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トーマス・グラバー 第六章 グラバー三菱岩崎との再会  グラバー、弥之助、三菱のピンチに立ち向かう

2025-02-01 20:25:32 | 秘密結社 フリーメーソン、イルミナティ、世界権力・陰謀・都市伝説、など、

トーマス・グラバー 第六章 グラバー三菱岩崎との再会 キリンビール設立に貢献https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/874e308ea46544c28d134284809151b4
からの続き

 

 

 

グラバー、弥之助、三菱のピンチに立ち向かう

キリンビールの経営にグラバーが参加し始めた頃、兄弥太郎は死に、弟弥之助が新社長に就任した郵便汽船三菱は、未曾有のピンチに立たされていた。

弥太郎が社長をつとめていた時、外国汽船会社との闘い、政府設立の日本国蒸気船会社との闘いは前述した通り。 だが弟弥之助が兄の死により、新社長に就任した時の明治十八年、三菱は今度ばかりは倒産を待つしかないという危急存亡のピンチに立たされていた。

 

政府系設立の日本国郵便蒸気船会社が三菱に敗れた時、薩長間で占める政府閣僚は、土佐、佐賀の土肥閥の追い出しにかかった。 徳川幕府倒幕では手を組んでいた薩長土肥が、幕府軍に勝利し、天下(明治新政府)を掌握するや否や、今度は新政府の権力の座をめぐり、薩摩と土肥が相対立することになってしまったのだ。

土佐藩出身の岩崎弥太郎率いる三菱汽船を海の藻屑にして、薩長が日本海運の利権を握る。 そう決めた薩長派のメンバーは次の通り。

 

農務省卿西郷従道(薩摩)、同大浦品川弥二郎(長州)、これに伊藤博文、山県有朋、井上馨(全て長州)らの有力参議らが加わり、国営会社、『共同運輸会社』(中堅の海運会社三社を合併)を説膣した。

これは三菱潰し以外の何者でもない。 共同運輸は共同運輸は国内、海外の航路と全く同じ航路を開設してきたのである。 これでは両者が激突し、どちらかが沈没することは目に見えていたのである。

 

共同運輸の社長に就任した伊藤萬吉は、既存の合併中小三社の船舶は旧式中古船が多いため、自ら英国へ出向き、新式船九隻を発注、船舶自体の強化を図った。 これに対して三菱も新船二隻を英国に注文したが、これにはグラバーが動いた。 

一方。ロシア汽船カムチャッカ号(一〇三〇トン)を傭船した。 共同、三菱が今から死ぬか生きるかの壮絶な戦いが展開されようとしていた時、両者の中に割り込んできたが、関西財界を中心に設立された『大阪商船会社』である。

 

同社設立の背後には、薩摩出身でグラバーとは長い交際を経ていた五代才助(この時は『友厚』)が控えていた。

グラバーはかつて生麦村事件の際、自分の身命を投げ打って薩摩藩を救おうとした五代の心根に感激した者だった。

ところが、倒幕に成功し、なんとか中央政府の幹部になりたいとの欲にまみれた五代の態度に 「人は社会が変われば、行も変わるものか」 と、軽蔑を覚えていた。

 

そんな中、共同運輸と三菱の熾烈な競争を見て、どちらが勝利しようが、その分け前はタップリといただきたい。

倒幕後、五代は自己の名誉、利益を次々と追い求めていた。 それはさておき、がっぷり四つに組んだ三菱と共同とは、運賃価格、スピードで命がけの競争を展開していた。

 

明治十七年十月、三浦半島の観音寺沖合で、お互いの船がすれ違うとき、互いに航路を譲らぬため、三菱の須磨の浦丸(七百十五トン)と、共同運輸の山城丸(二五二七トン)が衝突、三菱の須磨の裏丸は船体をかなり損傷した。

この事件は海軍卿、川村純義の調停で共同運輸より弁償金二万円で決着をみたが、今後も両者によるアクシデントは十分にあり得ることとし、農商務省はこういった無益な競争を回避すべく、同年十二月、汽船の出航時刻を変えるように命じた。

 

両者が血みどろの死闘を演じていたころ、それは明治十七年九月中旬、弥太郎は自宅で夜、目眩みを起こして転倒した。 これは糖尿病の悪化によるもの。

当時、東京の名医といわれる医者を次々に五、六人を呼び、弥太郎の診察をした。 しかし、この時には弥太郎の糖尿病は悪化し、インシュリンの薬がない当時、死は時間の問題と思われた。

 

明治十八年二月七日の夕方、家族、社員の祈りも空しく、三菱の創業者、岩崎弥太郎は息を引き取った。 享年五十歳。

 

