CM撮影と環境破壊

コロンビア在住の新井健一さんはFacebookに以下のような記事を書いていらっしゃいます。

（以下引用文）
僕は環境保護にはあまり熱心ではありませんが、このCMを見て目が点になりました。場所は南米コロンビアの「国立公園」で、手付かずの自然と川に流れる水源である湖があります。

ここでCM撮影が行われましたが、何という事か水源地で「石鹸」を使って体を洗い、しかも国立公園内で「たき火」をして湯を作り、その排水は多分「たれ流し」でしょう。はた目で見てもこれは「ひどい」

皆さん、このような自然を破壊してまで制作したCM、どう思いますか？僕が推測するに、太古の昔から存在し、鳥たちが集うこの神秘的な湖に人工化合物が垂れ流されたのは歴史上初めてでは？しかも自然公園の地面を掘り起こしてドラム缶を立て、そこで「火を起こす」とは・・・
（以上、引用文）

問題のCMはこちらをご覧ください

私もコロンビアに暮らしていた時、アンデス山脈の国立公園をいくつか訪れました。
山奥にひっそりと佇む湖の美しさに感激したことを覚えています。
あの湖畔で焚火、石鹸水を流す、‥‥考えられません。

撮影許可は当然申請の必要があるのですが、焚火や石鹸水といった詳細までの申請内容ではなかったそうです。
ＣＭは多くの人の目に触れるもの。「湖畔でドラム缶風呂、やってみたい～」という風に感じる人もいるかもしれません。
製作者には環境モラルを持ってほしいです。