日本史大戦略 Side-B 附 歴史を歩こう協会 ~日本各地の古代・中世史探訪~

『日本史大戦略』のB(Blog)面です。城・館・古墳・古道・官衙・国分寺・神社・寺院・民俗・エミシ・南部氏・後北条氏など

ついに「まさか」のアレをゲットしました。

2016-06-24 21:22:39 | 歴史探訪
 今日は久し振りに大きい現場に行きました。

 ハウスクリーニングの場合、「大きい現場」と言った場合は「大きなお宅を丸ごとお掃除」みたいなケースが多いです。

 今日の現場はうちのお店の業務委託の人のサポートとして行ったので、久し振りに末端作業員として、新人が任されるような仕事をやってきました。

 網戸をすべて外して、庭に洗い場を設置してそこでひたすら網戸を洗う。

 久し振りの網戸洗い、楽しい!

 それと窓を拭いたり、ホコリをはたいたり、棚やタンスを拭いたり、掃除機を掛けたり、いかにも「掃除」っていう感じですね。

 しかしそれでもハードだったので、動きが良かったのは午前中だけで、夕方には結構疲れていました。

 ところで、少し前の記事で、古代に成立した多摩郡が、中世になって多東郡と多西郡に分かれたという話をして、その境界がもしかしたら羽村市域にあるとお話しました。

 「東国を歩く会」の前回の歩きの時にも少し説明しましたが、奥多摩街道に「間坂」という交差点があり、そこを通っている道が境界の可能性があると『羽村町史』に書かれています。

 「間坂」は最初「まさか!」と読むのかと思ったのですが、交差点の看板に「Mazaka」と書かれており、ちょっとガッカリしたということは既述しましたね。

 今日は何と偶然にも、今羽村市内で一番ホットなスポットであるその「間坂」交差点のすぐ近くのお宅にお掃除に行ったのです。

 なのでチョロッと周辺を見てきました。

 本当にチョロッとなので簡単に写真を羅列します。

 奥多摩街道はしょっちゅう走っているのですが、今日初めて、「間坂」の説明板を発見しました。



 江戸期には「あいのさか」と呼ばれていたのです。

 説明板は奥多摩街道沿いにあるのではなく、少し坂を下ったところにあり、そこから坂を見上げるとこんな感じです。



 (※稲用カーが写っていますが、会社に迷惑がかからないようにモザイク処理を施しております)

 そしてこの近くには神社があって、横を通るたびにいつも気になっていたのですが、ついでに行ってみました。

 玉川神社です。





 元は諏訪神社なので、祭神は建御名方(タケミナカタ)なのです。











 そして境内入口にはこんな説明板も有ります。



 なおかつ、古道好きにはたまらないこんな説明も!



 説明板が指し示す、多摩川方向は今はこんな感じ。



 で、反対方向は、奥多摩街道ともう一本の道が分岐しており、もう一方の道が旧道っぽい感じがしますね。



 ハイ、今日はここまで!

 短時間の「超高速羽村史跡探訪」でしたが、たったこれだけでも私はとても幸せな気分になり、時給では計り知れない「プライスレス」なものを私は得ることができているのです。

 さて、明日行けば13日連続出勤が終わります。

 今日は金曜日で、明日は仕事が休みの方も多いと思います。

 私は既に、平日とか休日とか、オンとかオフとか、仕事とか趣味とか、そういった「違い」はもう考えなくなっています。

 渾然一体型人生。

 ただひたすら、その日一日にするべきことをきちんとする。

 一日一日を楽しむ。

 生きたいように生きる。

 自分の死以外にリスクは一つもありません。

 ■本日の音楽

 「New Musik」

 Musik、誤字じゃないですよ。

 私はサカナクションが好きですが、初めてカーラヂオで「MUSIC」を聴いた時、「New Musik」っぽいと感じました。

 昔、一緒にYMOのカヴァーをやっていたドラマーのN田さんのワンルームマンションでNew Musikのアルバム「Warp」を聴いて気に入り、それからかなり経ってからアルバム「From A to B」と「Anywhere」を買いました。

 以下の2曲は、「From A to B」に収録されている曲です。

 「Straight Lines」



 当時、YMOの高橋幸宏が絶賛していたらしいですね。

 「This World Of Water」



 さて、風呂に入ってこよう!
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【青梅ミニ歴史探訪】青梅市新町、ヤバいっス。【銃殺は免れました】

2016-06-18 15:02:38 | 歴史探訪
 先日、テレヴィを見ながら夕飯を食べているときに、母が「都知事の奥さんって若いよね。3度目だってよ」と言ったので、「俺ももしかしたら若いお嫁さんを貰うかも知れないよ、ケケケ」と答えたところ、「あのね、お金をたくさん持ってないと若い子はおじちゃんと結婚してくれないんだよ」と諭されてしまいました。

 ところで一昨日は、お掃除の仕事の見積りで青梅市へ向かいました。

 先日の東国を歩く会で、羽村駅東口にある「まいまいず井戸」を見たのですが、そのときに参加された方から青梅市新町にも大きなのがあるというのを教えていただいたので、昼休みの1時間を使って現地に行ってみたのです。

 と、その前に青梅方面へ新奥多摩街道を走っていると、左手に東京都のものと思われる説明板があることに以前から気付いていました。

 ところが、なかなかそれを読むタイミングがなく、ようやくそれを読むことができました。





 羽村市図書館川崎分室があるところです。

 先日歩いたときに鎌倉街道の説明をしましたが、その位置から近い場所にあります。

 旧川崎村ですね。

 よし、やっと見れた!

