日本史大戦略 ~日本各地の古代・中世史探訪~

列島各地の遺跡に突如出現する「現地講師」稲用章のブログです。

西条酒蔵通り|広島県東広島市 【安芸・備後古代史探訪 ⑦】

2019-07-04 10:38:51 | 歴史探訪
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 府中町の歴史探訪を終え、つづいて東広島市へ向かいます。

 ナヴィに脳内を支配されながら安芸国分寺跡を目指していると、妙な一画に紛れ込んでしまいました。

 何だろう?

 なんか江戸ティックだな。

 車から降りて確認しに行きます。



 ほー、江戸期の本陣跡だ。



 旧西国街道の西条四日市宿とありますが、江戸時代の西国街道ですね。

 「酒都西条 酒蔵通り」とある通り、酒蔵がいくつもあります。



 ちゃんと松尾神社もありますね。

 ところで、これは私の印象ですが、東京の居酒屋では東北や新潟の日本酒はたくさん並んでいますが、中国地方のお酒はあまり見ないような気がします。

 ここ数年、山口の獺祭が有名になりましたが、個人的には印象が浅いのです。

 ただ、以前福岡で飲んだ時にお店のマスターが「福岡の人は山口や広島の酒を飲みますよ」と言っていたので、西日本ではポピュラーなわけで、「ところ変われば」で面白いですね。

 今はいつもカツカツ&キツキツの旅ばかりしていますが、将来はもっとゆっくりと日本酒や焼酎を飲みながら旅をしてみたいものです。

 ※帰宅後知りましたが、「西条酒蔵通り」は「日本の20世紀遺産」に選定されているんですね。

 素敵な一画なので散策してみたいですが、安芸国分寺跡が優先です。



 説明板に書かれている通り、門は当時の物ではなく復元です。



 酒蔵には煙突がありますね。



 そういえば、光栄の「三国志」で袁術をプレイしたときは、紀霊将軍はとても頼りになりましたなあ。

 しかしそれよりも、私と同世代ではこちらの方が有名でしょう。

 すなわち、赤、緑、青、群青色・・・





 時刻はちょうどお昼です。

 安芸国分寺跡へ急ぎましょう。

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