オールスター始まる

はっきりいって最近のオールスターは激しく小粒という感じが否めないのは
一流どころがメジャーに流れているからだろう。
初めてオールスターを見た時はものすごいわくわく感があった。夢のオール
スターというのがピッタリ。出場するのは名誉という時代だった。
そのうちシーズンの真ん中でちょっと一休みという感覚も出てきてオールス
ターの存在が薄れた時もあった。
小粒だけどそれなりに楽しいのは選手の表情が笑顔でこちらも楽しくなって
くる。
金本さん、手に入りかけたMVPが最後のところでするりとぬけ落ちてしまった
のは残念だけど、金本・下柳・矢野３選手そろい踏みは感激！

一方、ディープインパクトの賢兄（敢えて）ブラックタイドの引退が発表さ
れていた。スプリングSを勝って後は勝ちに見放されていたが、いつかいつか
と思っていた人は多かったと思う。
ディープの前年若駒ステークスを勝った時は将来性は無限に見えた。
「まだギアを隠してる」という武豊騎手のコメントはしばらくネタにされた。
すぐ下の弟がギアをとってしまったとも言われた。

皐月賞のあとけがで長い間休んだのが残念だった。
ものすごくおおきな期待がかけられたのは雄大な馬格が父を彷彿させたこと
もあったらしい。

小柄であまり見栄えがしなかったすぐ下の弟が次の年に一世を風靡し父サンデ
ーの最高傑作と呼ばれるようになったのは少し皮肉かもしれない。