 というわけで、「青梅新町の大井戸」へやってきました。



 おー、でかい!



 おや、井戸の底では何者かが銃を構えているぞ。

 銃撃されたらどうしようかとビクビクしながら底に降ります。

 いくら掃除の仕事で身体を鍛えている私でも鉄砲で撃たれたらひとたまりもありません。

 そういえば、この大井戸は先日の五ノ神のように道がらせん状になっておらず、つづら折りで降りるので、正確には「まいまいず」とは言えないかもしれませんね。

 まあでもそんなことはいいです。

 私が底に姿を現すと、銃撃手は少し動揺しているようです。

 とりあえずまた一旦上がって、公園の逆側へ行ってみます。



 説明板がありますが読みづらい・・・



 再度、井戸の底へ向かい改めて戦士の顔を見ると中学生っぽいです。

 あたふたしているので、「俺も昔やってたよ」と声を掛け、少しエアーガンの話をしました。

 私もちょうど中学生の時にエアーガンを何丁か所持しており、昔は雑木林とかたくさんあったので、よくサバイバルゲームをやりました。

 今は鉄砲を自由に撃てる場所がほとんどないので、こういうところで練習しているのでしょうか。

 しかし自主的に軍事調練に励むとは頼もしいです。

 将来、いざとなったときは是非敵の名のある侍首でも取ってきて欲しいですね。

 そうこうしていると、上からもう一名駆け降りてきて、銃を片手に「こんにちは!」と大きな声で挨拶されました。

 挨拶は大事ですよね。

 私も時間が無いですし、先輩の「軍人」である私がいたら緊張しちゃって練習どころじゃなくなると思うので去ります。



 すんごい大井戸を見て興奮が収まらない中、車を走らせるとすぐに大きな鳥居が目に飛び込んできました。



 車は急には止まれないということで、一週ぐるっと走って戻ってきて駐車場に入ります。

 交差点には「御嶽神社」とあったので、その名の通りでしょうか。

 いや、どうも御嶽神社だけでなく、鹽竈神社と天神社もあるようですね。



 境内は意外と広く、駐車スペースも広いです。

 社殿が近づいてきました。



 御嶽神社!









 お!もう二つ社殿があるぞ!



 鹽竈神社!







 でも何でここに鹽竈神社なのでしょうか?

 北野にもありますが、先日訪れたばかりの宮城県の鹽竈神社がどうして多摩にあるのか不思議です。

 もっとも、説明板に書いてある通り、ここの神社は江戸期以降の創建なので、勧請に関しては非常に近代的な理由が感じられます。

 新町天神社!







 こちらは九州の太宰府からの勧請ですか!

 この境内は東北と九州のハイブリッドで良いですねえ。

 もひとつ、新町水神社!





 先日歩いた羽村にも水神社がありましたね。

 こんな感じで、この神社は時代は新しいですが、なぜかとても惹かれるものがあります。

 なんか気持ちがさらに盛り上がってきたぞ!

 もう欲望を抑えることができません。

 異様なテンションで車を走らせ、大山公園にやってきてしまいました。



 稲荷塚です。









 古墳なのか近世の塚なのか、良く分かっていないそうですが、塚マニアにしてみると、このように墳丘が残っているのはとても嬉しいことなのです。

 もう少し時間大丈夫!

 旧吉野家住宅!



 先日見た羽村市郷土博物館の敷地内にある旧下田家住宅よりも大きいですね。





 ここの前の道は車で何度も通っているのですが、寄ったことはありませんでした。

 そもそも少し前までは古民家に興味が無かったのもその原因の一つですが、最近古民家に目覚めてしまったので、どうしても見てみたかった・・・

 駐車場があるか分からなかったので、裏側から入って行って敷地内の裏庭に勝手に停めてしまったのですが、通り沿いに広い駐車場がありました。

 次はこっちに停めよう。

 早速中へ・・・





 格式が高い家らしく、玄関を入ると式台があります。



 こういった家は通常は勝手口から出入りして、大事なお客さんだけが玄関から出入りできるようになっていたと思うのですが違うでしょうか。









 ロフトも有りますよ!



 お蚕様の部屋ですね。

 土間。















 サイド。



 リヤ。



 資料も一杯置いてありますよ!



 おっと、ヤバい!

 見積り行かなきゃ!

 非常に有意義な昼休みを過ごせて、ニコニコしながらお客さんのところのエアコンを見に行きます。

 全部で26台!

 さあ、受注できるかな?