 

 

 

(トーマス・グラバー関連情報)

 

01.明治維新の大功労者 トーマス・グラバーのシリーズを始めます
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/70f324bc493a22f952abaee990d84f88

02.明治維新の大功労者 トーマス・グラバー フリーメーソンつぃいての活躍  本の 表紙と帯
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/95df680c734518c71420ceffc9cf0ad3

03.トーマス・グラバーと明治維新 FACTベースの基礎知識
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d4b42ac9313d70fcc5a9e7b4f74f7ebd

04.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ 初恋の人との別れ
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/981d3ada11449dab0078dd90c263df5f

05.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ フレーザーバラを離れる
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e0912b2050bf8f7e90f4c6a2642c6083

06.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ ギムナジウムへ入学
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07.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ 海の向こうに何がある
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08.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ 内部の矛盾を抱える
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09.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ 活気に満ちたアバディーンhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/8ac7d795a06c8af4212c11a4a6cc8461

10.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ ジャディ・マセソン商会https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1df77aae650497988383afa152bbd217

11.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ アヘン戦争で飛躍したJM商会https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/083bb057cd417f4e6597ca8a26fda0b9

12.トーマス・グラバー 第一章 トーマス十二歳、生まれ故郷を後へ 船舶仲買業に就職
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15.トーマス・グラバー   第二章 グラバー長崎へ出立  マッケンジーの誘いhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/31aeeb59919e6e4aad12d6c427ec309e

16.トーマス・グラバー 第二章 グラバー長崎へ出立  尊王攘夷、倒幕に揺れる日本https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/dc6949dbc3fecf3297e91a03eae96acc

17.トーマス・グラバー 第二章 グラバー長崎へ出立   朝廷に内緒で通商条約にサイン
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18.トーマス・グラバー 第二章 グラバー長崎へ出立 清潔で平和な町長崎https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/eb121d8c3b34ee1ffcfb2e89d5f63b8a

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33.トーマス・グラバー 第三章 世界の大きな謎」 原始キリスト教団の活躍https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/2467b848d6fa1869c7f478463bc770e0

34.トーマス・グラバー 第三章 世界の大きな謎」 アメリカのユダヤ贔屓https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/714c82f60bce4f34379f7f7998ae2cbb

35.トーマス・グラバー 第三章 世界の大きな謎」 イスラエル、中東戦争に連勝https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/b5554f9ebe314a90c97bc105eae1ebdd

36.トーマス・グラバー 第三章 世界の大きな謎」 米国内で大活躍のイスラエル人https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/a6d4bf8238ce1f4391b72d1d6cb825a1

37.トーマス・グラバー 第四章 グラバー長崎での活躍  茶の輸出を決心https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/da3eefe98934104161e2e20d70fbd755

38.トーマス・グラバー 第四章 グラバー長崎での活躍  茶の女商人、大浦慶https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/12684f6e7a20014012e3335a71a7cef4

39.トーマス・グラバー 第四章 グラバー長崎での活躍  茶葉の再生工場を建設https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/b079ad539190a76d9a3b0e2e685e7fdf

40.トーマス・グラバー 第四章 グラバー長崎での活躍  五代才助に会うhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d62ff770c858327957e8dcd970415eb7

41.トーマス・グラバー 第四章 グラバー長崎での活躍  琉球王国の危うい歴史https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5204c5043191bb6155d8066f23d1b037

42.トーマス・グラバー 第四章 グラバー長崎での活躍  船舶を一隻受注https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/40288565c64b99bde0bc9817e1056752

43.トーマス・グラバー 第四章 グラバー長崎での活躍  横浜へ見学の旅https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c957375a45e4c830da89bf0cbd098b47

44.トーマス・グラバー 第四章 グラバー長崎での活躍  井伊大老の暗殺https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/21d3943978ef0e71d379b0b2189f7f08

45.トーマス・グラバー 第五章 グラバー商会の稼働開始 イングランド号、無事薩摩藩に納入https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/19602b78ee78bbacb48e848e31a947bd

46.トーマス・グラバー 第五章 グラバー商会の稼働開始 長崎一の茶葉工場稼働開始https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/db7bcc48925088ee0cd4228ac7403553

47.トーマス・グラバー 第五章 グラバー商会の稼働開始 マッケンジーの仕事を引き継ぐ
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/896e80d85d3ce80bb937a3d1a7bfcfdf

48.トーマス・グラバー 第五章 グラバー商会の稼働開始 岩崎弥太郎、阪本竜馬に会うhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/bd632c979ef16f5c33935d21603f235e

