山吹色の真実 ~『うみねこのなく頃に』考察~

嘉音は死んだら死体になる。
嘉音は消すことも消えることもできない。

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うみねこ推理1週目・Ep2

2016年12月31日 21時19分54秒 | 1週目Ep2

Ep2: Turn of the golden witch

<オープニング>

●紗音の恋物語

 冒頭から語られる10月4日になる前のシーンには明らかな幻想表現が出現するので、ゲーム盤での出来事と思われる。多分に全ゲーム盤で共通するだろう。

 

  1. 譲治と紗音の水族館でのデート。石を投げてやりたい。
  2. レストランで食事する譲治と紗音。
  3. 海岸を歩く譲治と紗音。魔法の存在を主張する紗音。紗代という本名を教える紗音。
  4. 紗音の追憶。鎮守の祠の鏡を割る紗音。

 

<「家具」>

  1. 中学生の紗音。私は「家具」。家具は道具に過ぎず、人間ではない。
  2. 紗音が中学生の時の絵羽一家訪問。客間での蔵臼、絵羽、朱志香、譲治、夏妃、秀吉の会話。
  3. 朱志香は客間から出て行き、その時紗音が配膳に来る。紗音をフォローする譲治。
  4. 薔薇庭園。朱志香と紗音の会話。紗音は初めて譲治を異性として意識する。
  5. 譲治が姿を現す。金蔵が客間に来たため追い出されたらしい。
  6. 朱志香、譲治、紗音の会話。譲治と紗音をからかう朱志香。
  7. 突然現れる絵羽。譲治の見合いの話。絵羽の結婚観。
  8. 金蔵に会いに客間へ行く絵羽、譲治。別れ際に紗音に悪意ある言葉をささやく絵羽。
  9. 清掃中ぼんやりしていて夏妃にお叱りを受ける紗音。
  10. 夏妃が去った後、姿を現す嘉音。紗音の気持ちを代弁するかのように悪態をつく嘉音。
  11. 大広間の清掃をする紗音。ベアトリーチェの肖像画に心の中で語りかける紗音。
  12. ベアトリーチェが姿を現す。想い人と添い遂げさせてやろうかとそそのかし、その代わり鎮守の祠の鏡を割って欲しいというベアトリーチェ。
  13. 嘉音が現れ、紗音をかばうようにベアトリーチェに敵意を向ける。
  14. 黄金蝶の群れが現れ、その内の2匹の蝶が紗音と嘉音の左手の平に飛び込み、蝶の形のあざになる。
  15. 黄金蝶の群れになり姿を消すベアトリーチェ。手にはあざが残っている。

 

<素晴らしき理想の世界>

  1. 水族館デートを朱志香に報告する紗音。譲治と紗音は別の部屋に泊まったとのこと。
  2. 彼氏ができない、恋がしたいと嘆く朱志香。朱志香が本音を打ち明けられるのは紗音だけ。
  3. 薔薇庭園。紗音の前に姿を現すベアトリーチェ。水族館デートをベアトリーチェに報告する紗音。
  4. 砂浜。紗音のお土産をいただくベアトリーチェ。金色の蝶のブローチを返そうとする紗音。それはお前のだというベアトリーチェ。
  5. 金蔵との出会いを語るベアトリーチェ。
  6. ベアトリーチェと紗音の様子をうかがっていたが、ベアトリーチェに看破され出てくる嘉音。
  7. お茶の道具が黄金の蝶になって飛散する。ベアトリーチェも黄金の蝶になって姿を消す。
  8. 紗音と嘉音の会話。ベアトリーチェと付き合うなという嘉音。僕たちは家具だから愛を得られないという嘉音に対し、家具でも人間になれるという紗音。
  9. 黄金の蝶のブローチを嘉音に渡す紗音。そして諭す。「愛がなければ、視えない。」
  10. 書斎の外での金蔵と嘉音の会話。すぐ近くにベアトリーチェがいるのに気付かない金蔵。「愛がなければ、視えない。」

 

<文化祭>

  1. 文化祭で彼氏がいるかのように見せかけるために、嘉音を偽物の彼氏に仕立てる事を提案する朱志香。
  2. 文化祭当日。朱志香を訪ねる嘉音。朱志香の友人たちは嘉音をみて黄色い声をあげる。
  3. 朱志香の舞台。つるぺったん。魔理沙って言うなァ。
  4. 文化祭当日の六軒島での蔵臼、朱志香、夏妃の夕食。源次がそばに控えている。夏妃が朱志香をほめるがそれは舞台のことではない。
  5. 夕食後、薔薇庭園へ移動した朱志香。声をかけてきた嘉音。自分は家具だとあきらめている風な嘉音に、自分はもう一人の自分を作ったという朱志香。

 

●もう一人の自分

 朱志香には、“もう一人の自分”という発想がある

 

  1. 自分の本名を名乗らずあくまで自分は家具だと主張する嘉音。あまつさえしっかりと朱志香を振る嘉音。
  2. 立ち去る朱志香。そこに現れ悪意をのぞかせるベアトリーチェ。黄金の蝶のブローチを踏み割る嘉音。ブローチは黄金蝶の群れになり舞い散る。ベアトリーチェも黄金蝶の群れとなり散り去る。
  3. 金蔵の書斎。ベアトリーチェに恋い焦がれ嘆く金蔵。たしなめる源次。
  4. 朱志香の寝室。泣く朱志香。熊沢は聞いた。
  5. 某所。紗音に婚約を約束する譲治。

 

