風の中でダンス

なんでもない毎日をちょっとメモしてみる。

それでも僕はやってない

2006年10月15日 | Weblog
<それでも僕はやってない>

先日、周防正行監督の最新作の完成会見を見て心にずしりと残っていた。
冤罪事件の残酷さは当事者でなければ想像もつかないと思う。それが
痴漢の罪状だったらどうだろう・・・自分の男の家族がそんな目にあったら
どうかして助けなければ!と思う。

何かの誤解で犯人と間違われたかもしれない。完全に相手の被害妄想かも
しれない。実際にあるらしい悪意の女性かもしれない。

昔はセクハラや痴漢にあってもなにも言えなかった。じっと我慢をせざるを得な
いことが多かった。痴漢だ、痴漢かも知れない・・と思っても証拠がないと泣き
寝入り。証拠など、意図的にさわったのか偶然触れたのかもわからないし、まし
てやどの人が犯人かも判断できない。なんとか場所を変えて犯人らしき<ヤツ>
から離れようと頑張った。

そんな腹立たしい思いをしてきたから、しっかり事実を見極めて立証してほしい。
痴漢やセクハラに声を上げられるようになったのはうれしいが、冤罪で逮捕され
本人のみならず家族の人生を狂わされたりした人の苦しみはいかばかりかと思う。
いちど逮捕されたら、無実を認めてもらうのは大変なことらしい。
けれどあってはならないと思う。
映画の公開はまだ先らしいが、話題になってほしい。
真実を叫んでいるのに、聞いてもらえない!などということがあってなならない
と思う。

もしも自分が当事者であったら・・・・こんな怖いことはない。
コメント
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