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ブナの中庭で

ようこそブナの中庭へ!大好きな登山や山スキー、環境問題や自然のことなどいろいろ綴っています。

原発と自治体とカネ

2011年10月26日 | 原子力・放射線
今日(2011年10月26日)付けの朝日新聞に、興味深い記事が載っていました。
「原発と自治体とカネ」
登場するのは3人の首長。

「繁栄は一炊の夢だった」〝東海第二"を廃炉に
  村上 達也氏(茨城県東海村長)

「地域産業、市民も理解」〝敦賀"増設したい
  河瀬 一治氏(福井県敦賀市長)

「工場移転させぬ切り札」〝浜岡"永久停止に
  西原 茂樹氏(静岡県牧之原市長)

朝から読みふけりました、とっても重い記事でした。
地方自治体(あえて言うと弱小自治体)が原発を誘致し、依存し、そしていま「戸惑っている」。再開すべきか否か、町の将来設計で「原発を織り込むか、否か」。

この記事に登場する首長みなさん、真摯に自治体や住民の将来を考えていることには共通しています。
しかし‥‥。

記事を読みながら連想したのは、私がかつて働いていた南米コロンビア共和国。
極貧困農村では、麻薬マフィアが麻薬コカインのためのコカ茶栽培を農民にもちかけます。

栽培に同意した村 → 電気が引かれ、飛行場や学校が作られ、
           人々は車を運転し、豊かな生活

栽培を拒否した村 → 電気や水は無く、ガソリンは入手困難、交通手段は馬
           学校に行けない子どもが多い。

さて日本の原発、この先、どのようは夢を紡ぐことができるのかな??


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