<チェス盤の準備>

  1. 電車の中でハロウィンがしたいと泣きわめく真里亞。真里亞の頬を張る楼座。
  2. 直近の駅で降りホームで真里亞を折檻する楼座。
  3. 冷静になった楼座が真里亞と仲直りする。ハロウィンのお菓子を買いに行く二人。
  4. 客を迎える前の蔵臼と夏妃。コンプレックスに悩む蔵臼。全ての手配が出来ていると夫を支える夏妃。“親父殿の件”も源次と南條が味方なので大丈夫だという夏妃。
  5. 厨房で張り切る郷田。電話で熊沢が所在不明なのを郷田に確認する源次。
  6. 打ち合わせをする源次、紗音、嘉音。本当の意味で、大切なお客様を迎えるらしい。
  7. トイレの個室で指輪を渡すシミュレーションをする譲治。外から声をかける留弗夫。
  8. 遅れている楼座について話す留弗夫、霧江。ちゃちゃを入れる戦人。
  9. 遅れて空港に到着する楼座、真里亞。出迎える秀吉。絵羽、留弗夫、戦人、霧江も会話に加わる。
  10. 真里亞に挨拶する戦人。ジャックオーランタンのお菓子をもとに仲良くなる二人。
  11. 肖像画の前でベアトリーチェについて話す朱志香と熊沢。
  12. 留弗夫の回想。裁判を回避するため多額の金が必要。霧江は知らないよう。
  13. 金蔵の書斎。金蔵と南條の会話。今日儀式を行うという金蔵。

 

<賓客> 

  1. 薔薇庭園。枯れた薔薇に目印をつけるエピソード。
  2. 真里亞のハロウィン講釈。それを聞く絵羽、留弗夫、楼座、朱志香、譲治、戦人、秀吉、霧江。その場にいた嘉音、郷田。
  3. 楼座と真里亞以外はゲストハウスに向かう。
  4. 真里亞に対する楼座の折檻。お菓子を踏みつける楼座。真里亞を残しゲストハウスに行く楼座。
  5. ゲストハウス。楼座と絵羽、留弗夫、楼座、秀吉、霧江の会話。郷田の案内で部屋に行き、部屋で泣く楼座。
  6. 薔薇庭園。真里亞と嘉音の会話。ベアトリーチェの存在を当たり前に主張する真里亞。
  7. 屋敷の客間。金蔵の様子について取り沙汰する蔵臼、絵羽、留弗夫、楼座、夏妃、秀吉、霧江、南條。
  8. 紅茶を運んでくる紗音。霧江と楼座が真里亞について少し会話。
  9. 退室する紗音。霧江と楼座の交流。雨が降りそうなのに気付き急ぎ飛び出す楼座。
  10. 薔薇庭園にずっといた真里亞に泣いて謝る楼座。ベアトリーチェが来ると言ってきかない真里亞。困る楼座。
  11. 楼座と真里亞の前に姿を現すベアトリーチェ。踏まれたお菓子を魔法で黄金蝶の群れに変え、元通りのお菓子に戻すベアトリーチェ。真里亞は目を閉じているが、楼座は目の当たりにしている。
  12. 真里亞に封筒を渡し、開けるべき時まで開けるなというベアトリーチェ。
  13. 楼座にも封筒を渡すベアトリーチェ。ベアトリーチェ曰く「四兄弟の誰でも良かった」。全兄弟の揃う晩餐の席上で読み上げるよう指示をだすベアトリーチェ。
  14. 屋敷に向かうベアトリーチェ。ゲストハウスに向かう真里亞。薔薇庭園に取り残される楼座。

 

●ベアトリーチェと楼座

 楼座が目撃した魔法は明らかな幻想なので、このベアトリーチェと楼座の出会いも幻想である。しかし、楼座に手紙を渡すときに「四兄弟の誰でも良かった」といっており、このことは、真犯人はゲーム盤毎に、四兄弟のうちだれか一人をランダムに共犯者に選んでいることを示唆している。

 

  1. 屋敷の玄関でベアトリーチェを迎える源次。
  2. 客間から出てきた霧江がベアトリーチェと源次に出くわす。霧江はベアトリーチェと思い挨拶するがはぐらかすような返答。階上へ立ち去るベアトリーチェと源次。
  3. 残された霧江に声をかける夏妃。夏妃は普通にベアトリーチェを否定。
  4. 金蔵の書斎前。ドアノブで手を焼くベアトリーチェ。癒えていく火傷。結局ベアトリーチェも源次も書斎には入らない。

 

<魔女の一手>

  1. 貴賓室に昼食を運ぶ嘉音。そこにいるベアトリーチェ。嘉音をいたぶるベアトリーチェ。
  2. 昼食後の客間。一同が集っている。俺の出番じゃないと眠ってしまう戦人。戦人が眠るとみなどこかへ移動。
  3. 霧江が出会ったというベアトリーチェらしい女性について話す絵羽、留弗夫、秀吉、霧江。
  4. 肖像画の前。霧江と真里亞の会話。真里亞はかなり前から毎年ベアトリーチェにあっていたという。

 

