また 太平洋戦争関連にもどって 上記の本を読む。
21番の本とつながりがある本。
最近の昭和史研究では 「悪の権化の軍部が日本を戦争に引きずりこんだ」
という史観から抜け出し 事実・証拠に基づいた冷静な研究がすすんでいる
とのこと。
それは立派なことであるが
「戦争に進んでしまった原因」の内容を見ると「リーダーシップ不足」「決断力不足」
「セクショナリズム」等 「会社がうまくいかない原因」と同じような内容なものが
並んでいる。 こういったことは 日本だけではなく どこの国にもあると思うのだが
違うのだろうか? 日本が特にひどかったのだろうか?
もし 日本が特にひどかったのならば あと一歩踏み込んで「なぜ日本が特にひどかった
のか?」を解析しないと 単なる悪口に終わってしまっていることになる。