勝)
 元は高松商業高校サッカー部OB主体のクラブ。
 それがJリーグを目指すことになったのはいいのだが、カマタマーレって……酔っ払った勢いで付けたとしか思えん。
 だって、カマでタマですよ、あーた!
 ちなみにマスコットキャラクターも「カマちゃん」と「タマちゃん」です。
 デザインしたのは、いしかわじゅん氏。あまりにもあまりなネーミングに対し、自身のサイト「うどん一年分でキャラクターを描いてもいい」と表明してしまったのが、運の尽き。後日、本当にクラブ関係者がうどん持参で現れたという話である。
 今季は、「車椅子の闘将」羽中田昌氏を監督に迎え、リーグ戦では、野球でもそこまで点は取れんだろ?というほどの、半ば常軌を逸した攻撃で対戦相手をことごとく粉砕。昨年は苦杯を舐めさせられたライバル・徳島ヴォルティス2ndにも、しっかりと逆襲して、地域決勝行きを決めている。
 ここも経営面のことを考えれば、なんとしてでも昇格したいが、リーグのレベルを考えると、実力に割引が必要か?

 栃木からツワモノ再び 
 日立栃木ウーヴァスポーツクラブ(関東2位)
 元は企業チームだったが、’06年にクラブ組織に衣替え。
 「ウーヴァ」は、ポルトガル語で「葡萄」。
 葡萄はチーム所在地である栃木県下都賀郡大平町の名産品で、クラブエンブレムにもしっかりとデザインされている。
 戦力としては、目立つのは元Jリーガーの前田くらい。
 いくらなんでも、ここは苦しい。

 緑の戦場に黄金の雨が降る!
 V・ファーレン長崎(九州2位)
 いわゆる物好きクラブの一つ。チーム名は、ポルトガル語の「勝利」(vitona)とオランダ語の「航海」(varen)からの造語。
 国見高校OB中心の国見FCと有明町(現・島原市)にあった有明SCが’04年春、合体して発足。
 クラブ代表に小嶺忠敏氏(元国見高校総監督)を擁し、発足以降、これでもかこれでもかとJリーグから補強を繰り広げている。
 この中では、少し力が抜けているか?
 一説によると、そろそろJFLに上がらないとクラブの存続が危ないという話もあるのだが……。
 
 大阪社会人の星
 アイン食品(株)サッカー部(関西1部2位)
 実は’03年にこの大会を制覇している。
 が、この年は、どういうわけか自動昇格ではなく、JFL最下位との一発勝負の入れ替え戦回りで、ジヤトコにPK戦の末に敗れている(ちなみ準優勝だった佐川印刷は入れ替え戦に勝利してJFL昇格)。
 ゆえに、今度こそは――と奮闘しているのだが、なんだかんだで層の厚い関西1部の壁を突き破ることが出来ずにいる。
 企業スポーツチームとしての頂点を極めるべく、JFL参戦、優勝を目指しているが、今年、いや向こう何年かは厳しい戦いを強いられそう。

 ――ここもここで一筋縄ではいかない面子が揃ってしまいました。
 普通に考えたら、長崎と讃岐の一騎打ち。
 ただし、九州と四国のリーグのレヴェル差(というか、去年、九州はNWKも居たんですよ)を考えると、長崎の方が一枚上手のような感がある。
 しかし、日立栃木、アイン食品もリーグ戦2位だが、優勝したチームが異常なだけ決して弱いチームではなく、ドサクサ紛れに決勝ラウンド進出の場面もありそうで、波乱含みのグループ。

 とりあえずの予想――
 ◎V・ファーレン長崎 ○カマタマーレ讃岐

◎スケジュール(高知県立春野総合運動公園球技場)
初日
第一死合 11:00 讃岐vs日立栃木
第二死合 13:15 長崎vsアイン

二日目 
第一死合 11:00 讃岐vs長崎
第二死合 13:15 日立栃木vsアイン

三日目
第一死合 11:00 讃岐vsアイン
第二試合 13:15 日立栃木vs長崎


※よいこのみなさんへ
地域リーグ決勝大会に参加する選手・関係者は、非常に厳しいトレーニングを積んで、大会に臨んでいます。決してマネをしないで下さい。