WoodSound~日綴記

山のこと、川のこと、森のこと、その他自然に関することをはじめ、森の音が日々の思いを綴ってみたいと思います

秋を感じながら~六甲山ヒルクライム

2008-10-20 | Bicycle
秋晴れの一日。休みをもらって六甲山に自転車で登った。


前に六甲を登ったときは表六甲からのアプローチだったが、
今日は東側からのルート。
私の住んでいるところからちょっと上に行くと、
三叉路がある。
右に行くと宝塚(逆瀬川)。
左に行くと六甲山頂へのワインディングロード。

まだ紅葉は完全にしていないが、
ここ何日かの晴天で空気が乾燥していて、
暑くもなくさむくもなくちょうど良い温度。
時折吹く風も心地よく撫でていく。



だんだんと勾配がきつくなり、息もきつくなるが、
停まって休むほどの疲労ではない。
ゆっくりと登る。登る。
毎日標高200メートルを通勤で登っているためか、
結構坂を自転車で登るという行為は好きである。
ひたすらペダルをこぐ行為は、
傍から見ると、とてもしんどくて退屈に思えるが、
結構いろいろなことを考える。
そんな大したことではないけど・・・

最初に決めた目的と角度さえしっかりしていれば、
このヒルクライムのようにしっかりと、
前に向かって登るだけ・・・
これは人生についても同じだ。
大切なのは最初の方向性である。

考えているのは、その程度のことである。

さて、思ったより楽に、勾配がなだらかになったかと思うと、
もう前方に鉢巻トンネル。
このトンネルを過ぎるとすぐ山頂である。

一軒茶屋到着。



ここから山頂までは舗装が悪く、やがて階段になる。
シクロクロスのレースみたいに自転車を担いであがる。

久々に立つ山頂はやはり充実感がある。



山頂付近にそびえるテレビ塔。
これが六甲山の山頂の趣を台無しにしている。
といつもながら思う。



ススキが風に揺れて秋の風景が広がっていた。
汗が乾いて少し肌寒い。



帰りはもときた道を下る。
カーブ注意を示す道路の段々の振動がロードバイクにはきつい。

登りに44分かかった道をなんと9分で駆け降りた。



案外楽に山頂に登れた。
今度は縦走してみたいなぁ。
それともタイムを縮めることに注力しようかな。

目標は尽きない。

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