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私のPDA履歴書 7

2007-01-13 21:55:06 | PC・PDA履歴書


私のPDA履歴書 第7回

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 現行モデルにひけをとらないハイスペックを擁したe550GXだったが、欠点も存在した。PDAとしては高クロックなPXA250 400Mhzを搭載していたが、予想していたほど動作は早くなかったのだ。それはXScale CPUがPocketPC2002より後にできたCPUであり、PocketPC2002というOSがXScaleに最適化されていなかったからだといわれている。実際使ってみてもアプリの切り替えといった基本動作は体感できるほど早くなっていなかった。
 それでもメモリが128MBというは脅威的なスペックで、本体に様々なソフトを入れ(リンク)、さらに電子地図のデータを入れてなお、プログラム実行領域を50MBも確保できていた。Jornada525では一日に1~2回行っていたソフトリセットも、e550GXでは3日に一回ほどに減少。動作速度はそこそこだったが非常に安定した動作をしてくれた。



 ちなみに購入1週間で、定価の1万円引きという破格で買えた理由がわかった。私がe550GXを買ってすぐに、東芝から新製品e550GD/Cが発表されたのだ。この3機種はPXA255 400MHzというPocketPC2002に最適化された新CPUを積んでいた(約23%のパフォーマンス向上と約30%のバッテリ寿命改善を実現というの謳い文句が公式HPにも記載されている)。どうやらそれらが発売される前に安く売りさばいてしまおうということで、1万円も安くなっていたようである。

さらにe550GXを買った3ヵ月後の2003年5月にはNTTドコモより名機Sigmarion3も発売されたという裏バナシもあり、Jornada525に引き続いてe550GXでも私は購入のタイミングを誤ったのだった。どうも私はモノを買うタイミングを逸することが多いようである。
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