WoodSound~日綴記

山のこと、川のこと、森のこと、その他自然に関することをはじめ、森の音が日々の思いを綴ってみたいと思います

偽装ばかりの世の中

2006-01-30 | Diary
世の中偽装ばやりである。
障害者の方に携わるものとして、東横インの条例違反には腹が立つ。
加えて社長の会見には、あきれて開いた口がふさがらなかった。
あんなホテルつぶれてしまえと、怒りをテレビにぶつけた方も多いのではないか。
経営者とかうんぬんの前に、人間としての尊厳がないのか?

最近でこそ、よくスーパーの駐車場なんかで、入り口間近のところに、
身障者のマークのスペースがある。
空いていることが多いが、たまに車が停まってたりすると、
駐車除外のカードか、車椅子ステッカーが貼ってあるかついうかがってしまう。
見ている前で、駐車されて中から健常な人が出てきたら、
注意こそしないが、いやぁな気分になる。
そんなことが平気でできる人をむしろ可哀想に思えてくる。
あの駐車スペースは、人に優しい社会が健全に機能しているかを示す、
一つのバロメーターであると思う。
そのバロメーターを自動車のスピードメーターに置き換えて、
揶揄した東横インの社長。

条例違反の建物は、作り直せばそれで済むかもしれないが、
一度作られてしまった世論感情は決して作り直せるものではない。

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