49.トーマス・グラバー 第五章 グラバー商会の稼働開始  船舶・武器輸出へhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e048230522a67d46bc0630450ef64190

50.トーマス・グラバー 第五章 グラバー商会の稼働開始  茶葉工場の移動命令https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/8acda48a5ffb018b5e09e2a6975dd8d3

51.トーマス・グラバー 第五章 グラバー商会の稼働開始  グルームとパートナーを組むhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/0ad3300c80406541bee9d8ce6eca4515

52.トーマス・グラバー 第五章 グラバー商会の稼働開始  三番目の兄、ジェイムズの来日 
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1d738fd79252edd6002105d3dfce4dca

53.トーマス・グラバー 第五章 グラバー商会の稼働開始  薩英戦争後、急接近https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/afe1ee668a9bf159e94ece331f87b27a

54.トーマス・グラバー 第五章 グラバー商会の稼働開始  グラバー邸の完成https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/88a9b3e1bfc31e0a7a7be669bdca5cde

55.トーマス・グラバー 第五章 グラバー商会の稼働開始  隠し部屋があった?https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/69c6d450abef03bc70f40b402d39562f

56.トーマス・グラバー 第五章 グラバー商会の稼働開始  徳川幕府の崩壊https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1c738852adb900890064adeb6ea024c8

57.トーマス・グラバー 第五章 グラバー商会の稼働開始  高島炭鉱の経営に乗り出すhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/bf7a2140095969b80e4bff6f2e0671e4

58.トーマス・グラバー 第五章 グラバー商会の稼働開始 所有者転々と変わるhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/22e3a8d6eb2b4f54e4fddeb58a1c2cc3

59.トーマス・グラバー 第六章 グラバー三菱岩崎との再会 助っ人、岩崎弥太郎https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d6a008b9ff0895eb7cc53064d2eac82f

60.トーマス・グラバー 第六章 グラバー三菱岩崎との再会 岩崎、三菱商会を設立https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f82fc6aaf41a4d3d0f73968bd9b8acdc

61.トーマス・グラバー 第六章 グラバー三菱岩崎との再会 グラバー、岩崎弥太郎と東京へhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/36a8f8573726a6188964cb30b917e736

62.トーマス・グラバー 第六章 グラバー三菱岩崎との再会 台湾征伐、西南の役で大活躍https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/49e435bfdaeb83b8b18948db7d991c48

63.トーマス・グラバー 第六章 グラバー三菱岩崎との再会 三菱の弥太郎、海運の独占企業へhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7262fe8cfd70e6205e5131caabd05fe2

64.トーマス・グラバー 第六章 グラバー三菱岩崎との再会 三菱、外国汽船を駆逐https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/6bf25294dbb3e7f12080549f7f02cc6f

65.トーマス・グラバー 第六章 グラバー三菱岩崎との再会 キリンビール設立に貢献https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/874e308ea46544c28d134284809151b4

66.トーマス・グラバー 第六章 グラバー三菱岩崎との再会 グラバー、弥之助、三菱のピンチに立ち向かう。
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d589b14656e18be1c79ce1cfe3d253dd

 

 

 

 

 

この本(歴史書)は、歴史的に貴重な写真、図、文献なども数多く掲載されている秀逸な作品ですが、それらをPDF化して皆さんに紹介することもできますが、著者と発行所の『長崎文献社』に敬意を払って、全てを紹介するのは、控えたいと考えております。

 

 

 

★ト-マス・グラバー ここまでの投稿記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/659dadfd8abcded85689534cb5c627a6

★フリーメーソン・イルミナティ・秘密結社 ここまでの記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d52e37f7e9a7af44f93554ed333744b3

 

 

 


トランプ氏、石破首相と会談意向を正式伝達 7日で調整

2025-02-01 20:17:00 | 日本政治・外交


米政府はトランプ氏㊨が石破氏と会談する意向を日本政府に正式に伝達した

 

【ワシントン=坂口幸裕】

米政府は1月31日、トランプ米大統領が米首都ワシントンで石破茂首相と会談する意向を日本政府に正式に伝達した。米政府関係者が明らかにした。

日程は2月7日で調整している。1月20日の第2次トランプ政権発足後、初の日米首脳会談が固まった。

 

トランプ氏は31日、記者団に「2月7日に日本の首相と会談し、何を話すつもりか」と問われ「彼は来週に来る。会談を求めてきた」と表明した。

「日本に大きな敬意を抱いている。日本が好きだ。彼らは私と話すためにやって来るので、楽しみにしている」と語った。

 

