性能とデザイン いい家大研究

こちら 住まいの雑誌・Replan編集長三木奎吾です 
いい家ってなんだろう、を考え続けます

【娘の愛ネコといっしょにいる時間】

2017年02月26日 06時21分27秒 | Weblog
娘夫婦が市内での新居に移るまでの拠点として、わが家にいる。
ネコのピーちゃんもいっしょにだ。
このネコは娘がひとり暮らしを始めてからずっといっしょにいる。
彼女にとっては、ひとりで過ごしていた時間をずっと共有してきた存在。

ときどきわが家に里帰りしたときにもいっしょだったし、
わたしが娘のところを訪ねたときにも会っている。顔なじみだ。
飼い主の娘の父親なので、威圧感を感じたりしないか、
不安もあったけれど、
数度、多少の時間を過ごして慣れてきてはいるようだ。
先週木曜日に来て、じっくりいっしょの時間を過ごせなかったけれど、
きのう土曜日、都合1時間くらいは親密な時間を過ごした。
カミさんといっしょに接していたのだけれど、
わたしが顔を近づけていったら、彼女(ピーちゃんはメス)も
わたしの鼻先にまで顔を近づけてくれた。
こっちは害意はないよと示すのに、目をつむって近づけたけれど、
それに答えてくれたようだった。
カミさんは「チョー面白かった、写真撮れば良かった」と言っていた。
わたしは自分でペットを飼った経験はない。
一度、幼い甥っ子が飼っていて実家で面倒を見ていたイヌが、
その飼い主の甥っ子と散歩中にクルマに轢かれて死んだことがあった。
その死を知ったとき、札幌の地下鉄駅構内で、
そのイヌの想い出が自分のまわりの空気のなかに入り込んできたような
そんな「別れ」の感覚が襲ってきて、無性にたまらなくなった。
ペットには死が人間より短いサイクルでやってくると気付かされた。
当たり前だけれど、直面すると二度とイヤだなと思う。

ものを言わないピーちゃんだけれど、
一緒にいて彼女の仕草、表情を見ていると安らぐ。
娘の過ごしてきた時間を共有してきてくれた彼女に、
なにか、特別な思いを感じていた時間だった。


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