くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

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遺恨あり

2011年02月27日 | 藤原竜也



久々に見ごたえのあるドラマだった。

竜也ファンにとってはなおさら見どころが満載だ。
ドラマの主人公臼井六郎の中にはいろいろな要素がある。
幼い頃の惨劇がトラウマになる。俊徳みたいだ。
憎しみと復讐に生きるのはオレステスやハムレット。
明治維新は黙阿弥オペラ。西洋の真似ごとだけではきっと綻びがくる…。
竹林の中の居合はムサシのようだったし、激しい殺陣は沖田総司。
パレードのような尾行シーンもあった。



つまり…、これは、ある意味、藤原竜也の集大成作品だ。
シェイクスピア、ギリシャ悲劇、井上ひさし作品を経てきたからこそ、一層哀しく、深い表現につながり見るものを打つ。そう、どれひとつとっても薄っぺらさがなく重厚なのだ。それでいて、映像はかつての時代劇のような古臭さはなくセンスが良い。竜也くんのビジュアルは最高にきれい。16歳も23歳も33歳も全て違和感がなくちゃんとその年齢なりの六郎になっていた。自分の人生を振り返り、流れる川に短刀を投げて号泣するシーンが秀逸。泣かされた…そして、最後のカットは…、まさに表情で語れる俳優、藤原竜也だった。



脇役陣も渋い。相沢さんと、温水さんと、岡田くん、出番は少ないけど、みんなキラリと光っていた。おっと、源公こと石橋蓮司さんの好演も忘れちゃいけないね。北大路欣也さんはもう別格。往年の時代劇ファンにはたまらないよね。熟練の殺陣や風格がドラマを引き締める。音楽もまたいいいのだ。六郎の切なさ、時代の混沌さを美しいメロディーが盛り上げる。復讐へ向かう、打楽器の音はまさに和風オレステスを連想した。

源監督も確かホリプロ出身だし、スタッフもホリプロが結集。番宣まで、石井正則さんが出てきたもんね。人材豊富だね、ホリプロさん。
そして、早々とDVDも発売。商売上手ですわ~。このドラマの全てにスタオベを送ります~

「ろくでなし啄木」といい、このドラマといい、今年は良い作品が続く。さて、カイジ2はいかに?

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