米政府関係者によると、トランプ氏が石破氏宛てに書簡を送り、石破氏をホワイトハウスに招待して会談する意思を伝えた。

日米同盟の重要性を確認し、経済や安全保障での協力について話し合う。

 

石破氏は米国産シェールガスを含む米国からの輸入拡大や対米投資の実績を強調し、トランプ政権との関係構築につなげる。

バイデン前米大統領が中止を命じた日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画についても議題になる可能性がある。

 

日米両政府は2月前半の首脳会談を想定して閣僚を含む高官協議を重ねてきた。岩屋毅外相は1月20日のトランプ氏の大統領就任式に合わせて訪米し、ルビオ国務長官と「同盟を新たな高みに引き上げる」と申し合わせた。

中谷元防衛相は30日にヘグセス国防長官と電話協議し、インド太平洋地域で日米同盟の抑止力・対処力を向上させる方針で一致した。

 

米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条を沖縄県尖閣諸島に適用することをトランプ新政権との間でも確認した。

トランプ氏は2024年12月の記者会見で、石破氏と「ぜひお会いしたい」と述べた。「(首相の)その地位に敬意を抱いている。我々は日本を非常に重要だと考えている」と話した。

 

石破氏の訪米日程は米国側が2月前半を打診し、日本側が調整していた。1月20日の大統領就任前に会う案もあったが、日本政府は就任後の方が実質的な話し合いができると判断した。

石破氏は24年11月5日の大統領選で当選を確実にした直後、トランプ氏と5分ほど電話で話した。同月の南米訪問に合わせて対面会談を探ったが、トランプ氏側が民間人による外交政策への関与を禁じたローガン法を理由に打診を断り実現しなかった。

 

 
 
 
 
 
トランプ政権

2025年1月20日(現地時間)にドナルド・トランプ氏が再びアメリカ大統領に就任。政権の行方など最新ニュースや解説を掲載します。

 

 

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日経記事2025.2.1より引用

 

 


ロシア爆撃機、日本周辺飛行 官房長官「警戒に万全」

2025-02-01 17:10:00 | NATO・EU・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢


 

防衛省はロシア軍の戦略爆撃機「Tu95」2機が30日に日本周辺を飛行したと発表した。

午前から午後にかけて、戦闘機を複数機伴って北海道とサハリンの間の宗谷海峡上空、奥尻島(北海道)沖から男鹿半島(秋田県)沖の日本海上空を飛んだ。

 

Tu95は核兵器を搭載可能な爆撃機だ。爆撃機と戦闘機が飛んでいる間、同国軍の哨戒機も日本海上空を飛行していた。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して継続的に監視したという。

林芳正官房長官は31日の記者会見で「警戒監視と対領空侵犯措置に万全を期す」と強調した。飛行の意図・目的を断定するのは難しいとしつつ「ロシア軍は日本周辺での活発な活動を継続している」と指摘した。

 

ロシア軍を巡っては、2024年9月に今回飛行した宗谷海峡近くにある礼文島(北海道)北方の日本領空を侵犯した例がある。

 

 

日記記事2025.1.31より引用

 

 

 

トランプ関税第1弾 インフレ上振れ、世帯13万円負担増も

2025-02-01 16:34:05 | トランプ政権


トランプ政権の関税策は米国民にとっても負担増となる公算が大きい=AP

 

【ワシントン=高見浩輔】

トランプ米政権が1日に最初の関税引き上げに踏み切ると、ホワイトハウス報道官が31日の記者会見で明言した。

関税により米国のインフレ率が上振れするリスクが高まり、米国の1世帯あたり830ドル(約13万円)以上の負担増になるとの試算もある。報復関税の応酬という、勝者なき消耗戦も現実味を帯びる。

 

31日に記者団の質問に答えたトランプ氏は、関税が輸入物価に転嫁される影響を聞かれ「短期的な混乱が起こるかもしれないが、人々はそれを理解するだろう」と主張した。

「関税はインフレではなく、成功を引き起こす」と述べた。

 

 

報道官はカナダとメキシコに25%、中国に10%の上乗せ関税を課すと認めた。

米調査機関タックス・ファンデーションがこのシナリオで試算したところ、輸入業者などが支払う増税分は今後10年で1.2兆ドルに達し、国内総生産(GDP)は0.4%目減りする。

 

輸入価格の上昇は米国民に価格転嫁される公算が大きい。2025年には1世帯あたり830ドル以上の実質増税になる。中国の関税引き上げが見送られた場合でも670ドル以上が見込まれる。

トランプ氏は31日午後にカナダ産原油は関税を10%に下げると発言しており、影響はこの試算よりやや軽くなる可能性もある。

 