<「家具」と「人」>

  1. いとこ部屋。朱志香、譲治、紗音の会話。6年前の戦人をよく覚えているという紗音。紗音をして、紗代は一番古い友人だという朱志香。
  2. 譲治の語る夢。子供は最低でも二人欲しいとか。孫に囲まれて余生を送りたいとか。
  3. 厨房。19組ならぶ皿。紗音が貴賓室に食事を運ぶことになるが、自分が行くべきと源次に喰ってかかる郷田。熊沢は見た。
  4. 紗音と、厨房入口に控えていた嘉音の会話。嘉音はベアトリーチェの目的を紗音に話す。厨房を出る紗音。
  5. 扉越しに書斎の中の金蔵に呼び掛ける蔵臼。蔵臼のそばにいる源次。拒絶する金蔵。源次にまかせ立ち去る蔵臼。
  6. 書斎の中。チェスをしている金蔵と南條。書斎の外へ出る南條。入れ替わり金蔵に声をかける源次。
  7. 貴賓室に夕食を運ぶ紗音。ベアトリーチェがいる。自分は人間だと強い意志を見せる紗音。立ち去る紗音。
  8. 郷田の晩餐。客の存在を郷田に尋ねる霧江。それを金蔵のことと誤解した夏妃。その客は貴賓室で食事を摂っていると返事をする郷田。
  9. 夏妃はその客を知らず、郷田に誰か尋ねる。ベアトリーチェと答える郷田。絵羽、留弗夫が蔵臼を問い詰めるも、蔵臼も知らないと答える。夏妃の指示で源次を呼びに行く郷田。
  10. 自分はベアトリーチェに会ったという楼座。自分も会ったからママを信じてという真里亞。まるで魔法を見たかのように狼狽する楼座。
  11. 自分もベアトリーチェらしい人物に会ったという霧江。
  12. 蔵臼、絵羽、留弗夫、楼座、夏妃、秀吉、霧江による議論が白熱し始めたため、朱志香、譲治、戦人、真里亞、南條は食堂から出ていくことに。源次と郷田が戻るも、デザートの指示を受け郷田も食堂から出る。
  13. 食堂。ベアトリーチェは何者なのか源次に尋ねる蔵臼、絵羽、留弗夫。

 

<結婚指輪>

  1. ゲストハウス。朱志香、譲治、戦人、真里亞、南條、熊沢でベアトリーチェの話題。金蔵にはベアトリーチェという愛人がいたと金蔵から聞かされていたという南條。彼女は死に、子供はいないと思っている。
  2. 真里亞の豹変。戦人は魔女がいるわけがないと主張。チェス盤思考を否定する真里亞。
  3. 譲治と紗音の逢瀬。ベアトリーチェのことが話題に。紗音はベアトリーチェと話していないという。婚約の話になり、指輪を譲治から受け取り左手の薬指にはめる紗音。
  4. 屋敷。紗音と嘉音の会話。自分も朱志香が好きで恋がしたかった、人間になりたいと泣く嘉音。
  5. 礼拝堂らしき背景。魔女ベアトリーチェの存在を認める蔵臼、絵羽、留弗夫、楼座、夏妃、秀吉、霧江。

 

<ハロウィン>

  1. 書斎。朝6時に目を覚ました金蔵。
  2. 厨房で張り切る郷田。源次、紗音、嘉音は手分けして他の準備。
  3. 食堂の扉をノックする紗音。扉を開けるも不在。“礼拝堂”と書かれたメモを見つける。
  4. ノックと源次の声で目が覚める楼座。源次が楼座に何事か報告する。楼座は源次と屋敷に向かう。
  5. 礼拝堂へ向かう楼座、源次。礼拝堂の入り口には紗音、嘉音、郷田がすでにいた。
  6. 礼拝堂の扉には魔法陣。まず紗音がメモを見て礼拝堂に向かい発見。中は未確認。礼拝堂の鍵は一本だけでそれが紛失しているという源次。楼座が確認しても鍵がかかっている。
  7. 真里亞の封筒に思い当たり、ゲストハウスのいとこ部屋へ行く楼座。真里亞を含め子供たちが4人眠っている。
  8. 真里亞の封筒の中に鍵があった。それを持って礼拝堂へ戻る楼座。少しそれに気付くがすぐ眠る戦人。
  9. 鍵は礼拝堂の鍵だった。楼座が鍵を開け礼拝堂の中へ入っていく。
  10. 嘉音が祭壇にあるテーブルに気付き、楼座に教える。
  11. 蔵臼、絵羽、留弗夫、夏妃、秀吉、霧江が腹を裂かれて死んでいる。それを楼座、源次、紗音、嘉音、郷田が目撃。
  12. 楼座の指示。源次と紗音は金蔵へ報告を。郷田と嘉音は警察に電話と、南條を連れてくるように。楼座はひとり礼拝堂に残る。
  13. 真里亞の封筒が破れているのに気付き、朱志香、譲治、戦人、真里亞は楼座を探すも、屋敷には誰もいない。
  14. 玄関に南條が居り、合流。郷田と嘉音もやってくるが、郷田はすぐに使用人室へ。嘉音は南條を連れ去る。戦人たちは嘉音の後を追う。
  15. 礼拝堂で、朱志香、譲治、戦人、真里亞、南條は6人の死体を目撃する。
  16. 郷田が礼拝堂に戻り、電話が故障していることを楼座に報告。それを聞き、朱志香はベアトリーチェが犯人と考え屋敷に駆けだす。楼座の指示で嘉音、郷田が後を追う。
  17. 戦人視点回想。昨日昼寝をした。昨日の晩餐で謎の来客ベアトリーチェの存在が問題になった。
  18. 譲治がテーブルの上の封筒を見つける。譲治が開封すると中には魔女の手紙。碑文を解いたら利子の回収を止める。
  19. テーブルの上に三つの金塊があるのを譲治、戦人が見つける。

 

●金塊の存在

 殺人の現場にいままで見つかっていなかったはずの金塊が置かれている。これは、真犯人は多量の黄金を任意に利用できるということを示している。

 

