春の海 2006-04-05 | Diary 「春の海 ひねもす のたりのたりかな」 蕪村のこの句が好きである。 遊び過ぎた高校生活のつけで、納得しての浪人が決まった春。 ちょうど今くらいの時期の、肌寒い中にもほんわりと温かみが感じられる日。 ある女の子と一緒に須磨浦公園に遠出した。 彼女は一緒のクラスになったことはなかったが、私と同じ進学塾に通っており、 一度ゆっくりと話をしてみたいとお互い思っていた。 当時、私が住んでいた近くの駅から . . . 本文を読む