月は東に

Get Out Of That Rut & Savor Life

40kmなら歩いたことありますが……

2005-08-28 00:56:38 | Koji’s Entertainment
私の出身高校にも似たような行事がありました。私にとっては全然楽しい思い出じゃないんですけどね。

でも、桜丘高校の生徒たちには、特別な思い出になったことでしょう。
『にんげんドキュメント 15歳の長い一日~渥美半島 夜の50キロ歩行~』をオットと一緒に見ました。

15時間近く、夜通し誰かとずっと歩くということは、一生に一度と言っていいくらいの貴重な経験。
賞罰も関係なく完歩を目指して、友達を気遣い励ましあい、カレカノで手をつないで、歌いながら、睡魔に襲われながら、ひたすら歩く。
行事に参加した全ての生徒にとって、楽しい思い出だったとは言えないかもしれないけれど、この15時間の中で、彼らが“何か”を見つけ“何か”心に残せて、これから“何か”を掴もうとすることができたらいいなと思う。

耕史君の声は相変わらず淡々としていて、彼がナレーションであることを忘れるくらい番組に引き込んでくれる。だから最低2回は見ないと
自分の高校時代を思い出したりしたんでしょうか。今回は言葉の端々に“エールを送る”感があった気がします。ちょっとお兄さん的って言った方がいいのかな。

オットは「最初山本耕史やったけど、最後はあいつやなかった」とのこと。
…じゃあ誰だよ
まあ“番組の邪魔をしないナレーション”を実感した、と解釈しとこ。


★余話
ウチの高校の場合は“歩く”という点だけですね、共通事項は。
・距離約40㎞(半分くらい山道)
・季節は秋なので気候的には楽
・部活単位で行動
・なので嫌いな先輩も顧問も一緒
・私語禁止
・休憩は昼食のみ
・賞罰は基本的に無いけど、チェックポイント通過時間が決められていて
 遅れるとバスに乗せられて学校へ強制送還。
 その部にとっては屈辱以外の何ものでもない。
 “こいつらは体力も根性も無い”というレッテルを貼られるわけなので。
・朝早く出て、夕方には学校へ戻るのでそれから部活動。
・野球部とか男子バスケ部は走るので、昼過ぎには学校に戻って部活動。
 ……あいつら人間じゃねぇ
てな感じです。楽しいわけがない
足の親指に血豆が出来て、爪の全面真っ黒。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« わ!(ちょっと追記) | トップ | 去年は函館、今年は会津 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Koji’s Entertainment」カテゴリの最新記事