No tengo dinero ni tiempo.

昔習ったスペイン語で今でも覚えている数少ない文章の1つ。

鈴木貴男プロ直伝のフォアボレー

2011-03-20 20:18:19 | テニス観戦
昨日はテニススクールの日でした。以前から私のクラスのコーチが、「実は3月にコーチのためのレッスンがあって、講師がなんと鈴木貴男プロなんですよ。」ととても楽しみにしておられたのですが、そのレッスンを受けてきて間もない昨日のレッスン、「どうでしたか?」と尋ねると開口一番「いや~、マニアックな内容でした。」とおっしゃるのですが、何だか表情は満足げ。というのも、以前コーチは鈴木プロのヒッティングをしたことがあるそうなのですが、覚えてもらっていたとのことでそういうのもあったのかもしれません。
スクールでは、今月のテーマはフォアボレー。ボレーといえば、サーブアンドボレーヤーの鈴木プロの得意技の1つということで、早速直伝の技を教わることとなりました。
コーチはまず、「鈴木プロのフォアボレーのデモンストレーションなんてこんな感じで・・・」と言って、とにかく足音のしないようなすり足でさささささーっと前へ詰める詰める詰める、といった動作をして見せてくださいました。これまでフォアボレーですと、まずスプリットステップ、次に右足を斜め右に踏み出しラケットを持つ右手(右利きの場合)をセット、次に左足を踏み込みラケットにボールを当てて決めに行く、というように「スプリット、1、2」のリズムでコマ送り的に練習することが多かったのですが、「もう、こんなんじゃだめなんですよって感じで。」とのことでした。そのデモンストレーションの後、早速フォアボレーの球だし練習が開始されました。サービスラインからまずファーストボレーで詰め、次にネット前に出されたボールをさらに詰めて深いボレーを決めに行く練習を延々としました。球だし練習は得意な私。だんだん興がのってきて、頭の中では、あの雨の有明コロシアムとか、晴天の靭、またはデ杯のなみはやドーム体育館でこだましていた「タカオ、タカオ」の声を思い出して笑ってしまいそうになるほどでした。やっぱり見ていないようで見ていた鈴木プロのボレーだったのかもしれません。
サーブ練習の時には「ボールのトスでボールを回転ささずにあげる。これは一人で夜中でも練習できるし、もちろん自分もやっている。必ずできるまでしなければならない。」とか「スリクソンのラケットにしてからは軽めのラケットにする代わりにグリップを重くしてトップライトのラケットにチューニングしている。」とかいう話を聞いたよと、コーチは聞かせてくれました。そういう話をもしかしたら「マニアック」とおっしゃったのかもしれません。なおラケットをトップライトにするとどういう効能があるのかは聞きそびれてしまいましたので、また聞いておこうと思いました。
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