 ちなみに上の青梅市内の4箇所は比較的場所が密集しているので、歩いても軽く回れると思います。

 非常にエキサイティングな地域を見つけてしまったので、青梅市内の他の地域も今後調べてみて、いずれは皆さんと歩いてみたいなあと思っています。

 ■本日の音楽

 「JAPAN」です。

 「Quiet Life」



 私が19歳から20歳まで勤めたシステム会社の上司のYさん(当時20代後半)は、ヴォーカルのデヴィッド・シルヴィアンの大ファンでした。

 その会社は千葉県浦安市にあったのですが、ある日、西船橋駅から乗る東西線がストか何かで止まってしまったのです。

 西船橋まで行って、構内でどうしようかと思っていたところ、バッタリYさんと会って、タクシーでも使えば良いのに、私は「歩いて行きましょうか」と誘い、むりくりヒールを穿いたYさんを引き連れ、浦安まで歩いてしまいました。

 2時間以上歩いた記憶があるのですが、今調べてみたら、西船橋駅から会社まで何と8.5km・・・

 仕事前に何してるんだか・・・

 しかも浦安駅に近くなった頃には電車が走っているのが見えましたからね。

 こんなサディスティックな私でしたが(ですが)、Yさんは機嫌を損ねるわけでもなく、その後もとても優しかったです。

 「Methods Of Dance」



 おー、土屋正巳さん!

 スミレセプテンバーラヴ!

 フレットレスベースを弾くミック・カーンが管楽器も吹けたことがJAPANの音楽性の幅を広げましたね。

 この後、ドラムのスティーヴ・ジャンセンはYMOの高橋幸宏ともユニットを組みました。

 ところで、JAPANってヴィジュアル系の走りなんでしょうか?
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【東国を歩く会 第5回歩く日 玉川上水その1】梅雨の晴れ間に無事催行【全員途中リタイヤ!?】

2016-06-13 21:59:36 | 歴史探訪
 昨日は東国を歩く会の「第5回歩く日」として、玉川上水沿いを歩きました。

 簡単で恐縮ですが、その様子をダイジェストでお伝えします。


*       *       *



 梅雨なので例え雨であっても歩こうと思っていたのですが、朝起きて外を見ると、普通に晴れています。

 よし!

 いつものようにヤマセミさんと高尾駅で待ち合わせ、立川経由で8時25分に羽村駅に到着しました。



 青梅方面の直線線路。



 我々は主催者なので、マナーとしてみんなより早く待ち合わせの場所へ行きます。

 電車の本数が少ないので遅刻する人もいるかなと思っていたのですが、さすが皆さん、約束の時刻の9時には全員揃いました。

 まず最初は羽村駅の東口に降ります。



 駅前にある五ノ神社境内には今は珍しいまいまいず井戸があるのです。



 武蔵野台地は地質の関係で普通の井戸を掘るのが難しかったので、ある程度らせん状に掘りこめて行ったあとに井戸を掘ります。

 それがまさしく、「まいまい」、つまりカタツムリに似ているため、まいまいず井戸と呼んでいます。

 すでに鎌倉時代にはこの手法ができていました。

 ここで私が「多分これだけ立派に残っているのはあまりないと思います」といい加減なことを言ってしまったので、ふみこさんが青梅や埼玉にあるまいまいず井戸について補足説明をしてくれました。

 ガイドの私より詳しくても全然OK!

 助かります!



 つづいてまた駅へ戻り、今度は西口へ。

 じつはこの辺りは私は掃除の仕事でしょっちゅう来ていて、定期的に来る現場も多いのです。

 なのでせっかくの機会ですので、同じ職場で事務方をやっているあゆみちゃんにこの近くにある現場の場所を教えます(しかもこの後も、しつこく教え続けます・・・)。

 あ、公私混同が甚だしいでしょうか?

 それだけ私は職場のことを大事に思っているのですよ。

 さて、鎌倉街道の説明板の前でまず私が羽村の地形について説明し、つぎにヤマセミさんが鎌倉街道について説明します。



 もちろん正確には「鎌倉街道」ではなく、「鎌倉道」ですね。



 次に「馬の水飲み場跡」というロックでも水でも割っていないようなストレートな名称の場所へ来ました。



 そしてその上にある稲荷神社へ行きます。

 なんか凄く立派な社殿でみなさん驚いています。



 稲荷神社の西側には古い墓地があって非常に気になります。

 墓石を見ながらみんなで「あーだこーだ」言っていますが、こういう対象物で意見を出し合えるって楽しいですね。

 さすが皆さん、マニアです。

 ここからは羽村崖線を降りて、段丘を一段下がります。

 多摩川上水沿いにある玉川水神社。



 そして陣屋の門。



 私は「門マニア」なのでこういうの好きです。

 ちょうど地元の方らしき人たちがいて少し話を聞かせていただくことができました。

 さて、いよいよ本日のテーマである玉川上水です。

 ここ羽村から多摩川を分水して上水として都心へ向けて流しているのです。











 ヤマセミさんが手書きのイラストを見せながら堰の構造について説明します。



 私はこういったアーキテクチャーは苦手なんですが、さすがヤマセミさんですね、わずかな予習時間だったのにもかかわらずしっかりと説明ができていて、正直ビックリしました。

