トランプ氏は新型大統領専用機の納入延期を巡り不満を表明してきた(5月、南部フロリダ州)=ロイター
【ワシントン=赤木俊介】
カタール王室がトランプ米政権へ4億ドル(約590億円)相当のジャンボジェット機の贈呈を検討していることが明らかになった。
大統領が議会からの承認を得ずに、外国政府から多額の贈与を受け取ることを禁じる米憲法に抵触する可能性が指摘され、支持者や共和党内から批判の声が出ている。
外国政府からの寄贈品、上限は480ドル
カタールのジェット機寄贈は複数の米メディアが報じた。
ジェット機は新たに大統領専用機「エアフォースワン」として運用する計画。カタール王室による特注機体で、ブルームバーグ通信によると2007〜13年に同国首相を務めたハマド・ビン・ジャシム氏が使用した。
トランプ米大統領の任期終了後は同氏の大統領図書館に寄贈されるという。
米ABCテレビによると、ジェット機はトランプ氏本人ではなく米国防総省へ提供されるため、米司法省は贈呈が合法であると結論付けた。トランプ氏は12日、任期が終われば専用機は「図書館へ直接行く。(任期後は)利用しない」と記者団に述べた。
米国では第31代のフーバー大統領以降、米大統領の在任中の資料や記録を保管する大統領図書館がそれぞれのゆかりの地や生誕地に設置されてきた。
米国立公文記録管理局(NARA)が管理する。
西部カリフォルニア州にあるロナルド・レーガン大統領図書館には大統領が使用した大統領専用機などが展示されている。
米大統領を含め、連邦政府職員は法律上、米一般調達庁(GSA)が設定する金額を上回る額の寄贈品を外国政府や国際組織から受け取ることができない。
25年3月時点の上限は480ドルだ。歴代大統領は諸外国から受け取った品々をNARAへ譲渡してきた。
米国務省が発表した資料によると、バイデン前大統領は23年だけで絵画や銅像など40点以上もの贈呈品を外国首脳などから受け取り、いずれもNARAへ受け渡している。
トランプ氏が初当選を果たした16年の大統領選後に安倍晋三元首相が送った黄金のゴルフクラブもNARAが管理する。
カタール政府とハマスの関係を問題視
トランプ氏はジェット機の贈呈が「我々が(カタールを)継続的に助けてきたことに対する意思表示だ。
我々はこれからもサウジアラビア、アラブ首長国連邦、そしてカタールを支援する」と表明した。
しかし、与野党やトランプ氏の岩盤支持層からは批判の声が上がっている。
トランプ氏と近い極右活動家で陰謀論者のローラ・ルーマー氏は11日、Xへ「カタールはハマスや(レバノンの民兵組織)ヒズボラなど、米兵を殺害してきたイランの代理勢力に資金を提供する」と書き込み、ジェット機を受け取れば「政権の汚点となる」と強く反対した。
共和党のリック・スコット上院議員も議会専門紙ザ・ヒルに対し「彼ら(カタール)はハマスを支援する。
安全を確保できるはずがない」として、カタールから受け取った機体を米大統領が利用することは安全上の理由から反対するとの見解を示した。
民主党のリッチー・トーレス下院議員は11日、米政府監査院(GAO)や国防総省の監察官室に宛てた書簡で、ジェット機の贈呈を巡る倫理問題を捜査するよう求めた。
カタールは「中立的な国家ではない」と主張し、カタール政府とイスラム組織ハマスとのつながりも問題視した。
民主党のコーリー・ブッカー氏など上院議員4人は12日、別の共同声明で「憲法にはっきりと書かれている。
大統領をはじめとした公職者は連邦議会からの承認なしに外国政府から多額の贈与を受け取ることはできない」と記した。
長男がカタールでビジネス。利益相反問題も浮上
トランプ氏の長男ジュニア氏とエリック氏が運営するトランプ・オーガニゼーションはカタールで事業を展開しているため、利益相反の問題も浮上している。
同組織は4月30日にカタール国内でゴルフリゾートを建設する契約を結んだ。AP通信によると、カタールの政府系ファンド(SWF)が出資する企業が開発を進める。
また、トランプ氏は選挙活動中だった24年9月にカタールのムハンマド・ビン・アブドルラフマン首相をフロリダ州の自身の邸宅へ招いていた。
トランプ氏が司法長官に指名したパム・ボンディ氏は19年にカタールのロビイストとして登録していた。
盗聴器設置など安全性検査の必要も
議員らは贈与の容認が外国勢力による干渉を招きかねないと訴え、外国政府から受け取った航空機を大統領専用機として運用するには安全保障上の懸念が生じるとした。
米軍と情報機関による機体の安全性の確認や、盗聴器など監視機器が設置されていないかを検査する必要がある。
エアフォースワン専用の機材や設備の設置にも追加で費用がかかる。
ジェット機の贈呈についてブリーフィングを受けた関係者は米AP通信に対し、カタール王室のジェット機を改修することは可能であるとしつつ、対空ミサイルへの防御手段など一部機能が従来の大統領専用機に劣る可能性を指摘した。
もともと、次期の大統領専用機を巡っては米航空機大手ボーイングが納入する予定だったが、納入時期を延期している。
ボーイングは80年代に製造された現行の大統領専用機の後継として、改良した「747-8」型の専用機を製造する契約を18年に受注した。
24年までに納入する予定だったが、新型コロナウイルス禍による供給網の逼迫、特注部品の調達、そしてセキュリティー・クリアランス(適格性評価)に関連した問題で延期された。

2025年1月20日(現地時間)にドナルド・トランプ氏が再びアメリカ大統領に就任。政権の行方など最新ニュースや解説を掲載します。
続きを読む
日経記事202.5.13より引用
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
関税の件でも、相手国におねだりしているかも知れんぞ。 このオッサンは!
