性能とデザイン いい家大研究

こちら 住まいの雑誌・Replan編集長三木奎吾です 
いい家ってなんだろう、を考え続けます

【アジアの希少な「海洋国家」日本の生存戦略】

2019年09月14日 12時26分36秒 | Weblog
ここのところの韓国との関係の騒々しさはすごかったですね。
<本日は久しぶりの時事ネタであります、ご容赦を>
もうそろそろ、感情的なレベルでのことからは離れて
かの国の政治の混乱に巻き込まれないように
日本自身の冷静な国家戦略を国民レベルで論議できる方向に
舵を切っていくべきではないかと思っています。
どうしても生々しい隣国関係なので、近視眼的な見方が強まってしまう。
朝鮮半島国家の盛衰史は、歴史的にも「半島国家」であり、
大き過ぎる「大陸国家」中国やさらに軍事国家ロシアといった
他国への関与動機の強い国家群からのさまざまな影響が国内情勢に
敏感に反映する地政学的な位置にあることが大きい。
一方で日本は「海洋国家」であり、今日の世界秩序の中では主流である
米英型の志向性と共通価値感を共有できる国なのだと思います。
世界貿易志向の強い資本主義国は、おおむね海洋型国家。

日本は東アジアで稀有な国家としての長い歴史を持っている。
確実な歴史年代の継続としても1500年を超える単一国家。
それに対して大陸国家である中国は、易姓革命を繰り返してきて
つねに軍事的強者が独裁支配する政体での争闘の歴史。
日本の皇室に「姓」がないのはかなり究極的な生存戦略である由縁。
いまの中国共産党独裁体制というのも、その一変形とみなせる。
海洋国家は天然の城壁として海洋があって、地政的に侵略される畏れが少ない。
陸上交通に比べて圧倒的にコストの安い海上交通を利用できることから
現代世界の基盤である「貿易」についてそのルールの主導権まで握っている。
東アジア世界が帝国主義列強の弱肉強食的覇権争奪に
もろくも侵略されたのに対して日本だけが独立を守り得たのは、
もともと日本が海洋国家であったことが大きいのだと思います。
明治以降の国際関係の中で日露戦争の勝利とは、日英同盟の結果。
不幸な戦争以降、ふたたび米英の海洋国家との同盟に復帰した日本。
日本の国家戦略は今後ともこの海洋国家同盟が基軸になるのが自然。
間違っても大陸国家への帰依という選択は歴史的にもありえない。

一方、朝鮮半島国家というのは、なかなか自立存続が難しい。
歴史年代的には中国独裁王権に対して従属する形が永かった。
日本はアジアの希少な海洋国家として自立、鎖国を保てたけれど、
半島国家というのは、つねに大陸国家への帰依が肉体化している。
そもそも国家のありようが常に他者依存的な思考になるので
日本のような海洋国家的な開かれた戦略性を持ちにくい風土なのでしょう。
今回の局面ではかの国自ら日本との距離を離れようとしているのですから
それ自体は仕方のないこととして、流れに任せていった方がいい。
日本としては海洋国家同盟戦略をもっと深めて、
今後混乱が予測される大陸国家・中国とは一定の距離を保ち
つかず離れずという方向性が正しい戦略なのではないでしょうか。
日本の歴史を深く知れば、こういった東アジア世界との「付き合い方」の
大きな教訓をたっぷりと学びうると思えます。
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