<朱志香と嘉音>

  1. 貴賓室の前に来た朱志香、嘉音、郷田。朱志香が扉を開けようとしても鍵がかかっている。嘉音がマスターキーを朱志香に渡し、鍵を開け、中に入るも、不在。嘲りの便箋が残っているのみ。
  2. 郷田は朱志香を嘉音に任せ楼座のもとへ向かう。
  3. 朱志香と嘉音は朱志香の部屋へ。朱志香は部屋に残り、嘉音はすぐ外の廊下に。
  4. 嘉音の前に現れるベアトリーチェ。ベアトリーチェは朱志香を殺すと宣言。朱志香の悲鳴が聞こえる。
  5. 嘉音が朱志香の部屋に飛び込むと、朱志香を襲っている黄金蝶の群れ。虚空から姿を現すベアトリーチェ。
  6. 山羊の従者があらわれ、嘉音はカノンブレードをだして対抗。魔法バトル開始。嘉音の勝ち。
  7. 色欲のアスモデウス登場。嘉音をかばった朱志香の背中を貫く。
  8. 憤怒のサタン登場。嘉音の胸が貫かれる。朱志香と嘉音は息絶える。
  9. ベアトリーチェは嘉音の遺体を消してしまう。

 

<新しいルール>

  1. 書斎。金蔵に第一の晩の報告をする源次と紗音。筆耕を指示する金蔵。
  2. 礼拝堂に郷田が戻り、嘉音が朱志香の様子を見ていると報告。礼拝堂を出る事に決める楼座、譲治、戦人、南條、郷田。
  3. 戦人は戦人なりに礼拝堂の中を調べたが収穫ゼロ。
  4. 楼座と郷田は真里亞を外に出るよう促す。戦人と譲治は両親に別れのあいさつ。
  5. 礼拝堂の扉を閉める。魔法陣を譲治、戦人、真里亞、南條は初めて確認。郷田は最初から書かれていたという。否定しない楼座。
  6. 礼拝堂の話をする楼座、譲治、戦人、真里亞、南條、郷田。
  7. 礼拝堂の密室性に気付く楼座。源次は鍵が一本しかないと言っていたと郷田に確認。郷田も肯定する。封筒を真里亞に渡したのは昨日だという楼座。
  8. 礼拝堂の鍵は閉まっていた、真里亞の封筒から鍵を取り出し自分が開けたという楼座。鍵が封筒に入れられ真里亞に預けられたのは昨日の昼前だという楼座。
  9. 戦人視点でも、親たちは昨夜まで自分たちと一緒だった。

 

●情報不足

 第1のゲームの謎が全く解けてないのに第2のゲームに移ったのは、メタ戦人が情報不足を主張したためか。

 

真実を語る時、赤を使うことにする

妾が赤で語ることは全て真実

*“生死は捨て置く。6人は確かに扉から入った”!

礼拝堂の鍵は一本しか存在しない

礼拝堂の施錠は礼拝堂の鍵以外では開錠不可能

礼拝堂の扉は、施錠時には如何なる方法での出入りも拒む!!

6人は確かに“この正面扉”から入った!!

楼座は今朝、確かに真里亞の手提げの中から封筒を取り出し、そこから正真正銘の礼拝堂の鍵を手に入れたぞ

妾が真里亞に預けた封筒の中身は、確かに礼拝堂の鍵だった

妾が真里亞に渡した封筒と、楼座が開封した封筒は同一のものであるぞ!!

 

●“妾(わらわ)”

 “妾”が真里亞に封筒を渡したと赤字で語っているが、額面通りに受け取ると、ステイルメイトになってしまう。なぜなら、ベアト世界の魔女ベアトリーチェが六軒島世界に顕現して手紙を渡したという意味になるからだ。ここは、ニンゲンのベアトリーチェが行なった行為を、《“妾”が行なった》と言った、という解釈になる。ただし、赤字で語ったからには、そのニンゲンはベアトリーチェ本人でないといけない。ベアトリーチェ本人でない人物が、ベアトリーチェに扮して行なった行為は、赤で《“妾”が行なった》とは言えない。つまり、六軒島世界にはベアトリーチェが実在する

 

●愛のない戦人

 メタ戦人は、自分の勝利条件は魔女の存在を否定することと言って、誰が犯人だと具体的に追及しないと言っている。これは真実に関心がないと言っているも当然。真実に関心がないということは、愛がないということ。愛がないのだから今のメタ戦人に何も視えないだろう。

 

<容疑者>

  1. 屋敷の客間に戻った楼座、譲治、戦人、真里亞、南條、郷田。熊沢が客間に来て事の経緯を聞く。
  2. 金蔵の書斎に向かう楼座。黄金の蝶が楼座の背中にとまる。
  3. 郷田がベアトリーチェの不在を言及し、そこから朱志香の不在が問題になる。戦人が魔女の手紙を披露。金塊の話題に移り、熊沢が言うには金塊はひとつしか見つかってないはず。
  4. 豹変真里亞がベアトリーチェは碑文の謎を解けとしかいってないと言う。
  5. 楼座が源次と紗音を連れて客間に戻る。楼座は銃を携えている。金蔵は無事だったという楼座。
  6. 朱志香を呼ぼうと内線電話を使おうとする譲治。首を振る郷田。全員で朱志香の部屋へ行くことに。
  7. 金蔵から筆耕の命令があったと譲治に告げる紗音。それを咎める源次。
  8. 朱志香の部屋へ向かう一同。先頭は楼座、源次。朱志香の扉に魔法陣。源次と郷田が扉に近づく。郷田が扉をノックしても反応なく、ドアノブを捻っても鍵がかかっている。
  9. 郷田がマスターキーで鍵を開ける。
  10. 郷田が扉を開ける。みんなが朱志香の部屋の中へ。
  11. 朱志香が倒れた姿があり、背中には凶器が突き刺さっている。
  12. 南條の検死。朱志香の死亡確認。
  13. 嘉音の不在に気付く一同。楼座の指示で室内を探す一同。だが人間一人が隠されていることはなかった。
  14. 室内で鍵を見つける楼座。源次はそれを朱志香の部屋の鍵だと言い、楼座は扉でそれを確認。
  15. 朱志香の部屋の鍵は一本のみという熊沢。マスターキーでも開けられるという源次。それは使用人全員が持っているという郷田。余剰分は対応がとられたという紗音。使用人一本ずつのみという源次。