米国の銀行の口座を調べても無駄。 海外の銀行口座に振り込まれていたり、ケイマン諸島などタックスヘイブンでマネーロンダリングしているの決まっとるやろ!
・希代のペテン師トランプhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/23b3484a5a7f1f90166f5e75dedadd2c
アホです。 おまけにエロ詐欺師
★米議会で論戦「トランプはロシアの工作員か」“アメリカ抜き”欧州の自立と限界【2025年3月14日(金)#報道1930】| TBS NEWS DIG
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/66b13c49798163e8df46ce5f5f52027
★プーチンはトランプを操っている」…"ホテル6軒破産"ダメ実業家の、頭の弱いお馬鹿トランプ氏が大統領になれた本当の理由(プレジデント onLine 2025.3.27)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c528eee1e8d55b7a58055dd309415fbc
・トランプ暗殺未遂 トランプによる自作自演のやらせ説
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/6d0dd34c0a2c408bc92f608bef749d47
・ゼーリック氏ら米共和の元高官100人、ハリス氏支持(日経・ロイター記事)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d00ae2e261a46639d8c67c55416a0511
・米退役軍人ら700人超、ハリス氏支持 「民主主義守る」(日経・ロイター記事)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1516359acdf01351fc61ec47bc396bf2
・米司法省、マスク氏側に注意喚起 激戦州で毎日100万ドル(日経・ロイター記事) 飴に釣られる愚かな阿呆たち
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f87a14068256c74f14030e0b520c0f26
・トランプがDSと戦っている? 冗談もほどほどに!
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/de96e73270e915c376ff4eeae976c036
・トランプはDSと戦っていて、暗殺・戦争をしない?冗談もほどほどにhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f68d57be8bbd0c7a359c62ec32aa3b6b
★トランプの父親の教育方針の闇が深すぎた
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/fd66d27e78aecbda32aceae5bb529145
★【トランプ政権】 米国で暴れる「文化大革命 政府破壊で外交にも影 本社コメンテーター 秋田浩之 (日経2025.2.24)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/28aff6570e25fac76c80e3d2c16a89b5
↑
事実を見ろ!
レイプ犯罪他、多くの犯罪を犯した阿呆が大統領になれば、自分で恩赦するという人物に、大統領選で、よく投票するもんだ。
ドアホらが!
『何事も失敗の原因の本質は無知。 そして根拠なき思い込みと根拠なき楽観!』
ビジネスもプライベートも同じ。
Renaissancejapan
(おまけ 重要情報)
・世界10大リスク「Gゼロ混迷」首位 ブレマー氏の調査会社(日経記事)
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/490c8fe699d469391dadee5bb465b2af
・新年快楽!トランプ政策はすべてが裏目!?絶頂は就任式…?人事も年齢も懸念だらけ!!早々にレームダック化も…凋落へのカウントはじめイギリスIMALUダウンが始まる
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/58b6e9e2e516bf52f34e7d7093f165d9
・トランプに熱狂する弱者の阿呆たちと、ナチスのヒトラーに熱狂する弱者の阿呆たちは同じ : 馬鹿は死ななきゃ治らない
整形を繰り返す高市早苗。お前、どれが本当の顔やねん。
・高市早苗を愛国保守とデマを流す、阿呆の連中とそれを信じるどうしようもない頭の弱い阿呆たち RJ人気記事https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/2a6100fa6dadae57b58fbfbe6bac8260
・希代のペテン師・高市早苗(整形中毒・政界の公衆〇〇) RJ人気記事
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/2a6100fa6dadae57b58fbfbe6bac8260