 東国を歩く会の皆さんは私やヤマセミさんが説明するときは、ギュッと密集して真剣に聴いてくれるので素晴らしいなあと思っています。



 実はこの公園の横の奥多摩街道は、掃除の仕事の関係で軽く100回以上は車で走っていますが、駐車場が無いためにここには来たことが無かったのです。



 いやー、とても雰囲気の良い公園ですね。

 ここからは上水沿いの遊歩道を歩きます。

 こういう散歩は皆さん大好きのようです。

 しばらく歩くと上水から少し離れて児魂神社に来ました。



 この近辺には大石氏の館があったと伝わっているのです。



 遺構は皆無です。



 また上水へ戻り、旧堀と呼ばれる、初期の上水跡を見ます。



 だいぶ地形が崩れたり埋まったりしていますが、堀跡が明瞭に残っていますね。

 「堀」と聴くと城跡でなくても喜ぶ人たち。

 しばらく上水を眺めます。



 「わー、きれい♡」という声が複数聞こえてきます。



 ここからはしばらく上水を離れます。

 住宅街を歩き、田村家にある「穀箱」に来ました。

 穀箱というのは飢饉に備えて穀物を備えておく箱です。

 ちょうどよく田村家の方がお見えになって、ご親切に説明をしてくださいました。



 こういった箱はこの辺りにはいくつかあったらしいのですが、年代がはっきり分かっているのはここだけで、それで福生市指定有形民俗文化財に指定されているとのことです。

 ちなみにその年代とは天保11年(1840)。

 いみじくもさくみやさんが「天保の大飢饉」とつぶやきましたが、天保11年というと飢饉が落ち着いて数年後でしょうか。

 この箱は不心得ものが勝手に開けて中身を持っていかないように、からくり箱になってるんですよ。

 パズルのように板が組み合わさっていて、知らない人は開けられないのです。

 丁寧な説明に感謝した後は、ランチです。

 丸亀製麺とガストがあるので分散して食事をします。

 我が「東国を歩く会」が他のこういった会と違うのは、昼からビールを飲むことです!

 「ビール飲みたい」という声が複数上がり、私はヒラさん・ふみちゃん・S源寺さんとテーブルに座り、昼間から「幸せの黄色い水」を喉に流し込んでご満悦。



 ちなみにこの4人で一番酒が弱いのは私ですよ。

 ほ、本当です!

 向こうの席ではあゆみちゃんたちも飲んでいるようですが、彼女は私の職場の中ではかなりイケる方だと思いますよ。

 まあ、男連中がだらしないからね。

 実は私は昨日の夜、掃除の先輩で今は国家権力で働いているA村さん主催の飲み会に出席し、中生を10杯ほど飲んでいるのです。

 もちろんビールだけなので二日酔いもしないし、今日は普通に動けてますよ。

 昨日あれだけ飲んでも、やっぱり歩くとビールが飲みたくなるんですねえ。

 外に出ると、丸亀製麺に入ったヤマセミさんとさくみやさんが待っていて、「えー、ビール飲んだの?ずるいなあ」と言っています。

 丸亀製麺にはビールが無いんですよね。

 ちなみにここの丸亀製麺では、一時期現場の関係で週に1回は食べていました。

 それでは午後の部開始です。

 やってきたのは清巖寺(せいがんじ)。



 1400年前後に創建された臨済宗のお寺で、この辺りではもっとも古いのではないでしょうか。



 この辺りは珍しく臨済宗のお寺が多いのです。

 ふみこさんの話によると、建長寺の偉いお坊さんがこちらに来てお寺を立てたそうなので、その辺の話を今後掘り下げて調べたい。



 ひきつづき住宅街を歩きます。

 公園に寄ると奇妙な看板が!



 くだらなくて良いね。

 面白がってみんなスマホやカメラを構え、さくみやさんが「犬が人を飼ってんだよ」とボソッと一言。

 お花が綺麗な路地に侵入。





 つづいてハケの下の雰囲気の良い道に出ました。

 なんと滝もあるのです!



 「縞屋の滝」。

 た、滝ですよ!

 なかなか良い道なので調子に乗ってズンズン歩いていくと、気づけば当初予定していたルートから大きく外れてしまいました。

 なので、遠回りして「水喰土(みずくらいど)公園」に到着です。



 多摩川上水はわずか7カ月で42キロほども掘ってしまったと言われているのですが、その間、2度失敗しています。

 ここは2度目の失敗の堀跡で、幕府に対しては「地面を掘ったら砂が水を吸い込んでしまってここに堀を作るのは無理です」みたいな報告を上げたようですが、どうやら単純にルートを間違っちゃったりしたのをそのまま幕府に報告すると死刑になるので、そういう言い訳をしたというのが真相だと思っても良いかなあと思います。

 先ほども堀跡を見ましたが、ここでもS源寺さんが先頭切って堀底に向かってダッシュし、それを追いかけた私と二人で「堀底一番乗り」を果たしました。



 城でなくても堀を見ると堀底に降りたくなる!

 ある種の変態でしょうか。

 我々に続いて皆さんも堀底を歩いてきます。

 暫く見学して堀から上がるとネコちんの鳴き声がしました。

 そういえば今日は猫の写真を一枚も撮っていません。

 つまり「ノー・ネコ・デー」、「NND」なわけです。

 あれ、ネコだったらCATじゃないの?と思われるかも知れませんが、NEKOで良いんです。

 「じゃあ、次へ行きましょう」と言って人数を確認すると、さきほど堀底で写真を撮っていたヤマセミさんの姿が見当たりません。

 おそらく、堀底に吸い込まれてしまったのでしょう。

 私が「人喰土(ひとくらいど)」と言ってしまったために、皆さんを恐怖のどん底に陥れてしまったようです。

 でもヤマセミさんは財布を無くしても必ず戻ってくると言う強運の持ち主ですので、本体もきちんと戻ってきました。

 さて、ここまで歩いて実はまだ予定の3分の1なのです!