 

マスターキーは使用人たちがそれぞれ持つ一本のみ

 

  1. 嘉音犯人説を唱える楼座。源次と紗音は金蔵の書斎で筆耕と立会いをしていたことを、金蔵から聞いたからとそれを認める楼座。否定しない源次、紗音。

 

●遺言の筆耕

 金蔵はすでに死んでいるのにその指示で筆耕をしていたという源次、紗音は確定で偽証者。金蔵の書斎に行き金蔵の不在を確認したはずなのに二人の主張を否定しない楼座も確定で偽証者

 

  1. 自分たちでは朱志香に部屋に入れてもらえないだろうと主張する熊沢、郷田。
  2. 譲治に、朱志香と嘉音の関係を聞いていた戦人。
  3. 朱志香の部屋を封印しようと提案する楼座。
  4. 嘉音犯人説に異論を唱える戦人。戦人の指示で南條が朱志香の上着を探るとマスターキーが見つかる。源次が確認。

 

隠し扉の類は一切ない出入りはこの扉からだけだ扉の施錠は、朱志香の鍵が一本と使用人たちが一本ずつ持つマスターキーのみ

窓は内側から施錠されている

*“嘉音はこの部屋で殺された”。

施錠時には如何なる方法をもってしても出入りは出来ぬ

部屋の外から鍵を使わずに施錠するようなカラクリも通用せぬぞ

 

★赤字での死亡宣告

 赤字で“Xが死んだ”、“Xが殺された”と宣言された場合、Xに該当する人物最低ひとりの命は必ず失われている。つまり、時折Xに扮していた人物が、扮するのをやめたからといって、その事実を持って死亡宣告は出来ないということである。多重人格者の中の人格Xの消滅ならぎりぎり死亡宣告できるが、殺人計画の中で任意のタイミングで人格を消滅させることができればそれはもはや魔法であり、六軒島世界では否定される。

 

  1. 仲直りの握手をする楼座と戦人。

 

<狼と羊のパズル>

  1. 客間に集まる一同。客間には楼座、譲治、戦人、真里亞、南條、源次、紗音、熊沢、郷田がいる。
  2. 戦人に狼と羊のパズルを教える真里亞。
  3. 食事の片づけに厨房へ向かう源次、紗音、熊沢、郷田。楼座の頼みで南條もついていく。
  4. 再び嘉音犯人説を唱える楼座。嘉音は朱志香の部屋の隠し通路を利用したのでは?

 

*“嘉音はこの部屋で殺された

この部屋に隠し扉は無い扉と窓以外に出入りする方法はない

 

  1. 厨房。郷田の作ったスープをいただこうとする南條、源次、紗音、熊沢、郷田。
  2. 胸に深い傷を負った嘉音が現れる。治療のため使用人室へ。
  3. 楼座が犯人だと言う嘉音。何か思い立ち廊下へ駆け出す紗音。探し物を求めボイラー室へ。
  4. 意識を失って当然の重症なのに平気で行動し胸の傷をいじる嘉音。
  5. 使用人室に戻り、取ってきたクモの巣を嘉音に近づけようとする紗音。その刹那、嘉音が南條と熊沢の喉を切り裂く。
  6. 郷田が嘉音を取り押さえ、源次がナイフで動きを止める。紗音が源次にクモの巣をわたし、それを嘉音に押しつけると黄金蝶の群れとなって消滅する嘉音。

 

<悪魔の証明>

  1. 客間。使用人室で起こったことを説明する源次、紗音、郷田。大怪我の嘉音が姿を現した。そいつは南條と熊沢を殺し、姿を消した。その時そいつは嘉音ではなかった。

 

●幻想の報告

 すでに殺されたはずの嘉音の存在と、明らかな幻想を証言する源次、紗音、郷田は偽証者である

 

  1. 南條と熊沢の遺体を確認するため全員で使用人室へ移動することに。
  2. 使用人室。部屋中血で染まっている。使用人室にはあるはずの南條と熊沢の遺体がない。使用人室は源次らが退室時に一旦施錠されていて、郷田が開けて入ったらしい。
  3. 南條は朱志香の服からマスターキーを入手していたから犯人も南條からマスターキーを入手していてもおかしくない。
  4. 使用人室の中を調べ、魔女の手紙を見つける楼座。“私を止めたいなら碑文の謎を解け。”二つのマスターキーが同封されている。

 

*(使用人室の鍵は)使用人室の奥のキーボックスに収められているぞ。使用人室の鍵は数本あるが、その全てがキーボックスに収められている

出入りは唯一の扉と唯一の窓から以外は不可能

そしてそれらはいずれも施錠されていた。扉も窓も、施錠時には如何なる出入りも許さない

扉の開錠は使用人室の鍵とマスターキー以外は不可能

この部屋には、お前たち以外は存在しない。お前たちの定義とは、戦人、譲治、真里亞、楼座、源次、郷田、紗音のことを指す

朱志香の死体発見時、朱志香の部屋にいたのは、戦人、譲治、真里亞、楼座、源次、郷田、紗音、熊沢、南條のみだった。おっと、死体の朱志香ももちろん含むよって、朱志香の部屋の件、そしてこの使用人室の件の両方について、そなたが認識していた以外の人間は存在しない誰も隠れていない

扉は鍵を使用せずに外から施錠する方法は存在しない窓については外からは如何なる方法でも施錠する方法は存在しない

そなたは無能だ

ひーっひひっひひひひひひひひひひひひ!!

