性能とデザイン いい家大研究

こちら 住まいの雑誌・Replan編集長三木奎吾です 
いい家ってなんだろう、を考え続けます

セミオーダーPC

2008年11月09日 07時54分09秒 | Weblog



わたしはMacを使っています。
そんなことで息子にも、ずっと前のお下がりiMacを使わせていました。
けっこう改造とか、嫌いではないので
CPUとか、HDとか、
アップグレードできる部分はしていましたが、
やはり本人的にはゲーム使用を考えるとWindowsパソコンを希望。
で、最近になって内部アクセスへの興味が強まってきて
「中古を買っていろいろ変えられるようにしたい」
ということで、お父さんに聞いてくるようになりました。
母親も、そういうメカニックに興味を持つこと自体は大賛成。

というようなことで、テストも終わった土曜日、
親子ふたりで手作り用、PCパーツショップとか
中古PCショップとかを探訪して参りました。
ところが、中古PCというのは、各メーカーで仕様がブラックボックスになっていて、
マザーボードとCPUの適合性やら、グラフィックボードの適合性など
製造年代も含めて、まったく不明の世界。
たしかに3万円前後で、XPモデルが手には入るけれど、
内部アクセスの許容性という部分は、ほぼないのですね。
まぁ、確かにそれはやむを得ないなぁ、とは思うのですが、
そうすると、拡張性の高いPCパーツを組み立てて、自作に挑戦するしかない。
ということで、ときどき部品とか購入するショップ巡り。
Mac使いにとっては、部品だけにしか、興味がなかったのですが、
そういう興味というか動機で見てみると、
拡張性の高いパーツの組み合わせは、それはそれでジャンルが存在するのですね。
電源も800vという大容量も存在する。
CPUにしても、マザーボードとの相性もあるから簡単ではないけれど
インテルに押されているAMDではコストパフォーマンスの高いものもある。
それとなんといっても、グラフィックボードが問題。
最新の高機能ボードは、マザーボードも対応しているかしていないか、
結局、そういう風に考えていくと、
スペック仕様的に、ふたたび完成品のショップオリジナルのほうが有利になる。
メカニックに柔軟に対応できる筐体はゆとりのあるタワータイプ。
中に入れるマザーボードも、拡張性の高いスペックのタイプ。
グラフィックボードも、いろいろに選ぶことが可能。
で、4軒ほどショップを巡って、息子と打合せ。
10何年間かのお年玉を使う買い物なので、かれも珍しく真剣。
商品の適性とか、価格の妥当性とか、仕様についての性能的判断とか、
PC選びについての知識を概略与えて、判断させた次第。
結果、かれが選択したのは、セミオーダー的な写真のようなPC。

なによりPC内部へのアクセスが容易なので、
パーツの変更が自由自在に出来るというのが勉強になる。
これからの男の必須の知識は、クルマもさることながら、
PC系のメカニック知識というのも、不可欠になってくるのではないでしょうか。
これから親子で、PCのケースを開いて、
「だから、マザーボードのそこにあるパーツが問題だから・・・」
みたいなアキバ系オタク会話(?)を交わしていきたいものだと念願しています(笑)。
っていっても、かれが大人になる頃には
PC知識は、常識のものになっているのでしょうね。
昔のひとは、マザーボード改造もできなかったんだ、みたいなことになっているかも知れません。
さいわい理数系と、歴史というのがかれの主要興味。
親子でたのしく会話していく共通基盤が増えていくようです。

PS
ってことだったんですが、あらら、
起動させたら、音が出ない(笑)。
Mac使いには、音源装置も別売りというのは、カルチャーショックです。
安いスピーカ、探さなきゃ・・・。




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