 なんてこった!

 時刻は15時20分。

 走らない限り無理ですね。

 これ以降をマラソン大会にしてしまうのは不本意ですので、今日はもう拝島で終わりにしましょうと宣言し、拝島駅へ向かいます。

 こういう柔軟なところが「東国を歩く会」の良いところだと思いますが、ただ単に早く酒が飲みたいという皆さんの無言の訴えを私が察知しただけです。

 久し振りに玉川上水!



 忘れてませんか、今日はこれがテーマだったんですよ!

 拝島駅の近くには日光街道が走っていて、日光橋があります。

 古いレンガもまだ残っているようです。



 拝島駅!



 15時50分、今日はこれで「歩く部」が終了です。

 本日参加いただいた方々(五十音順)。

 ・あゆみちゃん
 ・いとうさん
 ・いなもち
 ・S源寺さん
 ・おおもりさん
 ・きしもとさん
 ・こばやしさん
 ・さくみやさん
 ・しげるさん
 ・スーさん
 ・ヒラさん
 ・ふみこさん
 ・ふみちゃん
 ・makotoさん
 ・ヤマセミさん

 以上、15名!

 全員リピーターです。

 そして何と、女の子が5名も参加されています。

 参加されたみなさん、今回もありがとうございました。

 今回は今まででもっともダラけた歩きになってしまいましたが、それでも万歩計は軽く2万歩を超えていますね。

 これに懲りず、また次回以降もお時間がありましたらぜひご参加ください。


*       *       *



 次は「飲む部」です。

 時刻はまだ16時。

 駅前の「魚民」に行ってみると、外の掲示にはオープンは17時からと書いてあります。

 でもなぜかドアのところに「15時から19時、飲み放題888円」と書いたポスターが貼ってあります。

 どういうことだろう?

 店に入って声を掛けると店長さんが出てきて、「15時からってポスターに書いてあるんですけど、入れます?」と言うと、少し困った表情をしましたが、「まだフライヤーの準備ができていないので出せるものが限られてしまいますが、それでも良ければ・・・」と言って、入れてもらえました。

 どうやらまだ店長さんしか出勤していないようですが、それでも店長さんは嫌な顔をせずに、フルに働いてビールやつまみを迅速に出してくれました。

 ありがたい!



 3時間の飲み放題コースで3,500円(税込)。

 良いねえ!



 「飲む部」に参加された方は、

 ・いとうさん
 ・いなもち
 ・S源寺さん
 ・きしもとさん
 ・さくみやさん
 ・スーさん
 ・ヒラさん
 ・ふみちゃん
 ・ヤマセミさん

 以上、9名。

 いやー、みんな飲む飲む。

 私なんか昨日の影響で今日はあまり飲めないです。

 でも私はこうやって一番端の席に座ってみなさんが楽しそうに飲んだり話したりしているのを眺めるのが好きなのです。

 私のような非力な人間でも、仲間が楽しく談笑できる場を設けることができているのは、とてつもない幸せなことだと思っています。

 さて、約束の3時間が経過し、店を出ます。

 でもまだ19時です!

 これから本来のゴールであった玉川上水駅まで蛍を見ながら歩いて行こうという凄まじい意見も出ましたが、私にはそんな余力はありません。

 魚民の近くに凄く気になるラーメン屋があって、いとうさんが「稲用さんがいくなら僕も行きますよ」と誘ってくれたのですが、何と!財布にはもう300円しかありません!

 マジでラーメン食べたいですが諦めます・・・

 ここで各々の方向に散っていきます。

 上のメンバーのうち、八高線で八王子へ向かったのは、ふみちゃん・いとうさん以外の7名。

 八王子駅に着くと、そこでスーさんが「酔っ払っちゃた!」と嬉しそうに言いながら帰宅してきました。

 で、6名となり中央線の高尾行きに乗り込みます。

 なぜ田無のヒラさんや昭島のS源寺さんも高尾へ向かっているのか?

 それはもちろん、たかお食堂へ行くためです。

 というわけで、

 ・いなもち
 ・S源寺さん
 ・きしもとさん
 ・さくみやさん
 ・ヒラさん
 ・ヤマセミさん
 
 の6人でたかお食堂へ入りました。

 運良くテーブルが2つ空いており、6人座ることができました。

 ヒラさんが大きめのグラス6個に黒霧島(芋焼酎)を並々と注ぎます。

 みんな、まだ行くのか!!





 そしてたかお食堂で22時まで飲み、「飲む部」も終了しました。

 拝島から高尾までの移動時間を含めると、「飲む部」は6時間。

 一方、「歩く部」は昼食の時間を含めると7時間。

 ほぼ拮抗していますね。

 「東国を歩く会」の正体は、実は「東国で飲む会」なのかもしれませんが、今後新しく入ってくる方に向けて誤解が無いように言っておきますと、飲めなくても全然大丈夫です。

 「歩く部」だけを楽しんで帰られる方も多いです。

 なので、もし興味のある方がおられましたら、ぜひ私やヤマセミさん、そしてもちろん他のメンバーでもいいので、声を掛けてみてください。

 皆さん、お疲れ様でした!

