性能とデザイン いい家大研究

こちら 住まいの雑誌・Replan編集長三木奎吾です 
いい家ってなんだろう、を考え続けます

【豪放磊落 丸太木組みの美感】

2019年09月20日 07時06分36秒 | Weblog


どうもこういう力感に弱くなってきています(笑)。
縦横に丸太が表皮もそのままにあらわされて
くっきりと目に見えるかたちで構造美をたたえている。
まことにシンプルに「こうできているよ(笑)」と語りかけている。
一見「無意匠」というように見えるけれど、
こういう素材そのものをデザインとして完結させるのは
まことに清々しい「意匠」の根源かもと思う。

この建物は北海道のおへそに近い上富良野町郊外にある。
「土の館」という名前に引き寄せられるように
カミさんが運転するクルマでたどりついた休日ドライブの訪問先。
わたしはその間、まったく気絶して眠っていたので
どうして彼女が引き寄せられたのかはまったく知りません(笑)。
気がついたらカミさんがドアを開けてきたのです。
寝ぼけながら「土の館」を見学した後、
隣接するトラクターの展示館を見ていたら、この光景。
この建物の左右幅、上の写真の横方向ですが、
それは窓の長さを基準にしてみてみると約4間超程度。
たぶん10m超はあるのではと推定された。
その長さで梁に利用された丸太は接ぎ木のない1本のようで
しかも見た感じ、太さが「上下」で変わらないようです。
建てられてから20年近いということを聞きましたが、
「これは外材ですけど、今じゃ外材でもこういう材料は入手できない」
というような説明を「土の館」の方から聞きました。
第一、この材料を道路輸送で運んできたこともすごい。
まぁ上富良野ですから、十勝の方から幹線道路輸送だけでしょうが、
端部を含めれば10数メートルの丸太がけっこうな量で
運ばれてきたことになるワケで、胸躍る光景であります(笑)。
木組み自体は金物で緊結されているので、
精妙さというようではないのですが、
まことに久々に見る豪放磊落感で、スッキリ目覚めさせられました。
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