 

●無能な戦人

 愛のないメタ戦人は無能に違いない。

 

さぁ右代宮戦人、跪け

妾を認めれば全ての謎に決着がつく妾の力をもってすればどのような密室も生み出せ、そして打ち破れる!!

そなたは妾の一番のお気に入りの家具にしてやるよそなたを愛して愛して、灰になるまで妾の玩具にしてやるよ…。

くっくくくくくひっひひひひひひひひひひひゃっひゃひゃっはっははははーっははっはっはっはっはっはっはッ!!!

 

  1. 南條と熊沢は生きていると主張し、本格的に使用人を疑う楼座。
  2. マスターキーを返却する源次、紗音、郷田。それに二つのマスターキーを重ねる楼座。五つのマスターキーを真里亞の手提げに入れる楼座。
  3. 使用人室をでる譲治、源次、紗音、郷田。後に残るは楼座、戦人、真里亞。

 

マスターキーは5本しかないマスターキーは5本しかない

 

<儚き抵抗>

  1. 厨房。紗音たちから使用人室での出来事を聞かされる譲治。
  2. 夏妃の霊鏡を入手するため、夏妃の部屋の鍵を礼拝堂まで取りに行くことに。源次は厨房に残り、譲治、紗音、郷田は出発する。
  3. 黄金の蝶をナイフで仕留める源次。
  4. 客間には楼座、戦人、真里亞。魔法とリスクについて戦人に説明する真里亞。魔法にはリスクが必要であり、碑文は魔女が示した純粋なリスクだという。

 

●真里亞の語るベアトリーチェ

 真里亞はここでベアトリーチェについて語っている。真犯人と真里亞がつながっているなら、ここで語られることは重要な伏線である。真里亞は、“黄金は最初からベアトのものだ”という。真里亞はベアトリーチェが事件を起こしていると思っているので、それはつまり黄金はすでに真犯人もしくは黒幕の所有物となっていることを示唆している。また、“この碑文が解けたら、ベアトの儀式はおしまいになる。だからもうそれ以上、誰も死ななくなる”と言っており、それはそのまま真犯人の行動原理となっている。つまり、碑文が解かれたら儀式は終了し、その後の事件に真犯人は一切関与しないはずである。

 

妾は約束は守る

 

  1. 譲治、紗音、郷田は窓を破り礼拝堂の中へ。

 

●郷田の忠誠心

 郷田は路頭に迷っているときに夏妃に雇ってもらった恩がある。夏妃のためなら多少の犯罪はいとわないかもしれない

 

  1. 夏妃の遺体から夏妃の部屋の鍵を見つける紗音。その時紗音を飲み込まんとする黄金蝶の群れ。姿を現すベアトリーチェ。内から鍵を開け礼拝堂から逃げる譲治、紗音、郷田。
  2. 夏妃の部屋に入り、霊鏡を探す譲治、紗音、郷田。廊下からやってくる山羊の皆さんと黄金蝶をまとうベアトリーチェを目撃し、慌てて扉を閉める郷田。しかし何度かけても鍵がかからない。
  3. 扉をすりぬけ夏妃の部屋に入ってくるベルゼブブ。杭となって郷田の胸に突き刺さる。
  4. 扉を開け夏妃の部屋に入るベアトリーチェと山羊の皆さんと黄金蝶の群れ。
  5. 霊鏡を見つけた譲治に襲いかかる黄金蝶の群れ。その時発動され譲治を守るシャノンバリア。
  6. 山羊が化ける偽嘉音は打ち破るも、ベアトリーチェの力には及ばず敗れる紗音。

 

<屈服>

  1. 屋敷の見回りをする源次。なにかを見つけたらしい源次。
  2. 客間。ノックがあり目を覚ます楼座。南條と熊沢の遺体を見つけたと扉越しに報告する源次。戦人が客間の扉を開け、楼座が窓の戸締りを確認。遺体の確認のため中庭へ。
  3. 中庭には南條と熊沢の遺体。首の傷がパックリ開いている。南條の膝と熊沢の足首に杭が刺し込まれている。朱志香の背中を貫いていたものと同じ。
  4. 譲治、紗音、郷田は夏妃の部屋に行ったと今更のように報告する源次。
  5. 夏妃の部屋に向かう一同。夏妃の部屋の扉には赤い塗料が塗りたくられている。源次が扉を開けようとするが鍵がかかっているので、楼座が戦人にマスターキーを渡す。戦人も施錠を確認したあと開錠する。
  6. 夏妃の部屋の中は荒らされている。郷田の遺体は胸に杭がぶち込まれている。譲治の遺体は腹に杭がぶち込まれている。
  7. 紗音の遺体はうつぶせで、傍らに杭が転がっている。額にはぽっかり穴があいている。楼座に勝手に触るなと咎められ、後ろ襟を引っ張られる戦人。
  8. 夏妃の部屋を出て、楼座が戦人に預けたマスターキーを取り返し、施錠する。譲治が持っていたらしい夏妃の部屋の鍵も楼座が回収する。
  9. 客間の前に戻る一同。源次は客間に入らず立ち去る。楼座、戦人、真里亞は客間に入る。
  10. 魔女の封筒を戦人が見つける。中身は魔法陣と手紙。戦人を“狼”と断定する楼座。

