No tengo dinero ni tiempo.

昔習ったスペイン語で今でも覚えている数少ない文章の1つ。

初めてのファミリーセール

2013-02-19 23:42:54 | その他
ご縁があり、大手アパレルメーカーのファミリーセールの入場券をいただきました。

いただいた方によると、70% OFFで購入できるとのこと。これは本当にお得です。

さて当日、行ってみるとたくさんの警備員、その会社の案内係の方が会場前で案内しておられました。「入場券を用意してください」と連呼が聞こえ、入場券を見せて周りの人が進む方向へ歩んで行きました。既にたくさんの人が列に並んでいました。そこまで来てここは待機場所なのだと気づきました。
自分も列に付き、その後ろにもどんどんと人は並んで、あっという間に待機場所も埋まって行きました。大きな体育館のようなところに、見渡す限り人、人、人…。コンビニのレジ袋や新聞紙を敷いて座っている人、用意のいい人はビニールシートを敷いて寝ている人もいました。待機用にと用意してきたのか列に着くと即座に文庫本を読み始める人もありました。特に用意のない人は携帯を見たり、連れのある人は談笑したり。私はこの待機状態にちょっと圧倒されつつも平静を装い、決して座り込んだりせず立った状態でiPhoneを触ったりしていました。
問題は待ち時間でした。約10分間隔で3列が入場案内されていきました。列を数えてみると10時50分から並んだ私は12時40分か50分に案内されそうです。実はその日は短期決戦と思っていたのでランチの約束をしていたのです。友人に状況を伝えると「入場したらどんなにめくるめく世界が!。是非、戦利品ゲットを。」と激励の返信が。そこまで言ってくれるならジタバタせずに待つしか無いと腹をすえ、横の列で準備の良いグループが美味しそうなパンを食べているのを横目で見つつ待ちました。
予定通りの時間に入場することができ、さぁここからが本番、狙いを定めておいたブランドのところへいざ突進、取り合いになったら負けずに取らないと・・・と意気込んで入場したのですが、買い物している人は皆さん特に突進などせず穏やかに黙々と商品を物色していました。混雑はしていましたが比較的ゆっくり選べました。腕章をつけたメーカーの方も親切でした。試着場所での案内もシステマティックでスムーズでしたし、レジも私が行った時は待ち時間なしでした。惜しむらくは、私のサイズは日本人の大変一般的なサイズなようで、「あ、これ!」と思って手に取るとたいがい一つ小さいサイズだったこと。一番軽かった頃の体型なら戦利品ザクザクだったかもしれません。
帰宅後、ささやかな戦利品を改めて試着した途端、脚が相当だるくなっていることに気付きました。とはいえ、通常ではできない体験をし、じんわりと満足感を感じた次第です。
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