梅雨のあとさき

今日は梅雨の中休み。
といってもまだ、本格的な梅雨到来と言う感じではない。

午前中、一時間ほどかけて、ゆっくりとパスカルと散歩する。
カメラを片手に近所の自然観察も兼ねて。

こうして近所の公園や道端で、草木を見つけると、
知らない種がたくさんある。
カメラに撮って、あるいは現物を少しだけ頂戴して、
家に帰って図鑑を調べたりして、
捜してみるが、これがなかなか特定できない。
でも、こうした地道な努力が、
植物を覚える最短の方法でもあるのは確かだ。
一応、原色牧野植物大図鑑を持っているのだが、
イラストとぴったりというわけには行かないし、
最近では図鑑に載っていない園芸種も多い。

名前を知ってどうだと言われればどうということもない。
むしろ名前を特定すればその植物については、
全て分かってしまったという誤謬に陥る。
本当の意味で植物に向き合って、
美しさや不思議さに感動するには、
名前なんて邪魔なのかも知れない。

などと言いつつもついつい図鑑を見てしまう。
やはり必要最低限の知識を持たないことにはね。

写真はアジサイに戯れるハナムグリ。
図鑑を見るとアジサイにもすごく色々な種類がある!