 

夏妃の部屋もまったく同じだぞ、いつもの通り! 扉も窓も内側から施錠されていた如何なるイカサマも細工もなく、そして隠された通行手段もなければ隠れる場所もないッ! 夏妃自身の鍵は譲治のポケットに入って、室内に閉じ込められていたあとは5本のマスターキーしかないが、それは全て“楼座”が持っているッついでに言おう、その客間も同じよ本来の客間の鍵は使用人室に封印されているだからマスターキー以外では開錠不能! 部屋の密室定義もいつもに同じよ!

 

  1. 金蔵の書斎。ベアトリーチェを愛していると呟く金蔵。すると書斎の扉をノックする音。

 

<復活>

  1. 食堂。飲酒を満喫する戦人。ノックが鳴る。おっぱいソムリエを標榜する戦人。ノックしたのは源次。
  2. 食堂に入る源次。全てを話してよいという源次。
  3. 金蔵の書斎へ。源次が書斎の鍵を開け、戦人を中へ導く。

 194. 書斎の中は黄金蝶の群れ。金蔵とベアトリーチェがチェスをしている。全てを語るので納得したら屈服しろと戦人に迫るベアトリーチェ。

 

●戦人視点の幻想

 金蔵の書斎で、戦人視点で明らかな幻想が描写されている。これはきっと戦人が酔いつぶれて見た夢に違いありません

 

<魔女の宴>

  1. ベアトリーチェを探し礼拝堂にやってくる楼座。インゴットをひとついただく楼座。真里亞もついてきている。
  2. 金蔵の書斎。魔女の宴に行こうとする金蔵、源次、ベアトリーチェ。家具になっちゃってる戦人。
  3. 魔女の宴。飛び交う黄金蝶の群れ。ベルンカステルが参加している。ラムダデルタらしき声もある。
  4. 24時を迎え宴は本番に。食べられちゃう金蔵と戦人。
  5. 薔薇庭園。黄金蝶の群れが飛び交う。逃げる楼座と真里亞。追うは黄金蝶の群れと山羊頭の異形たち。
  6. 楼座無双。

 

●魔女の宴

 この時点での魔女の宴は戦人視点ではない。もはやゲーム盤の外の出来事と思われるので( )でくくった。ここで家具になっている戦人はメタ戦人である。

 

<Tea party>

 楼座への拷問part1。メタ戦人の復活。

 

<????>

 手加減を許さないはずの絶対の魔女なのに敵駒にアドバイスをくれるラムダデルタ。つまりこのアドバイスは手加減ではなく、ラムダデルタの目的に沿った行動である。

 

<<Ep2考察>>

★第一の晩

・誰にもアリバイは無い。

6人は発見時にすでに全員死亡していたとのことだが、戦人視点での遺体確認描写はないので、それが誰なのかは厳密には確定できない。それでも、遺体発見の後、戦人視点で楼座、譲治、真里亞、南條、源次、紗音、熊沢、郷田の生存は確認されており(金蔵とベアトリーチェは)、赤字でも朱志香の死体発見時、朱志香の部屋にいたのは、戦人、譲治、真里亞、楼座、源次、郷田、紗音、熊沢、南條のみ(死体の朱志香ももちろん含む)と告げられている。赤字での所在確認は生死を問うていないが、戦人が認識していた以外の人間は存在しないとあるので、譲治、真里亞、楼座、源次、郷田、紗音、熊沢、南條を戦人は全員認識していて、その上でもしその中に朱志香以外に遺体になっている人物がいたとすると、戦人が問題にしないはずはない。従って、第一の晩の犠牲者は楼座、譲治、真里亞、南條、源次、紗音、熊沢、郷田ではないことは言える。しかし金蔵、朱志香、嘉音、その他の遺体が用いられている可能性は否定できず、犠牲者と目されている蔵臼、絵羽、留弗夫、夏妃、秀吉、霧江が実は生きている可能性も否定できない

・礼拝堂の密室トリックだが、“真里亞の鍵は、真里亞受領後から翌日の楼座開封の瞬間まで、誰の手にも渡っていない!!”とされたので、メタ戦人が最初に示した解答は誤りである。そして礼拝堂での6人の殺害時、犯人は礼拝堂内にいたとあれば、あと考えられる解は次の二つ。[1]真里亞が礼拝堂の鍵の入った封筒を受け取ったのは第一の晩の事件の後だった。[2]礼拝堂には鍵がかかっていなかった。

[1]真里亞が鍵入りの封筒を受けとったのは赤字で示されているが、いつ受け取ったのか戦人視点で確認されるのは、鍵が封筒に入れられ真里亞に預けられたのは昨日の昼前だという楼座の証言だけで、赤字では示されていない。本当は事件の後礼拝堂を施錠してから真里亞に鍵を預けただけなのに、密室トリックを演出するために楼座が嘘をついているという仮説だ。この場合真里亞も楼座と口裏を合わせた偽証者と言うことになる。ネックなのはいとこ部屋で同室しているはずの戦人たちに気付かれるリスクが高い嘘なので現実的ではない点だ。