 【次回以降の予定】

 7月・8月は猛暑のため冷房の効いた室内で講座をやろうかと思っています。

 ちょっと硬い内容ですが、「歴史の調べ方講座」をやろうと思っていますので、もし興味のある方はお知らせください。

 パソコンやスマホで便利なサイトや無料で資料を読めるサイトを使ったり、図書館を利用したりしながら歴史を調べる方法を講義したいと思っています。

 スマホの使い方に関しては、スマホを持っていない私には何かを言う資格は無いのでヤマセミさんに任せるとしても、便利なサイトは沢山知っており、それはスマホでも見れます。

 もし参加したいと言う方が3名以上集まったら催行します。

 日時は未定ですが、7月か8月の日曜日になると思います。

 参加人数が少ない場合は、全員に希望日を聴いた上で決めたいと思います。

 そして、「第6回歩く日」は、予告通り9月11日(日)府中を歩き、サントリーのビール工場も見学します。

 「第7回歩く日」は未定ですが多分玉川上水の続きで、「第8回歩く日」は11月6日(日)に紅葉の高尾山を歩きます。

 このときはあまり歴史の話は出てこないので、むしろ山歩きが好きな方に楽しめる内容になると思います。

 それ以降、冬になったらいよいよ山城シーズンですよ!

 以上、興味がありましたらご連絡ください!
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高尾幕府政所別当は孝行息子なのだ/Siouxsie And The Banshees

2016-06-04 18:34:13 | 雑談
 今日は午前中でお掃除が終わったので、帰り際に1000円カットに寄ってサッパリして、高尾幕府に帰着するなり、エアコンの掃除を開始しました。

 高尾幕府は何の変哲もない小ちゃい4LDKの一軒家の2階にあって、3つの区画からなり、それぞれにエアコンが付いています。

 とりあえず、一番使用頻度の高い政所(まんどころ)のエアコンをやることにします。

 えー、こんなところやるのー?



 私はたくさんエアコンの掃除をやっていますが、これはあまり作業条件が良くないですね。

 でも大丈夫なんです。

 脚立さえ立てられれば(もしくは家具などに乗っかってエアコンの天井部分が触れれば)サービスができるのです。

 ポリで周辺の養生をします。



 慣れないうちは水をバシャーッとかやっちゃってお客さんの家で洪水を発生させたこともありますが、今はこれくらいやっておけばパソコンだって本棚だって大丈夫です。

 送風口を覗いてみましょう。



 うーん、それほどでもないですね。

 では裸にします。



 ちなみに私も上半身裸で作業をしています。

 よく暑い現場に行くと、仲間に冗談で「裸で作業したいよね」とか話すのですが、今日は念願かなって裸で作業ができています。

 これぞ肉体労働者!

 なお、業者によっては上の状態よりさらに分解するところもありますが、我がDeathK!Nではここどまりです。

 おそらく、スピードと綺麗さと故障のリスクを鑑みて今のやり方に落ち着いたのではないかと思います。

 では本体の養生です。



 クイック&イージー。



 アルミフィン(前面の銀色の部分)に優しい専用洗剤をアルミフィンや送風口とその奥のファンに吹きかけたら、高圧洗浄機をセットします。



 本当はDeathK!Nで使っているマシンが欲しかったのですが、私はいっちばん安いやつを買いました。

 そうしたらですね、操作性があまり良くないのです。

 もう1万円出して同じの買えばよかった・・・

 と、使うたびに思いますが、愚痴はこの辺でやめてさっさと洗っちゃいましょう。

 あれ?やっぱりあまり汚れていない・・・



 何かつまらないなあと思い、幕府を出て下の階に行き、母の部屋のエアコンを見てみました。

 そしたら、まあ凄い汚れ。

 これでは健康を害する、と思った私はここで一つ親孝行をしようと思い立ちました。

 カバーを外します。



 さきほどのエアコンと比べても分かる通り、こちらは物凄くホコリが付着していますね。

 母は、「もうこのエアコンは冷えないからそろそろ新しいの買わなきゃね」とか言っていますが、これじゃ冷えなくて当たり前です。

 そして送風口も・・・



 カビ・・・

 カビカビ。

 はい、それで綺麗にした結果、こちらの汚水はこんな感じでした。



 これは私の経験上、MAXレヴェルの汚れです。

 綺麗にして冷房を付けてみると、それはそれは爽やかな風が出てきて良く冷えます。

 「ホントだ。掃除すると冷えるんだねえ。イヤな匂いもしない」と、母の感想。

 これで寿命が10年延びたはずです。

 そんなわけで、政所に戻り、掃除したての爽やかな空気の下でブログを書いています。

 料理をする人は分かると思いますが、自分で料理をしたのを食べるのって格別ですよね。

 それと同じで、自分で綺麗にしたエアコンの冷たい風を浴びるのってとても気持ちが良いのです。

 エアコンが冷えない!とか、匂いが!とか、普通に汚い!などでお困りでしたら私を呼んでくださいね。

 ところで、話は全然変わりますが、昨日カーラヂオを聴いていたら、どこかで聴いたことのある曲が流れてきて、演奏は私が聴いていたアーティストとは違うのですが曲は一緒でした。

