@telier OWLのブログ(アトリエ アウルのぶろぐ)

くつと修理とその周辺…日々の記録です。

手に馴染んだ工具がベストという話

2016-10-10 16:03:11 | 過去のブログ2021年10月まで
週一回電車に乗って通勤する生活にも大分慣れてきましたがやはりとても緊張しています。
すぐテンパる店員(^-^;
そんな私の精神安定剤はこれです↓


グミは好きでもなかったんですが
これは衝撃的な食感です。

これさえ食べればスピード倍増…
にはなりませんけど。

それにしても自分のテリトリー以外で仕事をするのはなかなか厄介です。
どこに何があるかわからないし
道具・工具がどれもこれも個性的なツカイ癖がついているのでどうもしっくり作業出来ないのです。何でこんな傷んだ工具で良い仕事ができるのだろう?と思いますがそれは私が使い込んだ工具を他人が使っても同じことが言えるのでしょう。手に馴染んだ工具はどんなに磨耗していてもしっくりきますから。

そういうわけで私は毎回
厳選したマイ道具込みで移動しています。
有能とは言い難い店員ではあるけれど
少しでもベストを尽くしたいので。
しかし靴・鞄修理が一通り困らずにできる道具一式となると…重たいですわね。

先日そうやって道具込みで移動中
なんとカバンの持ち手が重みに耐えかねて
千切れてしまいました。
まだ姫路駅までも行ってなかったのに
非常に困りました。
底から抱えるように持って
駅まで歩いたのでしたが。
普段邪険に扱っているけれど
カバンの持ち手って無いと困るんやなあと
今更つくづく実感しました。
その時道具入れていたのは、大きくて何でも入るし丈夫やという理由でとあるスーパーで無料で配布されていたバッグでしたが
革で靴やらカバンやらを
作ろうとしている人間がスーパーのナイロン生地バッグってどうなの?
と思わなくもない。
しかもいつも持ち歩いている鞄も
持ち手元が傷んで裂けておりました。
修理してる当人の鞄がこの有り様ではな…
と思わなくもない。
しかし自分のことよりお客様の修理か優先!と絶えず背中を押してもらっている気分。
で、当の私の仕事が捗っているかというと

…いつも遅くて申し訳ありません。
待って頂いてありがとうございます
m(__)m

『その時の自分ができる最善で』
を目標にやってます。