[2]礼拝堂の鍵についても、その施錠が戦人視点で確認できるのは礼拝堂の鍵は閉まっていた、という楼座の証言だけでこちらも赤字では示されていない。この場合、解錠前に礼拝堂にすでに礼拝堂に集まっていた源次、紗音、嘉音、郷田が偽証者である可能性が高くなる。楼座が鍵を取りに行っている間に彼らが扉が開けられないか確認するのを禁止するのは不自然極まりない行為だからだ。ネックなのはこの時点で郷田が偽証者になる動機がうすいことだ。ただ、郷田が開錠前に礼拝堂にいたという描写は戦人視点のものではないので、本当は、料理の準備にかかりきりだったので開錠ぎりぎりまで礼拝堂にいなかった可能性はある。

 [1][2]どちらにしても確かなのは、楼座が偽証者であるということである

 

実行可能:

 蔵臼、絵羽、留弗夫、楼座、朱志香、譲治、真里亞、夏妃、秀吉、霧江、南條、源次、紗音、嘉音、熊沢、郷田、機長

偽証者確定:楼座

偽証者疑い: 真里亞、源次、紗音、嘉音、郷田

生存者:

 蔵臼、絵羽、留弗夫、楼座、朱志香、譲治、戦人、真里亞、夏妃、秀吉、霧江、南條、源次、紗音、嘉音、熊沢、郷田、機長

 

★第二の晩

・“嘉音はこの部屋で殺された”とある以上、嘉音は本当の意味で必ず殺されている

・“朱志香の死体発見時”とあるので、朱志香も死んでいる。自殺の可能性は否定されていないので、朱志香が嘉音を殺して遺体を隠し、自殺して密室を構築した可能性は残る。

・朱志香は第一の晩発覚時には生きているよう描写されているが、戦人視点では確認されていないので、それ以前に殺されている可能性は否定できない。なので、朱志香殺しの点では誰にもアリバイがない。

・嘉音については、戦人たちは嘉音の後を追って礼拝堂に行きその後6人の遺体を発見しているので、嘉音が殺されたのはその後と言うことになる。そうなれば第一の晩発覚後、戦人と行動を共にしていた楼座、譲治、真里亞、南條にはアリバイがある。

・朱志香の部屋の密室については、源次、紗音、熊沢、郷田の誰かが偽証者であればマスターキーを用いて構築できる。

 

実行可能:蔵臼、絵羽、留弗夫、朱志香、夏妃、秀吉、霧江、源次、紗音、熊沢、郷田、機長

偽証者確定:楼座、源次、紗音

偽証者疑い: 熊沢、郷田

生存者:蔵臼、絵羽、留弗夫、楼座、譲治、戦人、真里亞、夏妃、秀吉、霧江、南條、源次、紗音、熊沢、郷田、機長

 

★第四、五、六、七、八の晩

・まず、●幻想の報告で述べたように、源次、紗音、郷田は偽証者である。この報告時点の南條、熊沢の死を信じる必要はない。

・南條と熊沢の遺体を確認するため使用人室に来た時、戦人、譲治、真里亞、楼座、源次、郷田、紗音の生存は確認できる。その後譲治、源次、紗音、郷田は別行動をとり、楼座、戦人、真里亞は客間に閉じこもる。そして源次が南條と熊沢の遺体発見の報告の後、戦人視点で南條と熊沢の遺体郷田の遺体、譲治の遺体、紗音の遺体が確認されていく。この流れだと、戦人と常に行動を共にした楼座と真里亞にはアリバイがある。

・使用人室の密室は、源次、紗音、郷田は偽証者なので、どうとでもなる。

郷田は偽証者だが、動機がうすく、共犯者とは考えにくい。嘘の嘉音襲撃報告の際にはまだ南條と熊沢は生きていて、夏妃の死の真相を暴くためといって狂言者にさせられているのではないか。この場合南條と熊沢も狂言者。

・夏妃の部屋の密室は、楼座がマスターキーを管理して以降、それら全ては一度たりとも彼女の手を離れていないのだから完全な密室である。ただし、誰も隠れていないとは確認されていないので、遺体発見時に犯人が実は潜んでいた可能性は否定できない。この場合、戦人たちと一緒に遺体を発見した源次は除外される。

・譲治、南條、紗音、熊沢、郷田が自殺してないとは赤字で告げられていないので、この5人の中に自殺した真犯人がいる可能性はある。その場合、南條と熊沢では夏妃の部屋の密室は構築できないので、譲治、紗音、郷田が容疑者となる。ただ、どうやって杭を打つように自殺できたかという疑問は残るので、それよりは遺体が偽物であったと考える方が説明がつく。特に紗音の場合、紗音の遺体はうつぶせで、その遺体を確認する戦人を楼座が後ろ襟を引っ張るほど強く勝手に触るなと咎めたという伏線が用意されてある。(Ep5●全ての死体は、決して検死を誤らぬ参照)

 

実行可能:蔵臼、絵羽、留弗夫、譲治、夏妃、秀吉、霧江、紗音、郷田、機長

偽証者確定:源次、紗音、郷田

偽証者疑い: 南條、熊沢

生存者:蔵臼、絵羽、留弗夫、楼座、戦人、真里亞、夏妃、秀吉、霧江、源次、機長

 

★まとめ

 以上より、碑文殺人としての第一~八の晩を全て遂行し得たのは、蔵臼、絵羽、留弗夫、夏妃、秀吉、霧江、紗音、郷田、機長である。

 偽証者は、楼座、源次、紗音、郷田は確定。疑わしいのは真里亞、南條、嘉音、熊沢。

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