性能とデザイン いい家大研究

こちら 住まいの雑誌・Replan編集長三木奎吾です 
いい家ってなんだろう、を考え続けます

GW観桜の旅、静内・二十間道路

2015年05月03日 04時54分47秒 | Weblog

きのうの連休初日、好天に誘われて
日高地方、静内の「二十間道路」へ観桜にでかけました。
札幌からは、おおむね2時間半ほどのドライブになりますが、
カミさんと交互に運転するので
けっこう長距離になっても、あんまり気にならずに遠出しています。

北海道内の観桜スポットとしては、
この「二十間道路」の規模の盛大さは、ちょっと隔絶しています。
二十間道路は、和種馬の大型改良のために
明治5年に黒田清隆が進言し、静内町(現・新ひだか町)から
新冠町にまたがる地域に開設した御料牧場のための行啓道路。
皇室を迎えるための迎賓館建築・龍雲閣まで
直線で7㎞、幅20間(約36m)にわたって両側に
約3,000本にのぼる樹齢100年のエゾヤマザクラなどの並木が続きます。
雄大な日高山脈を背景とした景観は
わが国で類を見ないスケールとして知られています。
わが家では、ここのところ連年、クルマに乗ったまま観桜できる
年寄り向きの観桜スポット(笑)としてありがたく通っています。
スケール感はハンパなく、まことに北海道的な観桜スポット。
ただし、開花時期にはすごい人出、ラッシュになるので
早朝4時に札幌を出発して、到着したのは午前7時前。
おかげさまでゆったりと見ることができたのですが、
朝の内なので、つぼみが開ききっていない花もあるのだそうです。
また、朝日の当たる側と当たらない側があって、
昼間のように満艦飾の輝きは見ることができません。
写真は、並木の真ん中近くでT字に交差する枝道の様子。
周辺には出店などもあって、一番にぎやかな場所。
ということで、早朝の適度な賑わいのなか、楽しんで参りました。



で、馬産地の春らしく
周辺の牧場ではこの春に誕生した子馬たちが
それぞれ母馬と寄り添って草を食んでいました。
やはり同じ哺乳動物の情愛に癒やしを感じますね。
サクラとともに、こういった景色も一緒に楽しむことができます。
GWにこんな景色を楽しめるなんて、
まことにうれしいことしの北海道です。


コメント
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