 しばらく「あれー、何だっけ・・・」と運転しながら考えていたのですが、数分後に思い出しました。

 「スージー・アンド・ザ・バンシーズだ!」

 今から24年くらい前に、会社の同僚からSiouxsie And The Bansheesが他のアーティストのカヴァーをしたアルバムを借りたことがあり、ラヂオから流れてきた曲はそれに収録されている「The Passenger」だったのでした。

 思い出すと聴きたくなりますよね。

 でも昔借りたCDはDATにコピーしておいたので今は聴けません。

 しかし今はYouTubeがある!

 見つけました!



 そしてもう一曲、KRAFTWERKの「Hall Of Mirrors」のカヴァーも俊逸でしたがそれもありました。



 いやー、良いねえ。

 「Spellbound」



 「Happy House」



 「Face To Face」



 「Israel」



 さて、19時からはたかお食堂に行って、ヤマセミさんと「飲み会議」をしてきます。
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【東国を歩く会「第5回歩く日 玉川上水 その1」】羽村市郷土博物館【天守閣より農家の家だね!】

2016-06-03 20:47:51 | 歴史探訪
 気が付けば今日で連続出勤7日目です。

 でも、明日行けば日曜日は休みですよ。

 明日は午前中で終わりなので、家に帰ってきたら高尾幕府政所のエアコンを掃除しようと思っています。

 最近は毎日のようにエアコンを掃除していますが、政所のエアコンはその匂いからしてかなりヤバそうです。

 さて、今日は非常に飲食物に恵まれた日でした。

 私は缶ジュースを買うのにも躊躇するほどにワーキングプアッてるわけですが、午前中のお客さんによく冷えた缶コーヒーをいただきました。

 ちょうど喉が渇いていたグッドタイミングで、久し振りの缶コーヒーはとても美味しかったです。

 そして移動中にカーラヂオを聴いているとタイ料理の店の話をしていて、「あー、タイ料理食べたいなあ。でも高くて食べられないなあ・・・」と、ココナッツミルクの効いたカレーの味を思い出しつつ我が身の境遇を自嘲していたのですが、業後に松屋に寄ってみると、何と!グリーンカレーをやってるじゃないですか!



 料理の写真を撮るのを忘れたので上記のポスターをお見せしますが、650円で今ならご飯大盛り無料!そして、松屋は小ジョッキの生ビールが150円なので、廉価で念願のタイ料理(注意:松屋はあくまで「タイ風」としています)を食べることができて嬉しかったのです。

 さらにこのカレーには、松屋らしく味噌汁が付いているのです。

 グリーンカレーに味噌汁という組み合わせは普通の人では考えないと思いますが、そこはさすが松屋ですね。

 ちなみにカレーと味噌汁って意外と合うんですよ。

 私はかなり前に松屋がカレーを出した時から、しょっちゅう松屋のカレーは食べているのですが、多分生まれて初めてカレーと味噌汁という組み合わせを食べたのは松屋です。

 辛いカレーを食べて舌が少しヒリヒリしている状態で飲む味噌汁はまた格別ですよ。

 そして松屋らしい工夫の一つが、ご飯にガーリックチップ(乾燥かフライか?)が乗っかっている点です。

 カレーに甘いニンニクが非常に合う!

 もちろん、普通のグリーンカレーと違って、皿に入っているものは全部食べられますよ。

 多分、松屋で普通のグリーンカレーのように食べられないものを皿に入れたら、よく知らない人からのクレームが嵐のように来ると想定できますから、賢い選択だと思います。

 このグリーンカレーはかなりお薦めなので、私のように日頃から財布の中身を見てスリルを味わう生活をしているエスニック好きの方はぜひ食べてみてください。

 ところで、今週の火曜日は、昼休みに羽村市郷土博物館にチョロッと寄ってみました。

 今度の「東国を歩く会」での玉川上水歩きの際に、ルートに組み込むかどうかでヤマセミさんが下見に行ったところ、見合わせたいという意見だったので、自分の目でクオリティを確かめに行ったわけです。

 博物館に入る前に多摩川の土手に上がってみると、川原に何やら木造の築造物があります。





 博物館に入ります。



 入館は無料ですよ。

 館内は写真撮影はOKですが、ブログへの掲載は正規の手続きが必要なので、今日は写真を載せません。

 展示は以下の4つが柱となっています。

 1.多摩川とともに

 2.玉川上水をまもる

 3.農村から都市へ

 4.中里介山の世界

 1番は、考古遺物や中世の板碑などの展示です。

 羽村市内にはそれほど著名な遺跡はないので小ぢんまりとした展示ですが、羽村の地形の説明や「まいまいず井戸」のジオラマは良いですねえ。

 つぎに2番は、玉川上水の羽村堰のジオラマや実物大の水門などが展示しており、さすが羽村市だけあって、玉川上水についての説明には力が入っていますね。

 大変分かり易く説明がなされています。

 そして3番は、養蚕の展示や近代の話です。

 「お蚕様」は虫が苦手な人にはダメかも・・・

 最後の4番は、「大菩薩峠」を書いた羽村出身の作家中里介山についての展示です。

 館内の展示は大体こんな感じで、こういった施設が大好きな私としてはかなり楽しめる内容でした。

 でも面白いものは屋外にもありました!