たとえばアボカドは米国での消費量の大半をメキシコからの輸入に頼っている。

国内生産はわずか1割で、数少ない産地であるカリフォルニア州は山火事被害で生産量の減少が懸念されている。メキシコ料理チェーンなど局所的な影響は大きい。

 

メキシコ経済への影響も大きい。

英オックスフォード・エコノミクスのティム・ハンター氏は「年内に景気後退に陥る可能性がある」と予想する。同じ規模の関税で報復した場合、インフレ率は前年比6%に上昇するという。

 

「交渉の道具」(ベッセント財務長官)としていた関税が現実に導入されれば貿易政策を巡る不確実性は一気に高まる。

ゴールドマン・サックスはカナダやメキシコへの関税が予告通り実施される確率を20%程度とみていた。

 

日本を含めた世界経済への影響としては、ドル高圧力が高まる影響もある。

米国のインフレ率が上振れする可能性が高まれば、米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに慎重になり、米国の金利が高止まりする可能性がある。

 

 

 
 
 
 

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

 

 

 

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今村卓
丸紅 執行役員 丸紅経済研究所社長・CSO補佐
 
分析・考察

政権内部で関税を交渉の道具にとどめたい市場重視派と製造業復権へ発動させたいMAGA派の暗闘が続いている模様。

トランプ氏は関税発動とインフレ抑制の両方が必要。

関税発動を避けた就任当日は市場重視派が優勢、その後MAGA派が関税発動でもインフレはないと訴えて巻き返したのでしょう。

トランプ氏はメキシコとカナダへの関税は経済目的、貿易赤字と言い、フェンタニル流入抑制などの交渉道具とする従来の説明と矛盾も。

もう同氏の中では区別はなく、交渉に勝ち貿易赤字削減も製造業復権も果たせる最強の武器なのでしょう。

こうなると市場重視派は無力、インフレ再燃の兆候が生じるまではトランプ氏は高関税を突き進めると思います。

 (更新)
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日経記事2025.2.1より引用
 
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アホボン・トランプと、お馬鹿なアメリカ国民で、アメリカは終わりの始まり。
 
 
 
 

・希代のペテン師トランプ (今だけ・金だけ・自分だけ、そしてペテンだけ) RJ人気記事
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/02cd2c28a4fb789a18cac5cf12cbb25c

 

 

まだ分かっていない阿呆がいるようだ。

文化人放送局、ダイレクト出版、Wll、CGS そして Haranoタイムズ、カナダ人ニュースなど。

 

よほど頭が悪いのだろう。 ミジンコ脳。 可哀想に。 馬鹿につける薬なし!

死ななきゃ直らない!

 

 


 

 


ロスチャイルド財閥-418 【神王TV】ロックフェラー VS ロスチャイルド、本当の支配者はどっち?【都市伝説ではなく歴史】黒船のペリーとハリマンとカーネギー

2025-02-01 16:11:53 | 国際政治・財閥

ロックフェラー VS ロスチャイルド、本当の支配者はどっち?【都市伝説ではなく歴史】黒船のペリーとハリマンとカーネギー

https://www.youtube.com/watch?v=eEVMjjhF3nY

 

 

 

(関連情報)

ロスチャイルド財閥-111 国際金融財閥の序列
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/af41696ec05203f68b46d63b897e9b3d

・ロスチャイルド財閥-215 ロスチャイルド当主 ANAホテル(赤坂)プライベート会合
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/15e42c79348485224e0b9ae63ca899e4

・現在、日本の政財界で最も注目される女性 経団連副会長・野田由美子(ロスチャイルド系大手企業の会長)、日本初の女性総理?  RJ人気記事
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/11660fd16625dc0796f332f6ceb41bc9

 

・ロスチャイルド財閥-399 第二次大戦以降、ロックフェラーに騙されている日本人
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/2c6cf7129edbc6a6820fd21296783583

・DS陰謀論の本丸FRB(アメリカ中央銀行)を分かり易く説明
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1928f3096af970fb561f43a7179cfffb

・【解説】ポール・ウォーバーグ|アメリカ中央銀行・連邦準備銀行創設者
https://www.youtube.com/watch?v=RNRB0Frq-Vs&list=TLPQMTUxMjIwMjQHSVY66QVE7g&index=3


・ロスチャイルド財閥-417 【これでわかる ロックフェラー(共和党のバック)】石油から政府まで牛耳った?アメリカの華麗なる一族
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/a4e1e35f8d9478ae928bfc1e9ba56377


・ハプスブルク家、今日も世界に大きな影響力
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/51f449486c28e15e8b7e71d3a9b318ca