 赤門。





 そして旧下田家住宅。





 古代・中世が大好きな私ですが、どういうわけか最近はこういった古民家にも興味が出てきてしまっています。

 私は城マニアであっても、門以外の城の建造物にはそれほど興味が無いのですが、そういった支配者階級の住んだ天守閣より、一般人の住居の方が面白く感じます。

 中に入ると囲炉裏で火を炊いており、火の番の方がいらっしゃいました。

 その方にいろいろ質問してみます。

 博物館の開館日は毎日火を燃して、虫が付かないようにしているそうですよ。

 こちらは博物館の館内でないので写真掲載はOKでしょう(多分・・・)。

 旧下田家住宅は江戸末期の建築で、間取りは2LDK、床面積(土間を含め)は95平米くらいだそうです。

 95平米の2LDKって、現代の我々からすると結構広々としていると思いますがいかがでしょうか。

 でも夫婦以外に子供がいるとちょっと狭いでしょうかね。

 こちらは畳の8帖と、奥に見えるのはもう少し狭い部屋です。



 畳が今風の畳じゃないんですよ。

 手前の部屋は床の間もあってお客さんが来た時に通す特別な部屋だったのでしょうか。

 もしくは家で一番偉いお父さんの部屋とか・・・

 ちなみに畳って戦前くらいまでは、引越しの際には持って移動だったのですよ。

 今は「和室」という名で入居時に最初から畳が敷いてあるのが普通ですが、以前は家具扱いだったんですね。

 そしてさらにルーツをさかのぼると、今みたいな硬い畳ができたのは近世になってからです。

 ですから、テレヴィドラマで戦国物をやるとたまに偉い大名の居城に畳が敷いてあったりしていますが、もしかすると時代的にあれは微妙かもしれません。

 それ以前は、ムシロを複数枚重ねたもので、ふわふわしていたそうです。

 そういったふわふわの畳はすでに奈良・平安の貴族や天皇の住まいにはありましたが、あくまでも「敷物」扱いで、座るときだけ下に敷くという形態です。

 畳の原型は『日本書紀』にも記述があります。

 スイマセン、畳についてちょっと蘊蓄を語ってしまいましたが、出典は『道具が語る生活史』(小泉和子著)です。

 最近は生活道具の歴史にも異様に興味が湧いてしまい、その中にはもちろん清掃道具も含まれています。

 このブログにも書きましたが、先日訪れた飯能市の博物館で見た林業の展示も鉈などの道具類の展示が面白かった。

 あ、「お部屋拝見」に戻ります。

 ちょっと広めのLDK。



 リヴィングの屋根は煤けています。



 キッチンは今流行りの土間となっております。



 もちろん奥様が喜ぶシステムキッチンです。



 ご亭主様も出勤前に川から水を汲んで来て水がめに貯めておけば、奥様もお喜びになってその日の夕飯はきっといつもよりも一品多いことと存じます。

 そしてロフトにはお蚕様の部屋もありますよ!

 私の住まう八王子市は少し前までは絹織物で有名でしたが、実は多摩地域においては羽村が養蚕の先進地域で、羽村から八王子や青梅に伝播したそうです。

 現在の羽村市域には昔は7つくらいの製糸工場があったそうで、その辺の歴史も知りたくなりました。

 バスルームはこちら。



 水垢がこびりついて汚くなるバスタブなんてものはありません!

 さらにこれだけ風通しが良ければあの凶悪なカビなぞも生えないことでしょう。

 ハウスクリーニングの業者に掃除を依頼して17,280円を払う必要は生じませんね。

 いかがでしょうか。

 これが江戸時代の平均的な農家のお宅です。

 こちらのモデルルームを気に入った方はぜひ当不動産までお問い合わせください。

 ・・・スミマセン、話の筋が良く分からなくなってきたので元に戻します。

 こんな感じで私的にはとても楽しめる博物館なのですが、私自身の目で確認する前にヤマセミさんの提案を受け入れてしまったので、残念ながら今回の玉川上水歩きのコースから外します!

 今回は玉川上水沿いをひたすら歩きますよ!

 というわけで、東国を歩く会の「第5回歩く日」については、

 9:00 羽村駅改札出たところ集合!

 で、ゴールはモノレールの玉川上水駅、そして打上げは立川まで移動してやる予定です。

 だいたいこんな感じで憶えておいてください。

 今回の参加者は全員リピーターさんですので、もう細かい説明はしません。

 町歩き中心なので、ウォーキング用の靴で大丈夫です。

 もう梅雨なので雨の可能性もありますが、シトシト降っているくらいでしたら催行します。

 なお、募集に関しては、前回を開催した直後に応募が殺到してすでに締め切らせていただいていますので参加をご検討されていた方には申し訳ありません。

 ※酒蔵見学を検討していましたが、次回以降の別コースに組み込むことにしましたので残念ながら今回は無いの。
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